何もかもが滑稽

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映画、漫画、アニメなどが好きで、その事についての感想、思ったことなどを書いています。 それ以外の事も時々書きます。

映画「グレイマン」感想 とにかくド派手なアクション

どうもきいつです


アクション映画「グレイマン」観ました

マーク・グリーニーの小説「暗殺者グレイマン」を実写化したアクション大作
CIAの工作員が組織の秘密を知ったことから激しい戦いに身を投じていきます
2022年7月からNetflixで配信されている作品

監督は「アベンジャーズ エンドゲーム」などのアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟が務め
主演は「ラ・ラ・ランド」などのライアン・ゴズリングです

 

あらすじ
刑務所に服役中のコート・ジェントリーは
CIAのスカウトにより暗殺者シエラ・シックスとなる
CIAからの数々の仕事を請け負ってきた彼だったが
ある日、組織の秘密を知ってしまい命を狙われることとなり
非常な工作員ロイド・ハンセンがあらゆる手段でコートを仕留めようとするのだった

 

感想
内容は薄いけど
ひたすら続くド派手なアクションには興奮させられた
何も考えず体感できるアクション大作でした

 

CMで目にして面白そうだったので観てみました
映画館でも上映されてるみたいですが僕はNetflixでの鑑賞です

2億ドルもの大金が費やされた超大作というだけあり
想像以上のスケールの大きさとド派手な映像の連続でした

個人的にもこういう映画は大好きですね

こんな作品を観ると
今、自分映画を観ているな
って感覚に浸れると言うか

単純に楽しいです

アクション映画が好きな人には観てもらいたい作品

 

本作のストーリーは
正直、すごく薄い

秘密を知った主人公が
自身が属する組織に命を狙われる
という、結構ありがちな物語でもあるし
屈強な男が少女を救いだすのもベタな話ですよね

特に捻りがあるわけでもなく
わかりやすく敵がいて
わかりやすく対峙する

最初から最後までかなりシンプルなストーリー
悪い言い方をすれば面白味のないストーリーでもあるんですが

この映画に関しては
ストーリーなんて無くてもいいと思えるほど
とにかく派手なアクションと豪華な映像に彩られています

むしろ、シンプルなストーリーだからこそ
アトラクションのようにこの映画を体感できたのかもしれません

物語が単純だから
変な引っ掛かりはなく
無駄に考えることもなく
映像の世界に引き込まれたようにも思います

 

で、本作の目玉であるド派手アクション
これが本当に最高でした
バリエーション豊かな様々なアクションを
これでもかと見せてくれます

肉弾戦あり、銃撃戦あり、カーチェイスあり、爆発あり

とにかく最初から最後まで
アクションぶっ通しなので最高に楽しめました


序盤からエンジン全開で
美しくスケールの大きい映像の中で
スタイリッシュかつ泥臭い戦いが始まります

この最初の場面で本作の方向性が伺えて
この時点でハマってしまえば最後までずっと楽しいと思う

逆にハマらなければ最後までつまらないかもしれませんね…


そこから後もすごいアクションがてんこ盛りです

飛行機でのアクションは
スリル満点だし主人公すごすぎるし
なんかスゲー映像でテンション上がります

そして、お金がかかってるだけあり
主人公がいろんな国へ赴きいろんな場所がぶっ壊れる

路面電車と車がカーチェイスで街がぶっ壊れるシーンなんてめちゃくちゃですよね
主人公、敵、警察の三つ巴のバトルが発生し
銃撃戦、車爆発、街ぶっ壊れで地獄絵図です

こんなこと現実で起きれば世界中で大ニュースになるやつ

やりすぎなほどブッ飛んだアクション
この場面はめちゃくちゃ興奮しました
最高です


終盤の城での戦いも盛り上がってました
なぜ城で戦ってるのかはよくわからんけど
城で戦ってるとテンション上がりますよね
城もぶっ壊してましたし

ラストバトルのコートとロイドの殴り合いは泥臭くて大好きです
ここまで散々、手を変え品を変え様々な手法で戦ってきたわけですが
最終的にはただの殴り合いで決着をつけるにここは興奮して見入ってしまいました

 

そして、アクション以外にも登場人物たちも魅力的でした

みんな特別に個性的というわけではなかったりする
正直言うとキャラ設定も結構ベタで
あまり新鮮味はないと思うんです

ただ、なんか華がありましたよね
登場人物みんな存在感が強いというか

まあ、役者の魅力なんでしょう


主人公コートを演じるのはライアン・ゴズリングで
単純に雰囲気がカッコいい
優しい雰囲気も兼ね備えてるし
好感が持てる主人公になっていました
肉体美もすごい

ライアン・ゴズリングの存在感が主人公の説得力そのものって感じですね


ヒロイン役のアナ・デ・アルマスもやっぱりいいですね
「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」でも存在感抜群でしたけど
本作でも存在感抜群でした

普通に可愛いしね
彼女が画面に映っているだえで幸せ
アクションもカッコよかったです


あとは、クリス・エヴァンス
あのキャプテン・アメリカが本作では悪役です

爽やかで正義感の塊のようなキャプテン・アメリカとは真逆のスゲー嫌な奴を演じていました

そのギャップもあってか存在感が際立っていた
まあ、ナイブズ・アウトでも悪い奴でしたけど

必要以上に主人公に執着する敵って
立ちはだかる壁としては効果的
こいつが主人公に執着し続けるお陰で物語の推進力にもなっていたと思います


それぞれのキャラクターの魅力も本作を引き立てる要素になっていいまいた

 

単純なストーリーの上
アクションの連続で物語のテンポも良かったし
とても観やすい映画でした

ちょっと暗い雰囲気を子醸し出してたりもするけど
全体的にはポップに仕上がっていて気軽に観ても楽しめる作品だと思います

このド派手アクションは映画館で観ればもっと大迫力だったのかな
とか思ったりも…

とは言え、テレビで観ても大迫力
Netflixに入ってるなら観て損はないと思います

 


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