何もかもが滑稽

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映画、漫画、アニメなどが好きで、その事についての感想、思ったことなどを書いています。 それ以外の事も時々書きます。

漫画「サイケまたしても」感想 能力者バトルの描き方が秀逸

どうもきいつです




福地翼さん作の漫画「サイケまたしても」
福地さんが得意とするのは、「うえきの法則」「アナグルモール」などの能力者バトル漫画
今、連載中の「サイケまたしても」も能力者バトルです



福地さんの漫画の特徴は、あまり強くない能力を持ったキャラクターが
いろいろ工夫して強い敵に立ち向かう
そういうパターンが多いですね

 

それと、登場人物の性格はわかりやすくてポップなものが多いですし
ギャグシーンなんかもセンスがあると思います

 

絵はあんまり安定していないです
1つの漫画の中だけでもコロコロ絵柄が変わったりします
でも、結構個性的で魅力のある画風だと思います



この「サイケまたしても」も今までの漫画と同じような感じですね

 

この漫画が面白いのは、主人公サイケの能力ですね
サイケの能力は、モグラ池という池に飛び込み溺れ死ぬことで、その日をもう1度最初からやり直せる
という能力です

 

こういうループものの設定は昔から使い古されているような設定ですが
能力バトルの1つの能力として登場させるのは新しいと思います

 

1巻はまだバトルが始まらず
幼馴染の女の子を交通事故で死んでしまうのを防ぐために、その日を繰り返します
これは、ループものでよくあるやつですよね
これで能力の説明するわけです




2巻からバトルが始まります
このバトルが面白いんですよね
この能力なんでもありの最強能力に思えますが
サイケは戦闘能力が全く無い普通の高校生です

 

だから、1回や2回やり直したくらいでは勝てないんですよ
それで、何十回とやり直して敵の弱点や行動パターンを把握して戦うんですよ
その過程が面白い

 

たまに、その過程の部分を飛ばして戦いが始まるパターンもあって
その時は読者側も意表を突かれるのが良いですね



主人公の能力だけでなく、他のキャラの能力もルールがいろいろあるので
能力者同士の駆け引きなんかも見てて面白いですね




ストーリーは、ヒーローに憧れる主人公が、周りの人や仲間たちのために戦う
っといったシンプルなものです
少年漫画らしくて読みやすい内容です

 

能力者と普通の人間との相容れなさ、みたいなX-MEN的なテーマも盛り込められています




この漫画、少年漫画、能力バトル漫画としてとても面白い作品だと思います
現在、週刊少年サンデーで連載中です





サイケまたしても 1 (1) (少年サンデーコミックス)