何もかもが滑稽

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映画、漫画、アニメなどが好きで、その事についての感想、思ったことなどを書いています。 それ以外の事も時々書きます。

映画「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」感想 とにかくゲイリー・オールドマンがすごかった

どうもきいつです




「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」観ました
前から観ようとは思ってたんですが、やっと観ました

 

この作品は、第二次世界大戦初期のイギリスの首相ウィンストン・チャーチルを描いた歴史ドラマです
チャーチルが首相に就任してからダンケルクの戦いまでの27日間の出来事の話です
結構短い期間のお話ですね


僕自身は、歴史ドラマや大人同士がひたすら難しい話し合いをしてるような
お堅い系の映画は苦手なんです
全く観ないわけではないんですが

精神年齢が小学5年生なもので
やっぱり、ド派手なアクションやスーパーヒーローみたいな映画に偏りがちです

でも、この映画普通に面白かったです
最初から最後まで映画の中に引き込まれていました


第二次世界大戦やイギリスの政界、ヒトラーなどの事がメインになっているので
堅くて難しい映画だと思ってしまうんですが

意外とそれだけではなくて
チャーチルがユーモアたっぷりに描かれていて
コミカルなシーンも結構あるんです
だから、思っていたよりかなり観やすかったです


そして、物語はたった27日間という短い期間にスポットが当たっています
なので、これは歴史と言うよりはチャーチルと言う人間の物語です
だから、なんとなくのこの時代の流れさえ知っていれば
そんなに難しくもないですし
このドラマの中に入り込めると思いました


それと、僕は以前に「ダンケルク」を観ていたので
あの過酷なダンケルクの戦いの裏側
イギリス国内ではこういう駆け引きがなされていたのか
と、別の視点からこの時代を観る事ができたので
そういう楽しみもありましたね


他には、日本人なら共感できるんじゃないかな
って部分もあります

敵に屈するのか命懸けで最後まで戦い抜くか
この選択ですよね

終盤の地下鉄のシーンはすごく熱いシーンですよ
なんか侍魂みたいなのを感じる

そして、国民の声を聴いた後の
チャーチルの姿がめちゃくちゃカッコいい



俳優陣の演技もすごくて
まるでその時代をのぞき見しているような臨場感でした
本当にこんな感じだったのかな
って思ってしまいます

そして、やっぱりチャーチル役のゲイリー・オールドマンですよね

個人的には「レオン」「フィフス・エレメント」などの
個性的でヤバい悪役のイメージが強いです

で、本作のチャーチルはと言うと

見た目は完全にチャーチルです
特殊メイクってすごいですよね
完璧に再現してますよ

でも、中身はゲイリー・オールドマンです
演技が素晴らしい

ただ堅い政治家ではなく
クレイジーな一面を見せたり
弱い部分もある
急に怒ったりもするし
子供みたいに笑う姿も見せる

なんかすごく可愛く見えるんですよね

ホントに人間らしいというか
生きた人間感があります

すごく魅力的なキャラクターに仕上がってると思います



基本的に狭い部屋での会議のシーンばかりの映画なんですが
俳優たちの演技のすばらしさや
魅力的なキャラクター
脚本が良いのもあって
全然飽きずに最後まで観る事ができましたね

観終わった後には素直に面白かった
と思える作品でした



この映画、素晴らしい映画だと思います
歴史とかに苦手意識がある人にも観てほしいですね
面白いです
精神年齢が小学5年生の僕でも楽しめました
オススメです





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