どうもきいつです
アイルランドの長編アニメ映画「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」観ました
日本では2016年に公開されています
アイルランドの神話を基に
妖精の母と人間の父の間に生まれた
兄妹が繰り広げる冒険を描いた物語
あらすじ
ベンは、心優しい母ブロナーと父コナーと
共に海沿いの灯台の家で暮らしていた
ある晩、母に貝殻の笛をプレゼントされ
大喜びして眠りに落ちるベン
良く朝目覚めると
妹シアーシャを残して、母は姿を消していた
感想
絵本のような物語が
とてもほっこりする
アニメ映像はクオリティが高く美しい
子供と一緒に観たい映画
この映画、癒される映画です
観ていて疲れない
ストーリは至ってシンプル
幼い兄妹が小さな冒険をする話
アニメもシンプルな絵で
見ていて疲れません
最近のCGアニメなんかは
リアルな映像で
画面を埋め尽くしがちですが
本作は絵本の様にシンプルな絵柄で
目に優しいです
色合いも落ち着いていて
攻撃的な色はほぼ使っていません
その上、アニメとして
とてもクオリティは高く
細かいところまで描写しています
キャラの動きも細かく
表現されています
キャラクターデザインも
デフォルメした容姿が
とても可愛く
好感が持てる
主役のベンとシアーシャの兄妹
この2人もとても可愛らしいです
動物たちも超カワイイ
犬やアザラシ
キュンとします
このキャラクターたちを見てるだけでも
心が癒される
ほっこりします
キャラクターだけでなく
背景や街並みもデフォルメされていて
なかなか面白い
特に装飾的なデザインが目に残ります
波のうねりや植物の形など
それがデザイン的に表現されていて美しい
映像的にはリアルではないですが
この世界的にはリアルさを感じる
世界観をブレずに表現しています
映像に合わせて
音楽もとても美しく
聴き心地が良い
この音楽も癒しの要素です
刺激的なシーンや激しいアクションが
あるわけではないので
エンターテイメント的には薄いかもしれないですが
それでも見入ってしまう魅力が
ありましたね
兄妹の関係性も良かったです
ちょっといじわるなお兄ちゃんと
それでも後ろをついて行く妹
なんかノスタルジーな気持ちになります
ただ、都合がよすぎたり
物語が坦々と進み過ぎたり
気になる部分も若干あるんですが
でも子供が見るアニメだと思ったら
これくらいで十分かな
って感じです
むしろ、大人が
1人で観るアニメじゃないかも
子供に絵本を読み聞かせる感覚で
親子一緒に観るアニメじゃないかなと
思いました
本当に優しい映画でした
心が洗われる
癒しのアニメでした
子供ができたら一緒に観たい
そんな作品でした