何もかもが滑稽

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映画、漫画、アニメなどが好きで、その事についての感想、思ったことなどを書いています。 それ以外の事も時々書きます。

漫画「武装錬金」感想 ジャンプらしいバトル漫画 でもちょっと面白みが足りない

どうもきいつです




「るろうに剣心」でお馴染みの和月伸宏先生の作品「武装錬金」
この漫画はいわゆる打ち切り漫画です
ただ、少年ジャンプ打ち切り後も、最終回までは描かれているので
単行本ではきっちりと終わってはいます

 

そして、後にアニメ化もされています

 

打ち切り漫画が後にアニメ化するのは結構レアじゃないでしょうか


そんな、ちょっと変わった漫画「武装錬金」

良くも悪くも王道の少年向けバトル漫画です
ジャンプの漫画らしい作品です



この漫画の良い点としては

熱い漫画という事ですかね

主人公が仲間や友達のために命懸けで戦う
こういう漫画は読んでて気持ちいですね


ストーリもシンプルで小難しくないです

ストーリーよりもバトルやキャラクターを楽しむ漫画だと思います
なので、あまり頭を使わなくても読めます



絵は上手くて、結構すっきりしているのですごく読みやすいですし
戦闘シーンは派手でカッコいい演出で、かつ見やすく何が起きてるかもわかりやすいです

キャラクターや武器のデザインもすごく良いと思います
それぞれのキャラクターはしっかり描き分けされていて、見た目だけで見分けがつきます
敵のホムンクルスのデザインなんかも面白いと思います

そして、武器もカッコいいのが多いですね



キャラクターの個性も立っていて良いです
特にパピヨンはすごく良いキャラクターです
敵キャラですが、パピヨンなりの思想や信念があるので
すごく魅力的に仕上がっています
なんか生き生きとしてるんですよ

主人公のカズキも王道の主人公感が好感を持てるしカッコいいですね



ただ、王道がゆえの悪い点もあります


やっぱり、ストーリーがありがちでひねりもないので
すごく単調になってしまいますね

最初は、キャラクターのデザイン性や個性、熱い展開などの力技で
推し進められて行くんですが
それも長続きせず、やっぱり尻つぼみになってしまいます

武装錬金の能力も話が進むにつれて無理やり感がでてきますし
反則じみた強さの能力も増えていくのが気になりました

良くも悪くもストーリーに深みは無いですね

あと、ギャグが若干寒いのが多いのも気になります



この「武装錬金」というタイトルからして
錬金術が題材なんですけど
ハッキリ言って錬金術要素はほぼ無いです
まあ、それ自体はさほど問題ではないんですけども

ちょうど同じ時期に「鋼の錬金術師」も少年ガンガンで連載してました
たまたま錬金術がカブってしまい
しかも、ハガレンはアニメ化もして大ヒット
そのうえ、錬金術に関しても深く掘り下げていましたし
そのせいもあってか、この漫画は埋もれてしまったのかもしれませんね



ただ、この漫画名作とは言えないかもしれないですけど
良作だとは思います
少年漫画としては楽しく読めると思いますし
すごく読みやすい漫画だと思いました
そんなに長い漫画でもないので一気読みには向いてるんじゃないでしょうか





武装錬金 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)