何もかもが滑稽

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映画、漫画、アニメなどが好きで、その事についての感想、思ったことなどを書いています。 それ以外の事も時々書きます。

映画「ロッキー」感想 勝ち負けなんか関係ない 立ち上がることに意味がある


どうもきいつです




不朽の名作映画「ロッキー」観ました

 

1976年のボクシングを題材としたアメリカ映画
三流ボクサー、ロッキー・バルボアの
戦う姿を描いたドラマです
脚本を手掛け、主演も務めた
シルヴェスター・スタローンの
出世作でもあります

 



あらすじ
ロッキーはフィラデルフィアのスラム街に
暮らす三流ボクサー
ある時、世界チャンピオンのアポロが
ロッキーを対戦相手に指名した
もし15ラウンド終わってもリングに立っていられたら
自分がただの三流ボクサーではないと証明できると
アポロと戦うことを決意する



感想
グサッと心に突き刺さる
結果よりも立ち上がる事に
意味があるんだと
ロッキーを通して
気付かされました
そして、まだ自分が立ち上がってない
という事も気付かされた


誰でも1度は聞いたことのあるタイトル「ロッキー」
テーマ曲はテレビなんかで使われていて
誰でも聞いたことがあると思う

でも、観たことが無いという人は
意外と多いんじゃないでしょうか
古い映画ですしね

僕も今回初めて観ました

そして、とても良い映画だと思いました
ただ感動する映画
ってだけではなく

心に沁みる
勇気を貰える
人生について考えさせられる
素晴らしい映画でした


自分がクズではないと証明するために
戦いに挑むロッキーの姿には
心打たれます

ただロッキーの姿が
カッコいいというだけでなく

めっちゃ自分自身に重ねて
観ていました

自分も底辺付近の人間
日々、不満を抱きながらも
周りの流れに身を任せて
過ごしています

でも、僕はロッキーと違って
戦っていない

そういう点で
すごくこの映画に勇気づけられました
このままじゃ駄目だ
頑張ろう
と思えます

そして、立ち上がって前へ進むために
背中を押してくれた
ようにも感じました



精神的な面だけでなく
エンターテイメントとしても
楽しめると思います


ストーリーはとてもシンプルで
単純なんですが

ロッキーの魅力
強大な相手に挑むという物語
ロッキーとエイドリアンのロマンス

こういう要素が
バランスよく混ざり合って
最後まで引き込まれていきます

特に、ロッキーという人物が
とても魅力的に描かれています

とても大らかで優しい人物なんですが
心には鬱屈としたものも持っていて
すごく人間らしい

そして、シルヴェスター・スタローンの演技
あまり演技は上手く感じないんですが
それが、とてもロッキーのキャラクターに
マッチしていると思いました

可愛くもありカッコよくもある
ロッキーがすごく好きになる



トレーニングシーンと試合のシーンも
とても素晴らしいと思う

トレーニングシーンは
やっぱりお馴染みの音楽が
流れてくると
気分が上がってきますね


そして、試合シーンは
思っていたよりもとても短いです
ラスト10分くらいですかね

でも、ボクシングよりも
人間ドラマがメインの作品だと思うので
これが丁度良いバランスだと思います

ただ、ボクシングを期待して観ると
あれ?
ってなるかもしれませんが

しかし、短いながらも
とても見応えのあるシーンだと思います
ロッキーが最後まで
立ち上がり戦い続ける姿は
めちゃくちゃ熱いですよ

ロッキーが会場の空気を
飲み込むように
観ているこちら側も
その空気に飲まれてしまいます

そして、最後には拍手を
贈りたくなりました



個人的にとても心に響いた作品
大好きな映画の1つになりました
ロッキーというキャラクターも
この物語も
とても素晴らしいです
是非、観てほしい





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