どうもきいつです
悪魔のいけにえのシリーズは結構たくさんあります
1974年に１番最初の悪魔のいけにえが公開されました
その後、続編やらリメイクやらがたくさん作られます
僕は正直全部は観ていません
でも、結構好きです
初代の悪魔のいけにえもリメイクのテキサスチェーンソーも好きです
で、本作は2013年に公開された作品です
しかも、本作は初代悪魔のいけにえの直後から物語が始まる
直接的な続編です
ただ、そのせいで悪魔のいけにえ２、３は無かったことになってます
公開されたときは３Ⅾ上映だったみたいです
この時点でなんか変な感じですよね
そして、映画を観てみると
もっと変な作品でした
物語の始まりは
前作の直後にレザーフェイス一家が
町の人たちに一家惨殺されます
銃撃され家を全焼されてしまう
この時点で
マジで？ この後どうすんの？
って思いましたよ
このシリーズの怖さって
レザーフェイスだけじゃなくて
この気持ち悪い家族含めて怖いのに
いきなり全滅させちゃうんですよ
当然レザーフェイスは生き残っています
そして、当時赤ちゃんだった一家の娘も生き残ります
この娘が本作の主人公です
数年たって彼女が大人になってから本格的に物語が始まります
ある日祖母が亡くなったと知らせが届き
祖母の屋敷を相続することになります
そこからはいつもの感じで
その屋敷に友達と行くと屋敷の地下にレザーフェイスがいて
主人公以外みんな殺されるって展開です
とりあえず、中盤まではいつもの感じなんです
友達たちが次々に殺されて
主人公が必死に逃げる
レザーフェイスが追いかける
なんの新しさも無く
展開も予想通りで
正直、つまらないです
ただ、その後に超展開が待ってました
レザーフェイスから逃げ切り
町の人にかくまわれた主人公
そこで彼女は衝撃の事実を知ります
自分の家族が町の人間たちに皆殺しにされていたと
そして、生き残っていたレザーフェイスと彼女を殺そうとしている
ここで、レザーフェイスが襲われる側へ逆転するという超展開です
なにこれ？
って思いながら観てました
でも、なんか新鮮さも感じている自分もいる
そのあと、主人公が町の人間に殺されそうになるわけです
そこへ颯爽と現れるレザーフェイス
待ってました！！
つい思っていました
そして勝つか負けるかのギリギリの戦い
何故か
レザーフェイス負けるな！！ がんばれ！！
って応援してしまう
なにこの感情？
最終的にレザーフェイスが勝ちますが
何を見せられていたのか
なんかヒーローものみたいになってるし
面白いのかどうかもわからない
感覚を麻痺させられた気分です
最後は
一家唯一の生き残りの主人公が
その屋敷でレザーフェイスを世話していくというオチ
自分の友達を惨殺した人間の世話なんてよくできるなぁ
って思いますよ
ツッコミ所もかなり多かったし
主人公の祖母が、死んでいる事になっている孫をどうやって見つけたのか謎だし
警察がレザーフェイス見逃すのも謎
時代設定もよく分からない
最終的に、何を観たんだろうってなりました
よくわからない
不思議な謎映画でした
悪魔のいけにえの１作品としては
確実に黒歴史になるであろう作品ですね
まあ、こういうのもアリなんじゃないですかね
悪魔のいけにえ 公開40周年記念版(価格改定) [Blu-ray]
