何もかもが滑稽

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映画、漫画、アニメなどが好きで、その事についての感想、思ったことなどを書いています。 それ以外の事も時々書きます。

映画「デス・レース2000年」感想 心が弱ってる時に観たい映画

 

どうもきいつです




SFバイオレンスアクション「デス・レース2000年」観ました

 

1975年のアメリカ映画
いわゆるB級映画です
国民から絶大な人気を誇る
デス・レースが開催され
5組のレーサたちが死闘を繰り広げる作品

 

ブレイク前のシルヴェスター・スタローンが
出演していたりします





あらすじ
西暦2000年
その年も国民から絶大な人気を誇る
デス・レースが開催されることになる
ニューヨークからロサンゼルスまでの
距離を競うため
国民たちが待ちかねる競技場に
奇抜な武装を装着したレーシングカーに
乗り5組のレーサーたちが登場した



感想
あまりにもバカバカしくて
疲れが吹っ飛ぶ
とんだアホ映画でした



ホントにめちゃくちゃな映画
頭のネジがぶっ飛んでんじゃないか

でも、楽しい映画ですよ

こんなに命が軽い作品なんて
なかなかないんじゃないでしょうか
観る人によっては
不快感を感じると思う


この世界観やレースのルールが
イカレています

車で人間をひき殺せば得点になる
その得点も
若者よりも老人、子供を
殺す方が高得点

人の殺し方もかなりあっさりで
人の命をなんだと思ってるんだ
って思うくらい
軽く殺してしまいます

そして、それを見て
熱狂、大歓声の国民たち

クレイジー過ぎるでしょ

このイカレた世界観に
一気に引き込まれてしまいました



そして、デザイン面もヤバい

超チープで超ダサい
レーシングカーが超ダサいです

確かに時代的にも古いってのは
あると思うんですけど

それにしてもダサい

主役のフランケンシュタインの
黒ずくめの謎衣装もダサい


でも、そのダサさが
逆にいい
むしろカッコいいですよ
あそこまでダサければ



ストーリーは
かなり強引です

特に終盤なんか
力づくで推し進めていく感じ
理論もバランスも意味も何もない

でも、妙に
アメリカ文化や文明に対しての
皮肉は的を得ている


さらに、キャラクターが個性的で濃い

フランケンシュタインのミステリアス感
マシンガン・ジョーの乱暴な感じ
他のキャラも魅力的
そして、みんな名前がダサい


そして、とりあえず
車を爆破
爆破が多い

途中で出てくる
マタドール風の男も
何をしたいのか
ただ轢き殺されるだけ
意味が分からない

それに無駄にエロいシーンが
多かったりする



この映画を観て思うのは

こんな世界嫌だよね
でも超楽しい

いつの間にかハイテンションに
なっている自分に気付く


結局、この映画は何だったのか?
意味がわからない

でも、それがいいのか
意味の無い映画なんだ
素晴らしい映画なんだ



意味なんて
何もない映画
倫理観なんて
クソ喰らえって映画

そして
明日からまた頑張って
生きよう
そう思えました



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