何もかもが滑稽

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映画、漫画、アニメなどが好きで、その事についての感想、思ったことなどを書いています。 それ以外の事も時々書きます。

映画「13日の金曜日 PART2」感想 頭カラッポで観るお化け屋敷映画

 

どうもきいつです




ホラー映画「13日の金曜日 PART2」観ました

 

1981年のスラッシャーホラー映画です
「13日の金曜日」の続編
前作の事件から5年後を描いています
本作からお馴染みのジェイソンが
登場し暴れ回ります

www.nanimokamogakokkei.com


あらすじ
クリスタルレイクでの
連続殺人から5年後
再びキャンプ場を開くために集まった
若者たちが1人また1人と
謎の殺人鬼に殺されていく



感想
怖い‼
ベタなのにビビッてしまう
終盤はずっとヒヤヒヤしながら
観てしまっていた



なかなか怖かったです

今となっては
ジェイソン自体が
ちょっとネタ的な扱いになっていて
怖いイメージが薄れて
しまってますが

初登場の本作は
普通にジェイソンが怖いです


前作は
ジェイソンも登場しませんし
ホラーと言うよりは
サスペンススリラーって感じでしたが

本作は一転して
サイコホラーって
感じになっていました

ジェイソンが
ただただ人を殺しまくる
そんな映画です


正直、序盤は面白くありません
ただ若者がエンジョイしてる姿を
ひたすら見せられるだけですし

早くコイツ等殺されないかな
ってサイコな気持ちで観てましたよ


でも、殺しが始まればエンジン全開で
次々とみんな殺してくれる
殺しのテンポがすごくいい

しかも、ただ殺すだけじゃなく
所々でしっかりとビビらしてくれます

めっちゃベタなんですけど
なんかすごくビビってた

冷静に考えれば
絶対このタイミングでこの場所に
出てくるだろう
ってのはわかるんです
ホントにお手本のような演出なんで

でも、ビビらされるんですよね


たぶん、緩急のつけ方が
上手いんだと思います

緊張感のある部分はしっかりと
張り詰めた空気で
でも、緩める所は緩めてくれる
そして、緩んだスキに
デカい爆弾放り込んでくるイメージ

その緩急が、とてもリズミカルに
展開していくので
観ている側もその流れに飲まれてしまう

気持ちが完全に映画の中に
入り込んでしまって
映画の中の登場人物たちと一緒に
ビビりまくってました



そんな怖い映画なんですが
中身はカラッポです

ストーリーなんて
ほぼ無いようなものだし
登場人物に感情移入もできません
オチもなんかよくわからない

ジェイソンが人間なのかバケモノなのか
死んでるのか生きてるのか
それすらもわからないです

重要そうなキャラが
いつの間にかフェードアウト
してたり

ストーリーに関しては
かなり雑だったと思います

この映画で起きていることは
謎の殺人鬼がなぜか人を殺しまくり
それから逃げ惑う人たち
それだけ

それ以上でもそれ以下でもない


でも、ストーリーなんか無くても
楽しめたし
全然問題じゃない

これは、お化け屋敷みたいな映画ですね
アトラクションです



ストーリーは全くない
頭カラッポで観れる
バカな映画ですが
怖いのでOKです

ビビりたい時に観るのが
オススメです



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