どうもきいつです
SFサスペンス映画「アンブレイカブル」観ました
「シックス・センス」などのM・ナイト・シャマランによる
スーパーヒーローを描いた作品
主演はブルース・ウィリスです
あらすじ
ある日、乗客、乗員131名が死亡するという
悲惨な列車追突事故が発生する
かつて、有望なフットボール選手だった
デヴィッド・ダンは
その列車事故の唯一の生存者だった
しかも傷一つ負わなかったのである
そんなデヴィッドのもとに奇妙なメッセージが届く
感想
終始、地味な映像で
若干退屈
でも、オチには驚かされたし
細かい描写も上手い
つまらない作品ではないと思う
スーパーヒーローを描いた映画
なんですが
かなり地味で
アクションシーンも全くないほど
最初から最後まで
暗い雰囲気の中
物語が進んで行きます
もし現実の世界に
特殊な能力を持っている人間が
いたとしたら
みたいな話ですね
リアル系のスーパーヒーロー映画
って感じです
今となっては
スーパーヒーロー映画って
様々な描き方がされていて
リアルな世界観の作品もありますが
この映画が公開されたのは2000年
かなり時代を先取りしてると思う
そして、この映画が
面白かったかどうかを言うと
あんまり面白くなかった
でも、全然悪い映画だとは思ってないです
簡単に言うと
あまりにも前フリが長すぎた映画
だと思います
どういう事かと言うと
まず、この映画のメインディッシュは
1番最後のオチ
ここへ向かって全てが進んで行きます
ドラマも伏線もキャラも
みんなそのオチを生かすために
機能しています
そして、そのオチも
なかなか驚かされるし面白いです
この物語のメッセージ性にも
繋がっていると思います
ただ、全てがそのオチのために
作られてしまっているので
そこに至るまでがとても退屈
あまりにも坦々と物語が進み過ぎて
ちょっと眠くなってします
かと言って
それらのシーンがダメなのかというと
別にそうでもなくて
演出なんかも細かいと思いますし
伏線も上手く張り巡らされています
キャラクターの感情表現も良いです
言葉でなく映像で説明するってのも
とても上手くて
すごくリアル感が出てるんです
でもやっぱり爆発的なシーンがなくて
終始地味なんですよね
雰囲気もずっと暗いですし
そもそも、この映画
ヒーローが何かにために戦う物語ではなく
ヒーローがヒーローになるまでの映画
だから戦う前に映画は終わるんです
そんなのもあって
地味になるのは仕方がない
とも思えます
でも、ヒーローとは何なのか
ヒーローの対になる
悪役とは何なのか
これをテーマとした物語は好きです
描かれているものも
描き方も
とても良いと思います
それでも、やっぱり
全体的に見るとちょっと退屈なんですよね
最終的には
そんなに悪くはないけど
あまり面白くも感じれない
なんかちょっと不思議な感覚の
映画でしたね
個人的な好みでは
好きな方に入るとは思います