サメ映画「MEG ザ・モンスター」観ました
絶滅したはずの巨大ザメが現れ
人々を恐怖に陥れる海洋パニック映画
監督は「ラストベガス」「魔法使いの弟子」
などのジョン・タートルトーブ
本作はアメリカ、中国の合作映画です
あらすじ
地球で最も深い海マラリア海溝以上の
深海が発見され
探査チームが最新の潜水艇で調査に乗りだす
そして、潜水艇が突如何かの襲撃を受け
動けなくなってしまう
その正体は200年前に絶滅したはずの
巨大ザメ、メガロドンだった
感想
思ってたより真面目な映画
もっとはっちゃけたのが見たかった
サメもあんまり暴れないし…
超デカいサメが登場する映画
と聞いてワクワクしながら観てみました
観てみると思ってたより真面目に
話が進んでいきます
サメ映画ってバカっぽいB級映画の
イメージがあったので
ちょっと思ってたのと違った
結構、お金もかかってる映画みたいで
映像もB級的なショボさはなかったし
人間ドラマとかも描かれています
意外とちゃんとした映画でした
それが良かったのかと言うと
微妙な感じもする映画です
良い部分もあったと思いますけど
見たかったものが見れなかった
って感じですね
そもそも、この映画って
良い大作映画を作ろうとして
作られた映画だと思います
アメリカと中国の合作
というのもあると思いますし
お金もかかってる
だから、すごい映像やリアル感
感動のドラマなど
全体的にクオリティの高い映画を
目指してたんだと思います
ただ、中身がそれに伴っていない
ような気がします
なんか中途半端なんです
真面目な映画としてはクオリティは
普通くらい
サメ映画としてはバカっぽくないし
やり過ぎていないから面白くない
そんな感じになっていると思います
で、僕はサメ映画を観たいと
思って観たので
この映画は
正直、物足りなかったです
まずはサメの大きさ
デカいんですけどね
もっとデカいのを期待してました
たぶん、リアルのメガロドンは
あれくらいの大きさなんですよ
デカすぎればリアルじゃなくなると思う
ただ、何でもありのサメ映画の世界を
知っていると
あれくらいのデカさじゃ驚かない
タイタニックくらいのデカさじゃないと
たぶん驚かないと思う
やっぱりやり過ぎを期待してしまいます
そして、サメが大暴れしない
というのも不満点です
全体を通してそんなに暴れないんですよね
巨大ザメの強さみたいなのは
伝わってきますけど
直接的に人を喰うシーンも少ないですし
結構おとなしかったりもします
船を粉々に襲っている
という描写がありますが
主人公たちの船はあんまり襲ってこなかったり
海水浴場のビーチに近づいてきた時も
そんなに人を襲わない
ここはもっと暴れてほしかった
惨劇を見たかったですよ
人を食べたりもしますが
その描写がソフトというか
あまり喰ってる感が無いです
血は出ないし丸呑みしてる感じ
だから恐怖感もさほど無いです
それで、そんな激しいシーンが
無いわりに
じわじわと迫ってくるような
恐怖演出とかも無いんです
背びれだけが海面に出ている
シーンとかもありますけども
シーンとかもありますけども
別に全然怖くない
サメ映画に求めているものが
あまり無かったって印象です
でも、終盤のサメとの闘いシーンは
結構良かったです
最後の方はサメとの肉弾戦みたいになってて
めちゃくちゃな感じが面白かった
あと、深海に潜っていくシーンは
ワクワク感があるし
未知の世界の恐怖も表せてたと思うし
良かったです
サメ部分以外では
ドラマが薄すぎるとかツッコミどころが多い
ってのもあると思います
ドラマは取って付けたような
親子愛みたいなのがあって
こんなレベルのドラマなら
無くても良かったと思えるほど
おかしいと思える部分もたくさんあり
なぜこんな危険な状況で
子供を連れまわしてるのかとか
さすがに犬がそんな長時間泳げないだろとか
全然サメが襲ってこないとか
真面目に作ってしまった映画だからこそ
ちょっとした事も気になってしまいます
これが、めちゃくちゃなサメ映画だったら
こんなことは気にならなかったと思います
全体的にちょっと中途半端でした
サメ映画としてどっちつかずです
リアル系のサメ映画なのか
何でもありのサメ映画なのか
どっちかに偏るだけでも
全然違ったと思います
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