ホラー映画「チャイルド・プレイ」観ました
人気シリーズの1作目
1988年の作品です
殺人鬼の魂が宿った人形チャッキーが
大暴れするホラー映画です
あらすじ
逃亡中に刑事に撃たれ、致命傷を負った
殺人鬼チャールズ・リー・レイは
魔術によりおもちゃ屋にあった人形に
自分の魂を移した
たまたまその人形を手に入れたカレンは
息子のアンディにその人形を
プレゼントしてしまう
感想
ギャグホラーと思っていたら
意外と怖かった
昔の作品だからこその
いろいろな工夫が
面白い作品でした
子供の頃は
めちゃくちゃ怖かったチャッキー
でも、シリーズが長く続き
自分が大人になった
ということもあり
いつしか全然怖く無くなってた
むしろギャグホラー
という印象が
とても強くなっていました
第1作目の本作は
たぶん子供の頃に観たことは
あると思うんですが
あんまり内容を覚えてませんでした
なので観なおしてみました
最初は
バカバカしいホラーを
笑いながら観てやろう
って気持ちで観始めたんですが
あれ?
意外と怖い
なんか思ってたのと違う
気付けば映画の中に
引き込まれていました
30年も昔の映画なので
昔ながらのチープさなんかを
味わいながら観ようかな
なんて思ってたんですが
人形の動きなんかが
妙にリアルなんですよ
当時まだCG技術なんか
全然だった時代に
生きているはずの無い人形が
生きているかのように
リアルに動く
そこがなんか気味が悪くて
今の時代のフルCGの
ホラー描写より
よっぽど気持ち悪く感じました
とにかくチャッキーの動きが
細かくて
生き生きしてる
これには
かなり工夫を凝らしているみたいで
チャッキーの体の
一部分が映るだけのシーンは
人が隠れてその部分だけ動かしている
ようなんですけど
全身が映っていて
歩いたり動いたりしているシーンは
チャッキーの中に人が入り
それに合わせて
周囲のセットを大きくしているみたいです
へぇー そんな撮り方してたんだ
って感心してしまいます
顔の表情は
アニマトロニクスって技術を使って
撮影されてるらしい
機械で動物的な動きを
再現するアレです
この技術で表情の動きも
なめらかでリアル
このような当時にできる
様々な工夫や技術で
とてもリアルな表現を
実現しています
今のように
CGでなんでも実現できてしまう
映像表現は
視覚的にはとてもリアルなんですが
心のどこかで
どうせCGなら何でもできてしまうしな
って冷めた気持ちもあると思う
でも、昔の工夫を凝らした
粗が少しあったとしても
どのように撮ったかわからない
手品のような映像は
手品のような映像は
心の底からワクワクするしすごいと思える
そして、手作りだからこその
怖さ不気味さも感じる
あらためて
昔ながらの手作りの良さ
ってのを実感しながら
観る事ができました
観る事ができました
ストーリは
かなりベタなホラー
そもそも、この映画自体が
昔の作品だし
今の映画がこの作品の
影響を受けてる部分もあると思うので
それは当たり前の事ですが
それでもチャッキーの映し方
とかは不気味ですし
ゾクゾクするようなシーンも
結構あります
ホラーのお手本のような
表現が多いです
しかも、ちゃんと怖い
子供が観たらトラウマになると思う
やっぱり、子供の頃の印象は
間違ってなかったんだな
と思えましたね
そして、怖いだけでなく
チャッキーの持ち主の
男の子アンディが
すごい可愛い
子役としては
かなり演技が下手だと思う
すごい大根演技です
でも、それがスゲー可愛い
動きもめっちゃ可愛い
チャッキーに追われている時も
ずっと可愛いんですよね
緊張と緩和が同時に来る
という変な感情に陥る
逆に演技の下手さが
リアルな子供の感じが出ていて良いです
アンディの可愛さも
この作品の魅力ですね
昔の映画だと舐めていたら
意外とすごい作品でした
結構ちゃんとしたホラー映画
いろんな工夫が凝らされていて
とても面白かったです
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