どうもきいつです
人気シリーズ、ロッキーの第2作目「ロッキー2」観ました
1979年の映画です
本作はシルヴェスター・スタローンが
主演、脚本だけでなく
監督も担当しています
前作「ロッキー」の直後から物語が始まる
直接的な続編
あらすじ
アポロ・クリードとの戦いに敗れたロッキー
そして、彼はボクシングの世界から身を引いた
恋人のエイドリアンと結婚し
別の仕事で家族を養おうと奔放するロッキーだが
自分にはボクシングしかないと気づき
再びアポロに挑むことを決意する
感想
やっぱりロッキーが好き
前作とは違う戦い
勝つことにこだわった
男の生き様に感動
全然、蛇足になってない続編でした
前作「ロッキー」は
1つの作品として完成されていたと思います
あの作品で完結
と言っても間違いないと思います
こういう完結した作品の
続編となると
蛇足の微妙な作品になりがちだと
思うんですが
本作は続編として
素晴らしい出来なんじゃないでしょうか
前作の意思を引き継ぎながらも
新しい答えに到達していると
思います
物語的に
前作とやってる事は
ほぼ同じです
底辺から抜け出すために
立ち上がり
努力をして
戦いに挑む
ただ、前作と本作の
大きな違いは
前作は立ち上がり挑戦する
ということに重きを置いていましたが
本作は勝つということに
重きを置いている作品です
前作は勝ち負けではなく
立ち上がること
挑戦すると決意すること
そこに至る人間の精神的な成長を
描いていました
だから、ある意味
決意し立ち上がった時点で
この物語はクライマックスを
迎えているとも言えます
ボクシングの試合はクライマックスでは
ないと僕は感じました
しかし、今回は
勝たなきゃ意味が無い
負けちゃダメなんです
本作は社会的な成長を描いた
作品だと思いました
ボクシングから離れたロッキーは
いろいろな仕事に挑戦しますが
どれも上手く行かず
家族を養うこともままならない
状態に陥ります
そして、自分にはやはりボクシングしかない
と気付き
再び戦うことを決意します
でも、今回は最後のチャンスで絶対に負けれない
これを逃すと未来が無いわけです
こういうところが
現実を突きつけられたように
感じます
前作の精神面だけの
理想論のような話に対して
本作は、たとえ立ち上がったとしても
結局、勝たなきゃ意味が無い
勝つまで戦い続けなければならない
と現実的なメッセージが
込められているんじゃないかと感じました
それから、本作も
ロッキーとエイドリアンの
ラブロマンスは健在で
ますます、この2人の関係が
深くなっていく
この2人が
ホントに好きです
なんか、ずっと見てたくなる
素晴らしい純粋カップルです
それと、定番のトレーニングシーンも
気持ちが上がります
これもロッキーの魅力の1つですよね
前作に引き続き
とても好きな作品になりました
やっぱりロッキーはカッコいい
続編映画としても
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