何もかもが滑稽

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映画、漫画、アニメなどが好きで、その事についての感想、思ったことなどを書いています。 それ以外の事も時々書きます。

映画「崖っぷちの男」感想 ツッコミどころは多々あるが 最低限は楽しめる

どうもきいつです




映画「崖っぷちの男」観ました
コメディーっぽいタイトルですが
サスペンス映画です

 

なんとなく観てみました
タイトルが目に留まったので


これがなかなか楽しい映画でした
結構ハラハラドキドキさせられました



設定も面白いと思いました

主人公はビルの上から飛び降り自殺をしようとします
でも、それは自分の無実の罪を晴らすためのパフォーマンスで
自分に注目を集めている隙に
仲間たちが隣のビルに忍び込み無罪の証拠を盗み出そうとする

といった内容です


ビルの上で自分に注目を集めている主人公のパートと
証拠を盗み出そうとする仲間たちのパート
それを同時進行で描いているという構成です

仲間たちの潜入シーンは、ミッションインポッシブルっぽい雰囲気で
楽しめましたし

主人公が仲間との通信を悟られないように指示を出すところは
アンジャッシュのコントみたいで面白かったです

アクションシーンなんかも良かったと思います

全体に楽しめる要素はたくさんありました



でも、ツッコミどころが多いっていうのも否めない作品ですね

最初は、作りこまれた計画を頭を使いながら実行していく様が面白いんですが
途中からはただの運任せになってしまってて
しかも、それが全部都合よく上手くいくんですよ
そういうのはちょっと萎えますね

他には、証拠であるダイヤモンドを隠し金庫に入れている悪役が
ダイヤモンドが無事かどうか金庫を開けて確認します
その後、ダイヤモンドを自分の懐に入れて持ち歩くんです

いや、そこは顔認証やらパスワードやらでセキュリティバッチリの金庫の中の方が安全じゃない?
狙われてるんですよ そのダイヤモンド


主人公が濡れ衣着せられた理由もいまいちわからなかったり

野次馬たちが主人公の思うとおりに動いてくれたり

1番、何これ? って思ったのが
実は主人公の父親は生きてました
ってオチですね

別に死んでて良かったでしょ


ただ、そういうのを力技でねじ伏せて
最後まで一気に駆け抜けたって印象ですね

特に終盤はホントに力技でしたよ

だからこそ楽しめたんですかね



なかなか変なバランスの映画ですね
楽しかったのは間違いないです
「崖っぷちの男」
このちょっと間抜けな感じのタイトルが
内容とも合ってる気がします
何も考えずに楽しめる作品だったんじゃないでしょうか





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