どうもきいつです
特撮映画「暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新・初恋ヒーロー」観ました
スーパー戦隊シリーズの46作目「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」の劇場版
ドンモモタロウこと桃井タロウ率いるドンブラザーズの面々が
映画の主演を務めることになるが
撮影現場で波乱が巻き起こる
監督はテレビ版も手掛ける田崎竜太
「劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア」と同時上映
あらすじ
ドンブラザーズの5人に映画「新・初恋ヒーロー」の出演オファーが舞い込む
黒岩監督の指揮の下、撮影がスタートするが
監督の閃きを重視する方針により撮影現場はハチャメチャな展開になる
そんな中、ヒトツ鬼も現れるのだった
感想
テレビ版と同じくブッ飛んだ内容
正直、意味わからんしこの映画の目的も不明だけど
このイカれ具合が心地よい
「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」は面白くて毎週欠かさず観ています
なかなかクセの強い作風で
シリーズの中でもかなりブッ飛んだ作品かなと思う
そんな作品の劇場版なので
どんな映画になるのか楽しみにしていました
実際に観てみると
テレビ版以上にイカれてるんじゃないかと思うほど
かなりブッ飛んだ内容になっていました
ストーリーなんてほぼ無くて
マジで何やってるのかわからないレベル
昨年の「機界戦隊ゼンカイジャー」もブッ飛んだ作品でしたけども
また違ったブッ飛びかたと言うか
本作は個人的にもかなり好きな劇場版でしたけど
具体的に何が面白かったのかよくわからない…
とにかく、笑えるっちゃ笑える映画で
終始キャラクターたちが変なことをしてるので
つい笑ってしまう
ただ、やっぱり笑うにしても
ドンブラザーズのこのノリについていけるかどうかですよね
特に同時上映の仮面ライダー目当てで観にきた人には
このドンブラザーズがどう目に映るのか?
ただのクソ映画としか思えない人もいるでしょうね
いて当然ですよね
だって意味不明なんですから
でも、わかる人だけにわかればいいんですよ
ドンブラザーズはそういう作品です
わかる人だけがこの異常な世界を味わってください
で、本作の良いところは
キャラクターがとても生き生きしているところです
登場人物みんなが楽しそうです
観てる側もハイになってますが
たぶん演じてる側もハイになってますよ
特にドンモモタロウの桃井タロウとオニシスターの鬼頭はるか
この2人がヤバいです
この2人が映画に出演するという劇中劇が披露されるわけですが
この時の下手な演技が常軌を逸している
マジでやりすぎ
狂気を感じる
もはや笑うしかないです
この狂った演技が
演じている2人も楽しかったんでしょうね
めっちゃノリノリです
普段と違ったことをやってるからなのか
すごく楽しそうなのが伝わってくる
他のキャラも楽しそうに演じてるなというのが伝わってきます
脳人の3人は
テレビ版ではシリアスな場面が多いですが
今回の劇場版でははっちゃけてましたね
よりコミカルです
本来のキャラクター像は崩さずに
でも変なことはしてる
脳人たちノリノリで映画出演してますしね
ノリノリでゾンビもやってる
これもテレビ版とちょっと違ったことをしてるので
役者自身も楽しんで演じていたんだろうなと思います
レギュラーメンバーはもちろんブッ飛んでましたし
ゲストキャラもブッ飛んでた
ストーリー性ゼロの中身空っぽな映画ではあるけど
この映画を全員で楽しんで作ってるんだろうなということは
ガンガンと伝わってきました
それが本作を楽しんで観れる所以なのかもしれません
他には
アクションシーンは安定してカッコいいです
変なことをしている反面
アクションシーンは定番のものをしっかり見せてくれる
そこはメリハリが効いていて
観ている方も安心して観れますね
まあ、操られている人間を
ボコボコと平気で倒してしまうのはドンブラザーズらしいけど
普通なら
操られているだけの一般市民には手を出せない
って、なるところを
ドンブラザーズは平然と殴り倒していました
あとは名乗りですね
テレビ版ではあれだけ頑なにやってこなかった名乗りを本作でやってます
やっとドンブラザーズの名乗りを見れた喜びを感じつつ
スーパー戦隊として定番であり最も重要な名乗りを劇場版で初出しするイカれっぷりに
脳内を破壊された気持ち
てか、いまだに何も知らない犬は
よくこれについていけてるよな…
なんか、誉めてるのか貶してるのかわからなくなってくる
ただ、言えるのは
この作品は劇薬ですね
トリップできます
この映画自体がラリってる
今後、公開されるであろうドンブラザーズVSゼンカイジャーには期待しかない
スーパー戦隊シリーズ 暴太郎戦隊ドンブラザーズ Blu-ray COLLECTION 1