何もかもが滑稽

何もかもが滑稽

映画、漫画、アニメなどが好きで、その事についての感想、思ったことなどを書いています。 それ以外の事も時々書きます。

映画「アップサイドダウン 重力の恋人」感想 奇抜な設定と ベタなラブストーリーが ベストマッチ


どうもきいつです




SFファンタジー映画「アップサイドダウン 重力の恋人」観ました

 

2つの惑星が重力で上下に引き合う
不思議な世界を舞台に
上下別々の星で暮らす男女の恋愛を描いた作品
フランスとカナダの共同制作の映画です

 



あらすじ
富裕層が暮らす星と貧困層の暮らす星が
上下で引き合っている世界
下の星で貧しい生活を送っていた少年アダムは
とある山頂で、上の星の住人である少女エデンと出会う
そこから始まる、長い恋の物語



感想

2つの重力が存在する世界
という設定がとても面白く
映像、音楽がとても美しい
恋愛映画としても楽しめる作品でした


この映画、同じ2013年公開の
日本のアニメ映画「サカサマのパテマ」に
めちゃくちゃ似てます

まず、設定がほぼ同じ
両方とも2つの重力が存在する世界
そして、真逆だからこそ2つの世界が
反発する様を描いています

さらに、両方とも
相反する世界の2人の恋愛を描いています

同じ時期に
こんな丸被りの映画が
公開されてたみたいです

どうしても比べてしまいますよね


で、比べると
明らかに本作の方が
完成度が高いし面白いです

逆に「サカサマのパテマ」は
かなり微妙な映画


2作の大きな違いは
テーマがブレてるかブレてないか

本作は完全に恋愛映画です
2人の恋愛を中心に全てを描いています

「サカサマのパテマ」は
結局、何を見せたかったのか
分からない映画
だから、つまらなかった



で、この映画が
「サカサマのパテマ」と
比べたから面白い
というわけではなく
普通に面白い映画です


まず、世界の描き方が
とても美しいです

設定はSF的なんですが
映像はすごくファンタジー

上下の世界の映し方が
世界の壮大さを伝えてくれ
全体的に青みがかった映像が
世界に統一感を与えています

この映像だけでもワクワクします


音楽もすごく良くて
映像にとても合っていると思う

映像と音楽を合わせて
美しい世界に浸ることが出来ました



ストーリーは
ロミオとジュリエット的な
使い古されたベタな恋愛ドラマなんですが

この特殊な世界観にうまくマッチしていて
面白く観る事が出来ました

ベタなストーリーなので
かなり観やすいです

ベタだからこそのマンネリは
斬新な設定や映像がカバーしてくれています

無重力で回りながらのキスシーンは
なかなか好きです
面白いと思う
お互いの体重でお互いの重力を
相殺するって発想が
面白い



2つの重力のある世界
という設定を使ったギミックも
たくさんあって楽しめました

上の人間と下の人間の会話シーンは
見てるだけで首が痛くなりそうですよね

下の人間のアダムが
上の世界の重りをたくさん身に着けて
上の人間のフリをするってのも
なかなか面白いです

そして、その重りを外して
上の世界の海から下の世界の海へ
ダイブするシーンは
迫力があってすごく良かったです



この世界観は
風刺的な意味合いもあると思うんですが
これも分かりやすくて
良かったと思います

説教臭さもあまりなく
素直に心に入ってきましたし

最後のシーンも
希望を感じさせるような
終わり方で
とても良かったんじゃないでしょうか

オチもわかりやすいですしね


こういう部分でも「サカサマのパテマ」は
かなり微妙でしたよね



「サカサマのパテマ」と比べなくても
とても良い映画
設定をうまく生かしていて
エンターテイメント性も高い作品です
恋愛映画としても分かりやすくて
とても楽しめました





アップサイドダウン 重力の恋人 Blu-ray