何もかもが滑稽

何もかもが滑稽

映画、漫画、アニメなどが好きで、その事についての感想、思ったことなどを書いています。 それ以外の事も時々書きます。

ネタバレについて思うこと みんなネタバレに敏感すぎだと思う

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どうもきいつです


以前からネタバレについて思うことが
いろいろあったので
今回はそれについて書いていこうと思います


まず、僕はTwitterをやっているんですけど

最近Twitterで
死んで欲しくなかったキャラ晒す
ってタグが流行っていて
僕も遊び半分でいくつかつぶやいていたんですが

他の人のツイートで
これネタバレだろ!!
みたいなのを見て

そこで確かにネタバレだな
と気づいたんですよ


で、僕はそれを謝りたい
と言うわけではなく
Twitterってそんなもんだろ
と言いたい


実際そのタグに苦言を呈してた人が
次のツイートで
普通にネタバレレビューをリツイートしていて
あんたもやってんじゃん!!
とちょっと微笑ましくなった

これは嫌みではなく
Twitterってそんなもんなんですよ

ネタバレするなって言ってた人が
普通にネタバレしている世界


これはTwitterだけの話ではなく
今の情報過多の現代社会ではあたりまえ

SNSなんかで
ネタバレしている人に対し
偉そうにでかい声で批判したところで
全く意味なんてないですよ

むしろ、その言葉は自分に返ってくるブーメラン
頭にぶっ刺さります

そんな文句あるんなら
じゃあスマホ捨てろって話


でも、僕はそんな人たちを批判したいわけではなく
それは普通のことだと思ってます


現代社会でネタバレを完全に防ぐなんて不可能

じゃあ、そんなにカリカリして
ネタバレに文句言ったところで
なんのメリットもないです

そのネタバレするなって発言が
自分を縛ってしまい
SNS楽しめないですよ


趣味の合う友達を見つける
ってメリットのあるSNS

そこでネタバレなんか気にしてたら
深い話もできないし
なかなか親密にもなれないと思う

そもそも、SNSの世界は発言が自由で
ネタバレしても文句を言われる筋合いなんてない

そこでネタバレに文句言ってくる奴が
いたとしてもそんなの無視ですよ

スマホ捨てる覚悟のない奴が
今の情報社会で文句言う権利なんてない
どれだけ恩恵を受けていると思ってるのか

どんな世界にもメリット、デメリットがあるわけで
ネタバレなんてカスみたいなデメリットですよ


この話の結論は
ネタバレとか小さいこと気にしてたら
本当に楽しむことなんてできないですよ
ってことです

しょうもないルールを自分で作って
それに縛られてる訳ですから
それを破ったら他人に嫌われますしね

 

で、ここからは
ネタバレ自体の話です


僕はネタバレ自体はありだと思ってます
それが例えどんでん返しのミステリーであっても

結末がわからないほうが面白い作品も
いくつもありますが
だからと言ってネタバレが悪だとは思わない

逆にそこにこだわりすぎたら
本質が見えてこなかったりもしますし


今年なら「アベンジャーズ エンドゲーム」が
ネタバレどうのこうのみたいになっていて
ネタバレした人がめっちゃ批判されたりも
していましたが

この映画ネタバレもなにもないでしょ

ほとんど予告通りで思った通りにしか
話が進まない
どんでん返しがあるわけでもない
予定調和な物語で予想通りの展開です

どのキャラが死ぬかとかもありますが
そこも重要じゃないし

てか、誰が死ぬとか予想できますしね
予想通りにあいつが死にます

この映画の本質はそこじゃないのに
ネタバレを気にしすぎて
みんな見かたがブレてると思うんですよ

ミステリー小説のネタバレにキレるなら
全然納得できますけど
アベンジャーズのネタバレにキレるのは
意味不明

他の作品も同じ
みんなネタバレに過剰に反応しすぎ

映画、漫画、小説などの
作品の面白さは
予想外の結末やどんでん返し
そういうのが本質ではない

本当の面白さってのは
実際に自分で観て感じるもので
ネタバレされて面白くない作品は
その程度の作品な訳ですよ

 

とは言え
僕だって結末を知った上で作品に触れるのは
やっぱり嫌だったりもします

意外な展開に驚かされるのは好きだし
想像がつかないような話の展開は
大好物です

そういうものを楽しめる作品もいっぱいあるわけで
「シックス・センス」「ソウ」とか
ネタバレ厳禁と言われても納得できますよ

こんな作品をネタバレするやつも
どうかと思いますしね


ただ、過去の作品に関しては
どうしようもない部分があるじゃないですか

「猿の惑星」なんて公式にネタバレしてるし

名作になればなるほど
後世の作品の中でネタバレされたりもします

 

じゃあ、どうすればいいんだよ
となってしまいますけども

これはどうしようもないと思う

生きていればネタバレなんて
どこでされるかわかりませんしね

SNSを辞めたとしても
ファミレスの横の席の人が話してる
可能性だってありますし


そもそも、ネタバレの境界線がわからない

僕的には
映画館で流れている予告映像もネタバレだと思う
映画.COMのあらすじですらネタバレ

ネタバレ無しレビューだって
僕からすればネタバレみたいなもの
細かい内容はわからずともなんとなく
どんな映画かはわかる

Wikipediaにいたっては
あらすじと言いつつ
たまに結末まで書いてしまってることがある始末


こんな情報過多な時代にネタバレを回避するなんて
不可能だと思いますよ


じゃあ、もう受け入れるしかないです
てか、ネタバレなんて気にし過ぎちゃダメです

それに世の中もそんな厳しくないから
本当に重要なところは
みんな黙っていてくれたりもするし

だからと言って
重要なネタバレを言ってしまった人を
攻めるのはやめてください


本当にネタバレが嫌なんだったら
自分が情報をシャットアウトする義務がある

バカみたいにTwitterを日々チェックして
そこでネタバレを見てしまったからって
そこに文句を言うのはお門違いですよ

人に文句を言う前にお前が努力しろ
って話です

自分はスマホいじるの我慢できないくせに
他人にネタバレ我慢しろ
って言うのはどう考えても自分勝手


でも、ネタバレしてしまう方も
もうちょっと気を使ってくれれば
平和にすむ話でもありますがね…


だから、この話は不毛だとも思う
議論する価値は無いかもしれませんね

 


ただ、これには解決策がありますよ

知らないものに触れればいいんです

たまたま立ち寄った本屋で
聞いたこともないタイトルの小説を買ってみるとか
映画館で全然知らない映画を観てみるとか

そんなにネタバレが嫌なら
それくらいのことをやってみればいい

自分の好きなものだけに触れるから
ネタバレを知ってしまうわけで
ノーマークのものなら
100%ネタバレは無いですよ


それにいろんな作品に触れれば世界も広がりますよ

マーベルヒーローの映画のネタバレに
カリカリしているよりも
いろんなジャンルの作品に触れて
世界を広げるほうがよっぽど楽しい人生です


みんなちょっと保険をかけすぎ

絶対に面白いものを見たいと思うから
結局、いろいろ調べてネタバレを踏んでしまう

だから、そこを思い切って
全く知らないものに挑戦してみればいい

そうすればあなたたちが求めている
予想外の展開や想像以上の結末に
出会えると思いますよ

まあ、失敗もありますけどね

メリット、デメリットはどんなことにも
ついて回りますからそこは仕方ないです

 


最後はちょっと強引な結論になりましたけど

僕が言いたいのは
ネタバレをそんなに気にし過ぎなくてもいいでしょ
ってことです

作品の面白さってそこだけじゃないし
ネタバレだけにこだわらず
いろんな視点で見ることも大事だと思う

まあ、みんなちょっとカリカリしすぎだから
もっと広い心を持ったらいいんじゃない?

 


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