ファンタジー映画「ウォーター・ホース」観ました
ネス湖のネッシーを題材とした
2007年のファンタジー映画です
原作は「おふろの中からモンスター」
という児童書
スコットランドに伝わる
伝説の海獣ウォーター・ホースと
少年の心温まる友情を描いた作品です
あらすじ
父親を亡くした少年アンガスは
ネス湖のほとりで謎の卵を見つける
家に持ち帰った卵から生まれたのは
伝説の海獣ウォーター・ホースだった
感想
心温まるし癒されます
優しい映画でした
ただ突出したものが
何もない
動物と子供の友情もの
僕はこれが無条件で好き
癒されるんですよ
純粋なもの2つが交じりあう
こんなに美しいものがありますか?
そして、本作は
伝説のUMAネッシーを
題材にした映画でもある
僕はUMAも大好きなので
この映画は超どストライクなわけです
ただ、そんな僕が今までこの映画に
気付くことが無かった
それには理由もあると思いますが
その話は後で
まず、この映画は
かなりシンプルでわかりやすい
いわゆるファミリー向けのファンタジー
だと思います
ストーリーは
出会い、交流、別れ
と、かなりシンプルな構成
こういう物語ではよくあるやつです
のび太の恐竜とほぼ同じだと思う
なので、観やすい映画ではあります
少年アンガスと
ウォーター・ホースのクルーソー
この1人と1匹の交流を通して
アンガスの成長や
家族の絆なんかも描かれていて
普通に良い映画に仕上がっています
クルーソーもとても可愛いです
見た目はリアル路線の恐竜で
可愛さより怖さの方が強いんですが
動きやコミカルな演出で
とても可愛く見せてくれます
この可愛さに癒されます
犬に追われるシーンなんかも
コミカルで面白いし
クルーソーの動きも可愛らしい
敷物の毛皮の顔に驚くシーンは
この映画のベストの可愛さです
成長の早さも面白いですね
犬よりも小さかったクルーソーが
一晩で馬くらいのデカさになってる
さすがに笑ってしまう
そんなほのぼのした日常からの
終盤の緊張感のある嵐でのシーン
ここまでとのギャップで
ハラハラするし
画面に引き込まれます
全てを乗り越えてからの
アンガスの成長にも感動します
あの有名なネッシーの写真
その裏側で起きていた本当の物語
というストーリーの見せ方も
面白いと思いました
そんな感じで
面白い映画なんですが
ただ、この映画の知名度は
めちゃくちゃ低いです
僕もこの映画が公開されて10年以上
本作の存在を知りませんでした
それには理由があると思います
それは、単純に普通過ぎる映画だから
この映画には突出したものが
何も無いんです
記憶に残るキャラクターも
登場しないですし
ストーリーは当たり障りない
クルーソーも見た目は普通の恐竜で
特にインパクトがあるわけではなく
映像も特別印象的なシーンは
ありません
そして、全体的に
なんか観たことがあるような映画
全部が普通過ぎた
だから、記憶に残らない
それがこの映画の欠点です
まあ、面白くない映画よりは
普通の方がいいと思います
癒されたい時に観ると
ちょうど良い映画
難しくもなければ
殺伐ともしていない
軽い気持ちで観れます
とても平和な映画でした