何もかもが滑稽

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映画、漫画、アニメなどが好きで、その事についての感想、思ったことなどを書いています。 それ以外の事も時々書きます。

映画「クリード 炎の宿敵」感想 マジで何回泣かすの? 前作以上に熱い作品

 

どうもきいつです




クリードの2作目「クリード 炎の宿敵」観てきました

 

ロッキーシリーズのスピンオフ作品
「クリード チャンプを継ぐ男」の続編

 

今回は「ロッキー4 炎の友情」で
アドニスの父アポロを葬った
イワン・ドラゴの息子ヴィクターが登場し
アドニスが因縁の対決に挑む姿を描いています





あらすじ
ロッキーの指導の下、世界チャンピオンへ
上り詰めたアドニスは
かつて、父アポロの命を奪ったイワン・ドラゴの
息子ヴィクターと対戦することになる
ドラゴ親子の深い執念にアドニスは苦戦を強いられる



感想
熱すぎる
前作以上に熱い
そして泣かされる
またしても
泣かされてしまいましたよ
素晴らしい作品でした



この映画、熱過ぎる
映画を観ながら気持ちが溢れてくる

そもそも設定が熱過ぎですよ


ドラゴに殺されたアポロの息子であり
ドラゴを破ったロッキーの弟子である
アドニス・クリード

ロッキーに試合で負けたことで
人生のどん底に陥ってしまった
イワン・ドラゴ
その息子ヴィクター・ドラゴ

深い因縁を持った
この2人の対決

どちらも絶対負けられない理由がある


これだけで100点でしょ
この100点も5点満点での100点ですから
設定だけで飛びぬけてますよ

この設定だけで胸が熱くなる



ただでさえ100点なのに
内容も素晴らしかった


ドラマが素晴らしいんですよ

アドニスとヴィクター
この2人を対照的に描いていて
ドラマに深みが出ています

そして
ヴィクターとの対戦をきっかけに
アドニスが本当の戦う理由を
足掻きながら探していく
アドニスの成長を描いた物語でもあります

アドニスが子供から大人へと
成長していく様子を見ているような
感覚にもなります


敵であるドラゴ親子も
ただの悪役ではなく
2人の背景をしっかり描いています

戦う原動力は憎悪や
自分たちを見捨てた人間たちを見返すため
というちょっとネガティブなもの

でも、そこには信念もあるし
どん底から抜け出そうとする
強い気持ちがある

いつの間にかドラゴ親子の事も
つい応援してしまっている


最後には
もうどっちもに負けてほしくない
って気持ちになります
本当に泣ける


その熱い対戦のメインストーリーに

親と子供という裏テーマも
上手く絡められている

アドニスとアポロ
ロッキーとロバート
ドラゴ親子
そして、アドニスと
新たに生まれてきた娘

それぞれがそれぞれの問題を抱え
でも、やっぱり通じるものもあって

それらが上手くストーリー上も機能していて
結局泣ける



泣けるで言えば

ロッキーの存在自体が
なんか泣けるんですよ

前作以上にロッキーの衰えを感じる

病気が回復したと言えど
やっぱり万全ではない姿

1人になってしまった孤独感も切ない
エイドリアンの墓の前で
椅子に座り語りかける姿

上手く息子に向き合うことが
出来ない姿

哀愁があって
時の流れも感じる
これだけで泣きそうになる

でも、マイナスな感情だけでもない
何とも言えない感情になる



そして、今回は
最後の試合のシーンが
すごかった

鳥肌立ちっぱなしですよ
こんな熱い戦いなかなか見れない

最初はボクシングの試合として
駆け引きしながらの
本格的な戦いを見せてくれる

これがまた臨場感もあるし
迫力もある
スポーツ的な見応えがあります

しかし終盤になると
スポーツと言うより
バトル漫画のように
気持ちと気持ちのぶつかり合い

どちらの信念が強いかの勝負

このシーンが圧巻です
心が揺さぶられる

そして、お約束のロッキーのテーマ
ずるい
泣くわ

さらに試合の結末
こんなん泣かないヤツいない


この試合のシーンだけで5回くらい
泣ける



今回のトレーニングシーンも
面白かったです
もうなんか漫画みたいになってきてる

荒野みたいな所で
地面にハンマー叩きつけるという
謎トレーニング

こういうのも、このシリーズの
お楽しみですよね




最終的に総合点が1000点超えてましたよ
早くも今年の映画1位候補です

本作も本当に素晴らしかったです
いままで積み上げてきた
ロッキーシリーズを
さらに生かしたような作品

そして次からはアドニス・クリードの
新たな伝説に期待

てか、何回泣かすねん
ってくらい泣けると思う
感情のタガが外れる



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