何もかもが滑稽

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映画、漫画、アニメなどが好きで、その事についての感想、思ったことなどを書いています。 それ以外の事も時々書きます。

映画「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」感想 前半は眠い 後半は熱い バカにはちょっと難しかった映画…


どうもきいつです




社会派ドラマ映画「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」観ました

 

スティーブン・スピルバーグが手掛ける
史実を基にした作品
ベトナム戦争が泥沼化し
アメリカ国民の間に疑問や反戦の気運が高まっていた1971年
政府がひた隠す真実を明らかにするべく
奔走した人物たちの姿を描いた映画





あらすじ
リチャード・ニクソン大統領政権下の1971年
ベトナム戦争を分析、記録した国防省の最高機密文書
通称ペンタゴン・ペーパーズの存在を
ニューヨーク・タイムズがスクープし
政府の欺瞞が明らかにされる
ライバル紙でもあるワシントン・ポスト紙は
亡き夫に代わり発行人、社主に就任していた
キャサリン・グラハムのもと
編集主幹のベン・ブラドッリーらが
文書の入手に奔走する



感想
正直、難しかった…
特に前半
ついて行くのに精いっぱい
でも、後半は一気にのめり込める
熱い展開


とにかく、この映画
前半がなかなかつらかった

僕自身が無知なのもあって
ホントにパニック状態

ベトナム戦争の事自体も
うっすら知ってるくらいで
その時代の政治的なことや
アメリカの様子とかは
全然知らない

だから難しい
言ってる事があまりわからない


さらに、登場人物も多くて
誰が誰かわからなくなる
なんか、みんな似てない?
混乱します


物語が坦々と進んで行くのもあって
かなり眠かったです
そして、頭がぐちゃぐちゃになる


でも、これは僕が悪い
バカな僕が悪いんです

たぶん、いろいろ勉強し直してから観ると
観かたも変わってくるんでしょうね
とは思いました



しかし、後半になると一変して
とてものめり込む事ができました

これは、話が一気にシンプルに
なったからだと思います
そして、とても熱い展開です


ワシントン・タイム紙の人たちが
一丸となって真実を報道しようとする姿

キャサリンの成長していく様子

これらがとても分かりやすかったので
すごく観やすい


メリル・ストリープとトムハンクスの
ベテランコンビの演技も相まって
引き込まれてしまいました


政府や国という巨大なものに
立ち向かって
真実を伝えようとする
ワシントン・タイム紙の人たちは
とてもカッコイイですし

最初は弱々しさすら感じた
キャサリンの成長
そして、最後の重大な決断を
下す場面
これはしびれます


テーマに関しては
シンプルに報道の自由を
訴えているんでしょうね

スピルバーグ監督が
「レディ・プレイヤー1」を後回しにして
この映画を撮ったという事も
トランプ大統領のマスコミへの
態度などを見て
思う事があったからじゃないでしょうか

このあたりは、ストレートでわかりやすかったです


僕の頭では
そんなに深い感想は
書けないですし
やっぱり難しい



そんなこんなで
僕みたいなバカが観るには
ちょっと厳しい映画かな…
でも、勉強し直して
もう1度、観なおしたいですね
魅力のある作品ではありました





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