どうもきいつです
アクション映画「ラスト・アクション・ヒーロー」観ました
映画好きの少年がスクリーンの中の
アクションヒーローともに大冒険を繰り広げる
1993年のファンタジーアクション映画
監督は「プレデター」「ダイ・ハード」などの
ジョン・マクティアナンが務め
主演のアーノルド・シュワルツェネッガーは
本作のエグゼクティブプロデューサーでも
あります
あらすじ
寂れた映画館に入り浸る少年ダニーは
アクション映画『ジャック・スレイター』の
大ファンだった
ある日、不思議なチケットを手に入れたことから
ダニーはスレイターの活躍する映画の中に
入り込んでしまう
そして、スレイターを狙う殺し屋との戦いに
巻き込まれていくのであった
感想
すごくワクワクする映画
子どもの頃に観ていたら最高だったと思う
それに、アクションが派手だったり
シンプルなストーリーだったりで
大人の自分が観ても楽しめる内容でした
前から観たいと思っていた映画でしたが
たまたまテレビで放送されていたので
観てみました
シュワちゃん主演の映画だし
なんとなく派手なアクション映画だと
思っていましたけども
想像通り派手なアクション映画でした
それだけでも結構満足です
当時は大コケした映画らしいですが
個人的には楽しめたし
好きなタイプの映画です
まずストーリーの話ですが
なんかすごくワクワクする内容でした
単純でありがちだとは思いますが
不思議なチケットを手に入れた少年が
映画の世界に入ってしまう
これが、懐かしくもあり
童心に戻れるようなワクワク感を感じれました
子どもの頃にこの映画を観ていたら
大好きになってたでしょうね
この時代の冒険映画って感じで
こんな映画には無条件で気持ちが昂る
ストーリーの流れもシンプルで
すごくわかりやすいです
単純に強い正義の味方がいて
すごく嫌な悪者がいる
その2人の戦いを見せてるだけ
その中で、それに巻き込まれる少年の少しの成長や
少年とヒーローの絆の深まりなんかも描かれてます
定番で王道なストーリー
ちょっと幼稚でバカっぽい気もしてしまいますが
シンプルでわかりやすいし
全然良いストーリーだと思いました
変に複雑なストーリーよりも
アクション映画はこれくらいがいいのかも
ただ
なんでそうなるの?
そんなわけないだろ!!
とかツッコミどころは結構あったり
基本的にご都合主義な展開も多く
そんなのが気にならないと言ったら
嘘になりますが…
雑なストーリーでもありますよね
よく考えると目的もよくわからなかったりする
ダニーが映画の世界から脱出するために
その方法を探す物語というわけでもなく
映画の世界のストーリーを進めていく
というにしてはなんか中途半端
結局、この人たちなにしようとしてたっけ?
みたいな気持ちにはなってくる
でも、ダニーの成長という部分を
メインに描いているから
そこまでも目的の無さが気になるわけでもなく
一応筋の通ったストーリーにはなってました
少年が経験した一時の不思議な冒険物語
として見れば全然納得はできると思う
あと、もう1つ気になったのが
敵の殺し屋ベネディクトの飲み込みの速さ
チケットを手に入れて外の世界と繋がったときは
あっという間にその状況を理解して
それを利用してしまう
スレイターなんてはじめは自分が
映画の中の登場人物だと全く信用しないし
現実を知ったときはすごく狼狽える
現実の世界では映画の世界との違いに
四苦八苦して敵と戦うわけです
それに対してベネディクトは
真実を知っても全然驚かないし
むしろ、それを利用してスレイターを
倒そうと企みます
現実の世界でも
すごく上手く立ち回るんですよね
チケットの力で自由に世界を行き来したり
他の映画から登場人物を呼び出そうとかもしてます
『ジャック・スレイター』の過去作から
スレイターの宿敵を呼び寄せたりしますから
あげくのはてには
『ジャック・スレイター』の主演を務める
シュワちゃんを殺せばスレイターを消せる
という発想にまで至るんですよ
ベネディクトめっちゃ頭良い
いや、頭良すぎて
いくらなんでもおかしいですよね
こんな頭の良い敵を
普通なら倒せないですよ
それを
脳筋のスレイターが倒しちゃうんですよね
かなり強引な倒しかたですけど
シュワちゃんだしまあいいか
って感じです
そんな粗っぽい展開も
派手なアクションが誤魔化してくれます
銃撃戦、カーチェイス、爆発など
どれもがすごく派手でそれだけで見映えがいい
アクションがとても楽しい映画です
基本的に大暴れって感じで
シュワちゃんらいしいアクションですよね
カーチェイスとかは本当に最高でした
車はぶっ壊れるし大爆発するし
なんかテンションが上がる
銃撃戦、肉弾戦も
バコバコと人をぶっ飛ばしてくれるから
すごく気持ちがいいし
スレイターの娘は可愛いけどめっちゃ強い
これも最高ですよね
アクションはとても楽しめる内容だと思います
ただ、万人ウケを目指した作品だからか
あまりどぎつい描写はなくて
物足りなさは少しあるかも
血はそんなに流れないし
刺激の強い描写はないてす
もっと暴力的で激しいアクションを
求めてる人なら
このアクションにはちょっとぬるいと
思ってしまうかもしれません
個人的にはこういうアクションも
嫌いではないので全然満足できましたが
あと、コメディー描写も少しありましたね
これも好き嫌い別れるかも
ちょっと中途半端ですし
映画の世界でのターミネーターの主演が
シルヴェスター・スタローンってのは
面白かったですね
当時仲が悪かったという事を
逆手に取ってネタにするのは
ユーモアのセンスがあると思います
他にも映画のパロディーが
いろいろとあったりもして
そのへんは楽しめると思います
雑な部分も多い映画だとは思いますが
僕はなかなか楽しめたし好きな映画です
とにかくアクションは派手で
テンション上がりました
子ども心を思い出させてくれるような
どこか懐かしい作品
子どもの頃に観てれば
大好きになってた映画だろうな
と思います