どうもきいつです
ロッキーシリーズ第3作目「ロッキー3」観ました
1982年のボクシング映画
前作でロッキーがアポロに勝利し
チャンピオンになった
その後を描いた作品
本作も監督、脚本、主演
全てシルヴェスター・スタローンです
あらすじ
宿敵アポロ・クリードとのリターンマッチに
勝利したロッキーは
プロボクシング世界ヘビー級チャンピオンとして
快進撃を続け、10度の防衛に成功
そこへ、世界ランキング1位のクラバー・ラングが
挑戦状を叩きつける
そして、クラバーの挑戦を受けるロッキーだが…
感想
前2作とは違ったロッキーが見れる
エンターテイメント性が
強めの作品でした
ツッコミどころも
多少ありますが
これくらいはアリかな
前2作はロッキーが底辺から
抜け出すために
立ち上がり戦う話でしたが
今回はロッキーが一定の地位に
登りつめたその後の話
前2作とは明らかに立場が
違う状態の物語です
完全に国民的スターになり
そして、挑戦を受ける立場
簡単に物語を説明すると
スターになって調子に乗るロッキーが
痛い目を見て
再び立ち上がり戦いに挑む
という話
今回もかなり単純なストーリー
やってることは
前2作とそんなに変わりません
ただ、本作は前2作よりも
メッセージ性は
かなり薄めだと感じました
観終わった後にそんなに
心に残るものが無かったです
そのかわりにエンターテイメントな作品に
仕上がっています
単純に
感動する、楽しい、テンションが上がる
そんな作品だと思います
そして、それが良いか悪いかは
人によって分かれると思う
僕はアリかな
と思います
むしろ、これのおかげで
マンネリが回避できたんじゃ
ないでしょうか
ちょっと詰め込み過ぎなのは
否めないですが
トレーナーのミッキーとの死別
宿敵アポロとのタッグ
強敵クラバーの存在
ハルク・ホーガンが登場したりもする
今までの作品を観ていたからこその
気持ちが昂るシーンも多いですし
本作だからこその
スペシャル感もある
いろいろ楽しい映画でした
ハルク・ホーガン演じるサンダー・リップスとの
チャリティーの異種格闘技戦
これはなかなか面白かった
クラバーとの試合も
カッコよくて見ごたえあります
そして、アポロとの
1番最後のシーンなんかは
めちゃくちゃ熱くて
テンションMAXになりますね
いつものごとく
ロッキーが立ち上がってからの
トレーニングシーンは
気持ちが上がりますし
逆に、1回目のクラバー戦の前の
ロッキーのトレーニングのテキトーさには
笑ってしまう
クラバーのストイックなトレーニングとの
比較が相まって
余計に面白い
ただ、こういう面白いシーンが
多い作品なんですが
エンタメ全振りのせいか
人物の描写が
全体的に雑だったと思います
なんか薄かったです
キャラクターの心情が
あまり伝わってきませんでした
ロッキーが再び立ち上がるところでも
今まで程の強い感情が
感じられず
なんかちょっとフワッとしてる
でも、総合的に面白かったので
これくらいは
そんなに気にならないです
全然アリの範囲内です
シリーズ3作目としては
こういうのもアリかな
って感じの作品でした
普通に面白いと思います
今までとはちょっと違った
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