何もかもが滑稽

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映画、漫画、アニメなどが好きで、その事についての感想、思ったことなどを書いています。 それ以外の事も時々書きます。

2019年公開映画 個人的なベスト10

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どうもきいつです


2019年もそろそろ終わるということで
今年日本で公開された映画の中で
僕が観た作品からトップ10を決めたいと思います
去年もやったので今年もやります

基準は僕がどれだけ好きになったか

作品の完成度の高さ
どれだけ面白かったか
世間にどれだけ評価されているか
とかそんなのはどうでもよくて

単純に僕がどれだけ好きになったか
という部分だけで決めています

なので、採点なんて全くしてないので
人によったらクソみたいな映画も
入ってるかもしれない

そもそも、作品を採点するのは
上から目線になるので嫌い


あと
今年の映画はどれも素晴らしい!!
順位を付けるのはおこがましいので
今年の映画は全部ベスト!!
みたいな平和主義はクソつまらないので
ちゃんと順位は付けています

無理やりにでも順位をつけたほうが面白いと
思いますし


洋画部門と邦画部門を分けました
とかもしょうもないので
全部ごちゃまぜでやってます

ごちゃまぜのほうが本当のランキング
って感じもしますしね


10位以下はこれです
とかも長くなるので10位までしか決めていません


それでは10位から紹介していきます

 

 

 

 

10位
「愛がなんだ」

恋愛映画はそんなに好きなジャンルではないですが
この映画はすごく好きでした

この映画は共感というより
自分の嫌な部分を見せられているような気持ちに
させられるんですよね

なんか鏡を見せられているような感覚

様々なキャラを通して人間の普遍的な
嫌な部分を映し出してるように思います

でも、恋愛の素晴らしさや面白さというのも
すごく表現されていて
とても興味深い内容の作品でした

そして、ちょっと変な映画でもありました

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9位
「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」

この作品は漫画の実写化の理想の形だと思う

ただ人気作品を実写化している作品が多い中
この作品には愛を感じる

さらに、この作品は忠実に実写として
再現しているだけではなく
実写にするからこそ、この監督が作るからこその
作品に仕上がっているんです
実写映画にする意味も感じられる作品

原作以上にどぎつい下品で不謹慎なギャグ描写
これもすごく笑えたし
アクションシーンも実写だからこその
カッコいい演出だったと思います

日本漫画の実写化を海外でここまでされてしまうと
悔しくもあります

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8位
「町田くんの世界」

この映画はすごく変な映画でした
キャスティング、キャラ設定、ストーリー
映像の見せ方など
全てが絶妙に変な映画

ただ、それが上手くかみ合って
独特な世界観が生まれているんですよね

そして、町田くんというキャラクターがすごく好き
町田くんはヒーローです
現代社会に必要な希望だと思います

そんな町田くんが繰り広げる
ちょっと変な物語を見ていると
優しさを分け与えられたような
温かい気持ちになれました

町田くんと猪原さんとの
青春恋愛ラブストーリーも微笑ましくてすごくいい

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7位
「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」

シリーズ3作目にして完結編
アニメのクオリティは毎度のことですが
素晴らしいですし
シリーズの最終章として素晴らしい終わり方を
見せてくれた作品でした

ストーリーは王道でシンプルなんですが
映像は本当に美しく
アクションもスリルがあり爽快
ラストも感動できる良い終わり方でした

もともと、「ヒックとドラゴン」は
好きだったんですが
2作目は正直微妙でした

でも、この3作目が作られたことで
微妙だった2作目も意味が生まれたようにも
思いました

シリーズ3作通してとても面白い作品です

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6位
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」

実はこの作品が初めて観たタランティーノ作品
だったんですが
かなりクセの強い作品でしたね

でも、こんなタイプの映画はすごく好きです

実話を基に実話に沿って語られる物語なのに
最後にはそれを捻じ曲げてしまう
なんかすごいものを見れた気持ちになりました

掴み所の無い独特な作風なんですけども
キャラクター、映像、音楽
それらの見せ方がとても魅力的でセンスを感じます

ラストの展開は本当に最高で爽快でした
火炎放射器には爆笑した

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5位
「ハウス・ジャック・ビルト」

この映画は面白くないかもしれない
でも、すごく好きな作品でした

基本的に趣味の悪い描写が多いです
不謹慎だったり気持ち悪かったり
でも、ユーモアはあったりする

この映画はハマらなければ
大嫌いな映画にもなりうると思います
好きか嫌いかで観る人を選ぶ映画

僕はこの映画から芸術について
いろいろ考えさせられました
絶対にやってはいけない殺人だって
価値観によっては芸術になりえるんだと
不謹慎ながら思ってしまうんですよね

ラース・フォン・トリアーの変態性や芸術性が
溢れ出ていた作品
最高で最悪な映画でした

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4位
「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」

この映画は本当に最高でしたね

とにかく怪獣が暴れ回る世界を堪能できました
やり過ぎなほどの大怪獣バトルです
ゴジラ好きなら楽しめると思います
監督のゴジラ愛も感じれる

正直、ストーリーとかは
ちょっと微妙だったりします
ただ怪獣が戦ってるだけの映画ですから

でも、監督が考えた
俺の最高のゴジラ映画
って感じがすごく伝わってくる

情熱や愛がめっちゃ込められている作品だと
思うんですよ

ゴジラ最高って映画でした

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3位
「クリード 炎の宿敵」

何回泣かすんだよって映画でした
とにかくめちゃくちゃ熱い

アポロの息子でロッキーの弟子
アドニス・クリードと
アポロを殺しロッキーに負けたドラゴの息子
ヴィクター・ドラゴ
この因縁の2人が戦うというだけで
100点をたたき出してますよね

そして、その中で描かれるドラマも
本当に素晴らしい

最終的にはどっちにも負けてほしくないですから

2人の試合のシーンは圧巻でした
本当に最高

土台にあるロッキーシリーズを
完璧に生かした作品だったと思います

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2位
「ジョーカー」

はじめは文句言ってたのに
2位にランクインしました

とにかくこの映画について
ずっと考えていたんですよ

そして、よく考えると
僕が最高に好きなタイプの映画だと気づいた

この映画はどういう視点や立場で観るかによっても
見え方が変わってくると思います
僕は意識していろんな視点から
この映画について考えましたけど

結局、そうさせられるということが
素晴らしい作品だったんじゃないかと思うわけです

考え過ぎて感想を2回も書いてしまいましたし

いろんな意味で面白い映画だったと思います

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1位
「スパイダーマン:スパイダーバース」

これはマジで最高な映画
単純にアメコミヒーローのエンターテイメント作品
としてもとても面白い作品でしたが

アニメ表現の新しい道を切り開いた作品
でもあると思います

リアルを目指すアニメ表現に逆行するかの如く
この作品は独自の表現を極めようとしていました
この作品はアニメだからこその表現
アニメじゃないとできない表現なんですよ

しかも、その表現がスパイダーバースという作品に
ピッタリだと思います

でも、表現を極めつつも
ただのアート作品にはなっていなくて
ちゃんと映画として楽しめる

ストーリーも表現も題材も
全てが素晴らしくマッチしてるんです

この作品を映画館で観れて本当に良かった

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そんな感じでランキングは終わりです

今年は今まで以上にかなり映画館で映画を
観ましたけど
意外と順位をつけるのには悩まなかった

スパイダーバースとジョーカーは
どっちを1位にするかちょっと迷いましたが
最終的にはよりテンションが上がった方を
選びました

他にも面白い映画や良い映画は
たくさんありましたが
特にここで上げた作品が自分の中では
すごく印象に残った作品だったと思います

どれも最高の名作ですね