何もかもが滑稽

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映画、漫画、アニメなどが好きで、その事についての感想、思ったことなどを書いています。 それ以外の事も時々書きます。

映画「V/H/Sシンドローム」感想 いろんな意味で気持ち悪くなる


どうもきいつです




2013年のホラー映画「V/H/Sシンドローム」観ました

 

6人の監督によるオムニバスホラー
1つのメインストーリーの中に
5つのサブストリーが展開されていく
というような構成になっています
全編、POV方式のファウンドッフッテージ映画です

 



あらすじ
とある古めかしい屋敷に侵入し
1本のビデオテープを盗み出して欲しいと
依頼された不良4人組
そして、屋敷で見つけたのはおびただしい数のビデオテープ
その中から目当てのテープを探すため
片っ端から再生していくと
そこには人知を超えた
恐ろしい映像たちが収められていた



感想
正直、意味わからんかった
それぞれの映像は
ショッキングではあるものの
特に新しさも感じず
あまり面白くなかったです



この映画
意味わかりません

そもそも、特にストーリーがあるわけでもなく
映像だけで魅せるタイプの作品です

でも、その映像が
特別面白いものではなかった

なんか、見たことあるようなものばかりで
見飽きたような表現です

全てのエピソードには
ショッキングな映像はあるんです
驚き、グロ、不快感、怖さ
ホラー的な要素はちゃんとあります

でも、それだけで
新しいアイデアが全く無いです
だから、全然面白くない

特にグロ描写
ホントただグロいだけ
グロけりゃいいと思ってるんですかね

個人的には
グロさこそ新しいものを開拓して行って欲しい
と思っています
もっと新しいいものを見せて欲しい

見た事のないような殺し方を見たい!!
もっとサイコな映像が見たい!!

その欲求は満たしてくれませんでした


そして、それぞれのエピソード
それ全部に衝撃の展開的なものが
用意されてるんですが
もれなく、よくわからない
もうちょっと、分かりやすくしてくれても良くない?

全てのエピソードが
あまりに全体像をつかめないので
衝撃の展開が
衝撃なのかどうかもつかめない
たぶん衝撃なんだろうな
と思うくらいです



映像自体もマジで見づらい
さすがに手ブレが酷過ぎですよ

リアルさを追求しての事だとは思いますが
でも、2時間は長い
酔いますよ
映画館で観てたらゲロ吐いてたでしょうね

確かに現実でビデオカメラ持って
ヤバい状況に陥ったら
映像がブレまくるでしょうよ

でも、極論を言えば
これはフィクションでしょ
もうちょい見せ方考えてくれてもいいでしょ

それか、せめて時間を短くして欲しい


全体的にわかりにくいんですよね
だから、観るのもかなり疲れました



それと、エピソード同士の繋がりが
あっても良かったんじゃないかと思いました

全部のエピソードがバラバラ過ぎる
世界観も全然違うし

せめて、メインエピソードとは
何か接点がないと
こういう構成で作った意味が無いように思います

全体的に
取っ散らかってしまっています


1本の映画として
もうちょっと、まとまりのある方が
良かったんじゃないでしょうか



なかなか、観るのが疲れる映画
でも、頭を使って疲れるのではなく
視覚的にしんどい

でも、グロ描写は攻めてはいます
気持ち悪いし痛々しい
単にグロいのが好きな変態なら楽しめるかも

個人的には二度と観たくない作品でした





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