何もかもが滑稽

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映画、漫画、アニメなどが好きで、その事についての感想、思ったことなどを書いています。 それ以外の事も時々書きます。

映画「The Witch/魔女」感想 アクションがたまらん!! 最高!!

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どうもきいつです


韓国映画「The Witch/魔女」観ました

幼い頃の記憶をなくした少女が
特殊な能力に目覚め戦いに巻き込まれていく姿を描いた
2018年韓国のバイオレンスアクション映画

「新しき世界」などのパク・フンジョンが監督を務め
主演のキム・ダミは本作でファンタジア国際映画祭の最優秀賞女優賞を受賞しています

 

あらすじ
特殊な施設で育てられたジャユンは8歳の頃に施設から脱走する
そして彼女は記憶をなくし酪農家の夫婦に育てられる
10年後、普通の高校生として暮らしていたジャユンは
経済状況が厳しい養父母のため
賞金目当てでオーディションを受けることを決意する
しかし、テレビ番組に出演したことをきっかけに謎の組織に追われることとなる

 

感想
前半は若干地味で退屈だけど
後半になっての怒濤の展開にめっちゃテンションが上がった
終盤のどんでん返し的な展開はマジでシビれる
アクションも最高
いろんな意味ですごく面白い


前から気になっていた映画で
アマプラで配信されていたので観てみました
Netflixでも配信されてるみたいですね


なかなか面白い映画でした

かなりバイオレンスな描写も多いので
観る人を選ぶ映画かもしれませんが

刺激的なものが好きな人ならとても楽しめる映画だと思います

僕はそんなのが大好物なのでとても大満足
最高に楽しめました


そして、この映画は
なかなか面白い作りをしていて
あっと驚かされる仕掛けも用意されている

それの見せ方もとても上手くて
終盤になると一気に盛り上がります

終盤の盛り上がりはほんとに素晴らしいと思う


前半は記憶喪失の女の子の日常生活
って感じが続くのでかなり地味です

大して大きい出来事もなく
主人公ジャユンがどんな人物か
どんな人間関係を築いてるか
そんなのを淡々と見せられる

この中で謎の組織が暗躍したり
ジャユンがオーディション番組に出たりと
多少動きはあるけど
正直言ってあまり面白くないかも

ただ、この部分が前フリになって
終盤のどんでん返しに繋がってくるのは
上手い作りだと思います

伏線の見せ方がさりげなかったのもいいし
何よりも前半と後半のギャップで
驚かされてかなり盛り上がる


そして、この時のジャユンの変貌ぶりもこの映画の見所だと思います

素朴な女子高生のジャユンと
殺人マシーンのジャユン
その両方に説得力があるんですよね

これはやっぱりジャユンを演じたキム・ダミの
演技力の賜物だと思う
普段の可愛らしいジャユンも冷徹で非情なジャユンも
どちらも本物に見えるんです

こんな真逆の性格を演じれば
どちらかが嘘っぽくもなりそうなもんですが
ジャユンは両方に本物に見える

どちらが本当のジャユンかわからない
もしくはどちらも本当のジャユン
という絶妙なキャラクターにしっかりと存在感が生まれてます

かなり難しいキャラクターだけど
だからこそ、そのキャラクターを違和感なく演じてることで
この映画自体の説得力にも繋がってると思うんです

 

あと、やっぱりこの映画で最高なのはアクション
これは個人的にも大好きなやつでした

バイオレンス、ガンアクション、肉弾戦
そして超能力バトル
ちょっと詰め込みすぎだろっ思うけど

これにテンション上がらない人間なんているんですか?

超能力とかブッ飛んだことをやってるけど
映像がチープになってないのもいいですね

アクションのスピーディーなテンポのよさや
閉鎖的な狭い場所での戦いを見せることで
上手く安っぽさを隠せてるんです

いかにもハリウッドみたいな
ド派手にCGを使って
みたいなことをやってたらたぶんすごくチープになってたと思います

アクションはかなり工夫が凝らせれていて
すごく上手い見せ方でした

それと、グロいくらいのバイオレンスな描写も
刺激的で激しいアクションのエッセンスになってます

とても痛々しいシーンも多くて
でもスタイリッシュでカッコよくもある

中二病っぽい演出も多くてダサさがあるけど
この感じがむしろたまらないというか

設定自体も少し古くさい超能力者同士のバトルで中二病感がすごいですが

こういうのってすごくワクワクしますよね

そんなノリは大好きなのでテンションめっちゃ上がりました

 

すごく面白くて最高に楽しめた映画でしたけど
正直、ストーリーはちょっと微妙かな…

特に前半のパートはやっぱり退屈でつまらない
前フリとしては上手いんですけど
前フリだけで終わってしまってるのがもったいないです

ここを面白く見せるだけで全然違ったと思う

本作は韓国映画特有の暗さや重苦しさの雰囲気が全編を通してあるんですが

前半のパートは
逆に明るくしてしまったほうがよかったような気がする

中途半端に重苦しいし大してストーリーも展開しないので
観ていてちょっと疲れるんですよね

ジャユンの友達が唯一明るくて面白いキャラでしたけど
このキャラだけではやっぱり持たない

コミカルなアイドル映画みたいな雰囲気で
終盤のどんでん返しを見せられたら
よりギャップが大きくて驚かされたと思います

それか前半部分を臭いほどの感動ストーリーにしてもよかったかも

とにかく、前半のパートはどんな形であれ
面白く見せてほしかったですね


それと、かなり消化不良なストーリーでもあります

本作は第1章という位置付けで
続編ありきの作品なんですよ

だからあまり何も解決しない

そのせいで
全体のストーリーがかなりふわっとしてました

結局どういうことだよ
という疑問が拭えないまま終わってしまいます

そこは続編を観てください
ということだとは思いますけど

中途半端に終わってしまうので
ストーリーの良し悪しは本作だけでは判断できないですね


前半が退屈だとかストーリーが中途半端とか
そんな問題もあるけど
それを補うほど面白い要素は多くて
全然満足できる映画でした

特にアクションは個人的にも大好きなタイプで
それだけでも十分この映画を観た価値がありました

これは続編も楽しみです
続編はもっとすごいアクションを期待できるかもしれない

 


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