何もかもが滑稽

何もかもが滑稽

映画、漫画、アニメなどが好きで、その事についての感想、思ったことなどを書いています。 それ以外の事も時々書きます。

映画「屍人荘の殺人」感想 浜辺美波が超可愛い それだけでも満足だけど…

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どうもきいつです


ミステリー映画「屍人荘の殺人」観ました

第27回鮎川哲也賞、第18回本格ミステリ大賞などに
輝いた今村昌弘のミステリー小説を映画化した作品
大学生の主人公たちが山奥のペンションで起こる
謎の連続殺人に巻き込まれる

監督は「任侠学園」などの木村ひさし
神木隆之介、浜辺美波、中村倫也などが
共演しています

 

あらすじ
ミステリー小説オタクの大学生の葉村譲は
ミステリー愛好会の会長を務める明智恭介に
日々振り回されていた
ある日、同じ大学に通う剣崎比留子に
犯行予告が届いた音楽フェス研究会の夏合宿に
誘われる
3人は山奥の紫湛荘を訪れ予期せぬ事態が
彼らを襲う

 

感想
浜辺美波がめっちゃ可愛い
それだけで満足な映画
でも、それだけではなく
王道のミステリーにプラスアルファが
予想外で楽しめた

 

原作小説は全く知らず
ただ浜辺美波が出ているという理由だけで
本作を観てきました

全く前知識もなく観てきたので
なかなか予想外の展開で楽しめました

この映画はなにも知識無しで
観るのがオススメです

 

ここからはネタバレになることも
言ってしまうと思うので
この映画を観る予定がある人は
読まないでほしいです

 

まず言いたいのは
この映画のメインは浜辺美波だと思います

映画の内容が面白いかどうかの前に
この作品は浜辺美波のPV的な要素がかなり大きい
浜辺美波がいかに可愛いかの映画

そして、この映画の浜辺美波はクソ可愛い

この時点でこの映画は成功です

アイドル映画として観れば
浜辺美波の魅力をかなり出せています
今までいろんな浜辺美波を観てきましたが
本作が1番可愛く見えました

彼女が演じる剣崎比留子というキャラクターは
なかなか独特で
存在自体がかなりフィクション感が強いキャラです
口調なんかもクセが強い

なので、普通なら実写でこんなキャラを
見てしまうと
現実味が無いしちょっと気持ち悪く感じると
思うんです

でも、そんなキャラなのに
浜辺美波が演じるとなんかしっくりくる

むしろ、すごく役にハマっていて
普段の浜辺美波より可愛く見えます

彼女の存在自体が少しフィクションっぽい
というのがあると思いますし
ビジュアル的にあの変なキャラでも
納得できるほどの可愛さなんですよ


それに、神木隆之介の良い意味での
主張しない主人公も良かったのかも

神木隆之介らしいナチュラルで普通な存在感が
比留子の邪魔にならず
逆に魅力を引き立てていたように思います

でも、ちゃんと主人公としても機能しているし
神木隆之介の演技力があってのものだと思いました

 

そして、映画の内容なんですが
これはすごく変なバランス

ツッコミどころは多いし
チープな感じもします
さっき言ったようにキャラクターもかなり変ですし


映画が好きな人ほど
この映画が嫌いな人が多いかも
逆に普段は映画を観ないけど
キャストやポップな雰囲気に釣られて観た人も
この映画を嫌いと思ってしまうかも

よく考えるとターゲット層があまりわからない


でも僕はこの変なバランスの
変なこの映画がなんか好きでした


これはネタバレになりますが
この映画はミステリー映画であり
ゾンビ映画です

だからかなりめちゃくちゃな内容です

ただ、この発想がとても面白いと思った

ミステリー映画としても斬新だし
ゾンビ映画としても斬新
なんか新しいものを観れた気がします


基本はミステリーが主軸で
そのミステリーはかなり王道
言ってしまえばよくあるベタな内容

全然複雑でもなく
今までに見たことあるような内容で
犯人は容易に予測できますし
殺人のトリックにもそんなに驚かない

ただ、そこにゾンビ要素をプラスすることで
今までにないものを生み出しています

ゾンビに囲まれてしまいペンションに
閉じ込められてしまったり
殺人のトリックにゾンビを利用したりと

ちゃんとミステリーの仕掛けにも
ゾンビが使われています


で、そんな2つを混ぜ合わせることで
すごく変な空気感が生まれてくる
どう考えてもこの2つは相容れない
それを無理やり混ぜている映画なんですよ

だから、おかしなことがたくさんある

まず、ゾンビが溢れている状況での殺人事件
って正直言ってマジでどうでもよくないですか?

犯人探しなんかより生き残ることが
優先になるはずですよ
例え殺人が起きたとしても
元人間のゾンビを殺しまくっている時点で
何が罪なのか?って感じです

犯人を見つけたところで
その先どうするんだよ
って話ですし


それに、ゾンビが発生してしまう世界観って
現実味がなくて
ミステリーとの相性が悪くも思う

完全にありえない世界の中で
現実味の強いトリックなんかを見せられても
何でもありの世界でそこに興味を持てない


ゾンビ映画として見たとしても
ミステリーがメインの本作では
あくまでゾンビはおまけ

あまりゾンビ映画らしいシーンも無かったりします


ツッコミどころが多々あり
納得できないことが多いです
どっちつかずにもなってしまってる


でも、この映画って
全然真面目じゃないんですよ
そこが最大のポイントだと思う

普通のミステリーやゾンビ映画のように
真剣でシリアスな雰囲気でこれをやってしまうと
矛盾とかツッコミどころとかが
すごく目立ってしまうと思う

ただ、この映画は終始ゆるい

明らかに絶望的な状況なのに
みんな楽観的と言うか
危機感が全く無いんですよね
あの状況で普通に談笑したりしてる

そこが良い意味でカオス感を
生み出してるんじゃないかと思う

この映画の独特の世界観がある

そこにハマるかハマらないかはありますが
僕はこの感じが結構好きでした


この映画のギャグ要素も同じで

映画を観始めたときは
ちょいちょいはさまれるギャグシーンが
あまり面白くないしスベッてると感じたんですが

物語が進むにつれ
そのギャグがいい味出してくる

基本、スベってるようなシュールなギャグが多くて
そのせいでテンポが悪くなったりして
ギャグとしては質が低い気がするんですけど

このカオスな世界観にはピッタリと
ハマってるんですよ

それに、この映画はボケるだけボケて
ツッコミが無いのもいいのかも

ギャグシーンでわかりやすいツッコミの
セリフなんかがあると
明らかに笑いを狙ってる感が出てしまい
つまらなかったらスベったとなってしまいますが

ボケだけなら
スベったとしてもなんか変なシーンで終わってしまう
シュールな空気感だけ残ると思うんです

それがこの映画の独特な世界観に
とてもマッチっしているんじゃないでしょうかね


これを全部狙ってやっているかはわからないですけど
すごく絶妙なバランスで成立してると思うんです

この映画は唯一無二の作品に
仕上がっていると思います

そこに個人的にはすごくハマった
なんか好きな映画です

 

賛否両論ある映画でしょうが
僕は好きでしたね
こんな変な映画はとても好きです

評価が低くなるのもわかりますが
逆にそこが良い部分でもあると思う

それに、もしこの映画がつまらないと思っても
浜辺美波の可愛さは絶対に伝わると思います
浜辺美波の可愛さだけで満足できる

 


屍人荘の殺人 (創元推理文庫)

 

 

映画「コマンドー」感想 筋肉モリモリマッチョマンの変態が強すぎる映画

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どうもきいつです


アクション映画「コマンドー」観ました

誘拐された娘を救うべく
悪の組織に立ち向かう元特殊部隊員の
壮絶な戦いを描いた1985年のアクション映画

監督はマーク・L・レスター
主演を務めるのは
「ターミネーター」で一躍人気を集めた
アーノルド・シュワルツェネッガー
ビルドアップされた肉体と
それを存分に活かしたアクションを披露しています

 

あらすじ
かつて特殊部隊の指揮官として活躍していた
ジョン・メイトリックスは
愛娘のジェニーと山荘で穏やかに暮らしていた
しかしある日、武装集団に襲撃され
ジェニーが誘拐されてしまった
メイトリックスは愛娘を救うために
壮絶な戦いに身を投じていく

 

感想
最高の映画ですね
ツッコミどころ満載で
めちゃくちゃな内容
ストーリーの中身はカラッポ
でも、面白い!!
これだから映画は最高!!
吹き替えのセンスも秀逸でした

 

「コマンドー」は昔よくテレビでやっていました
僕が子どもの頃なんて
何回もやってたと思います

でも、ちゃんと観たことがなかったんですよ
観たことあるけど忘れてるだけ
なのかもしれないですけど

で、今回4Kニューマスターの吹き替え版が
期間限定で上映されるということで
観に行ってきました

吹き替えはテレビ朝日で放送された
日曜洋楽劇場版です

 

いろいろ話には聞いていた映画ですが
実際に観てみると
なかなかすごい映画ですね

これが良い映画なのかと言うと
良い映画ではないと思う

全体的に大雑把で雑だしバランス悪い
ストーリーもカラッポでただ戦ってるだけの
脳筋な内容です
もちろんメッセージ性なんて全く無い

そして、ツッコミどころ満載
明らかにおかしいことがたくさんある
いちいちツッコむのが面倒くさいほど

マジでバカな映画ですよ


なのに、めちゃくちゃ面白い
大好きな映画です

なぜ、自分は映画が好きなのか
と考えると
こんな映画がが観たいから

てか、こんな映画が好きだから
映画を好きになっていた

これは僕の原点回帰です
なぜ映画が好きか思い出させられた


伏線回収が素晴らしいとか
重みのある深いストーリーとか
粋で気の利いた演出とか

そんなのどうでもいい

映画なんてこんなもんでいいんですよ
むしろ、こんなもんだから楽しい
バカになって楽しめる

 

そして、この映画の何がいいのか
解説しようにも難しい

たぶん、それをしだすと
普通に批判みたいになってしまいそう

だってツッコミどころしかないから

ただ、1つ言えるのは
主人公がブレないから
ストーリーもブレない

だから、いろいろ破綻した内容であったとしても
それがあるから一本筋は通っている

例え
ありえない人の殺しかたをしても
たまたま知り合った女性が
なぜか命がけで手伝ってくれたとしても
明らかな犯罪行為を行ったとしても
娘がいるかもしれない建物を爆破したとしても

主人公のメイトリックスが
娘を救うために戦うという
一本筋の通った信念があるから
全部許せるんですよ…

許せるのか…?

わからない…


とにかく、ストーリーは一本道で
とてもわかりやすく見やすい内容です

なので派手なアクションを存分に
味わえる映画になっています

アクションは
激しい爆発はたくさんありますし
カーチェイスもなかなかの迫力
銃撃戦はめちゃくちゃぶっぱなすし

とにかくすごいですよ

すごい!!

すげぇー!!

そうです、すごいんです


楽しいです

 

それもこれも
テンポがいいからすごく見やすいし
ストレスなく楽しめるからです

余計な描写は一切省く
そのせいでストーリー的におかしくても
そんなの関係ない

筋肉さえあれば
元グリーンベレーであろうが
大量の兵士たちであろうが
バタバタとテンポよく倒していきます

なぜそんなに強いのかというと
元コマンドーだから
それだけで十分

ラスボスも明らかに優勢な立場なのに
謎のご乱心であっけなく倒せるし

本当にテンポよくストレスを感じない
最高ですね

 

で、この筋肉モリモリマッチョマンの変態メイトリックスは
ただ強いだけでなくユーモアのセンスも抜群

いたって真面目な映画のはずなのに
場内は笑に包まれていました

これはセンス抜群の日本語吹き替え版の
功績も大きいですよね

この吹き替え版は一言一句
全て覚えたくなるほどの魅力がある

今の吹き替え版って
こんな絶妙なセンスのはないですよね
この時代だからこその産物かもしれないです


「面白いやつだな 気に入った 殺すのは最期にしてやる」
からの
「お前は最期に殺すと約束したな あれは嘘だ」
は大爆笑でしたね
みんな笑ってました


「何が始まるんです?」
「第三次大戦だ」
とかも素晴らしすぎる

他にも印象深いセリフが多すぎる
新しい車に乗り換える度に
一言面白いこと言ったりしますし

本当にワードセンスが最高
筋肉モリモリマッチョマンの変態
とか一生忘れないと思う

 

結局は
どんなにB級アクションであろうが
無茶な展開であろうが
迷ゼリフ満載であろうが

シュワちゃんが主人公だから
謎の説得力がある

何ですか? あの筋肉

あれだけで全て納得できてしまう

どれだけありえなく強くても
あの風貌ならおかしいとも思わない

あの表情なら
どんなに変なことを言っていようが
全然絵になる


シュワちゃんだからこその名作
だとも言えると思います

 

本当に最高の映画でしたね
なにも考えずに楽しめる映画って
本当に素晴らしいです

すごく薄い感想しか書けませんでしたが
そりゃそうです
中身がない映画ですから

OK! ドーン!!
ほんまにアホすぎる

 


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ネタバレについて思うこと みんなネタバレに敏感すぎだと思う

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どうもきいつです


以前からネタバレについて思うことが
いろいろあったので
今回はそれについて書いていこうと思います


まず、僕はTwitterをやっているんですけど

最近Twitterで
死んで欲しくなかったキャラ晒す
ってタグが流行っていて
僕も遊び半分でいくつかつぶやいていたんですが

他の人のツイートで
これネタバレだろ!!
みたいなのを見て

そこで確かにネタバレだな
と気づいたんですよ


で、僕はそれを謝りたい
と言うわけではなく
Twitterってそんなもんだろ
と言いたい


実際そのタグに苦言を呈してた人が
次のツイートで
普通にネタバレレビューをリツイートしていて
あんたもやってんじゃん!!
とちょっと微笑ましくなった

これは嫌みではなく
Twitterってそんなもんなんですよ

ネタバレするなって言ってた人が
普通にネタバレしている世界


これはTwitterだけの話ではなく
今の情報過多の現代社会ではあたりまえ

SNSなんかで
ネタバレしている人に対し
偉そうにでかい声で批判したところで
全く意味なんてないですよ

むしろ、その言葉は自分に返ってくるブーメラン
頭にぶっ刺さります

そんな文句あるんなら
じゃあスマホ捨てろって話


でも、僕はそんな人たちを批判したいわけではなく
それは普通のことだと思ってます


現代社会でネタバレを完全に防ぐなんて不可能

じゃあ、そんなにカリカリして
ネタバレに文句言ったところで
なんのメリットもないです

そのネタバレするなって発言が
自分を縛ってしまい
SNS楽しめないですよ


趣味の合う友達を見つける
ってメリットのあるSNS

そこでネタバレなんか気にしてたら
深い話もできないし
なかなか親密にもなれないと思う

そもそも、SNSの世界は発言が自由で
ネタバレしても文句を言われる筋合いなんてない

そこでネタバレに文句言ってくる奴が
いたとしてもそんなの無視ですよ

スマホ捨てる覚悟のない奴が
今の情報社会で文句言う権利なんてない
どれだけ恩恵を受けていると思ってるのか

どんな世界にもメリット、デメリットがあるわけで
ネタバレなんてカスみたいなデメリットですよ


この話の結論は
ネタバレとか小さいこと気にしてたら
本当に楽しむことなんてできないですよ
ってことです

しょうもないルールを自分で作って
それに縛られてる訳ですから
それを破ったら他人に嫌われますしね

 

で、ここからは
ネタバレ自体の話です


僕はネタバレ自体はありだと思ってます
それが例えどんでん返しのミステリーであっても

結末がわからないほうが面白い作品も
いくつもありますが
だからと言ってネタバレが悪だとは思わない

逆にそこにこだわりすぎたら
本質が見えてこなかったりもしますし


今年なら「アベンジャーズ エンドゲーム」が
ネタバレどうのこうのみたいになっていて
ネタバレした人がめっちゃ批判されたりも
していましたが

この映画ネタバレもなにもないでしょ

ほとんど予告通りで思った通りにしか
話が進まない
どんでん返しがあるわけでもない
予定調和な物語で予想通りの展開です

どのキャラが死ぬかとかもありますが
そこも重要じゃないし

てか、誰が死ぬとか予想できますしね
予想通りにあいつが死にます

この映画の本質はそこじゃないのに
ネタバレを気にしすぎて
みんな見かたがブレてると思うんですよ

ミステリー小説のネタバレにキレるなら
全然納得できますけど
アベンジャーズのネタバレにキレるのは
意味不明

他の作品も同じ
みんなネタバレに過剰に反応しすぎ

映画、漫画、小説などの
作品の面白さは
予想外の結末やどんでん返し
そういうのが本質ではない

本当の面白さってのは
実際に自分で観て感じるもので
ネタバレされて面白くない作品は
その程度の作品な訳ですよ

 

とは言え
僕だって結末を知った上で作品に触れるのは
やっぱり嫌だったりもします

意外な展開に驚かされるのは好きだし
想像がつかないような話の展開は
大好物です

そういうものを楽しめる作品もいっぱいあるわけで
「シックス・センス」「ソウ」とか
ネタバレ厳禁と言われても納得できますよ

こんな作品をネタバレするやつも
どうかと思いますしね


ただ、過去の作品に関しては
どうしようもない部分があるじゃないですか

「猿の惑星」なんて公式にネタバレしてるし

名作になればなるほど
後世の作品の中でネタバレされたりもします

 

じゃあ、どうすればいいんだよ
となってしまいますけども

これはどうしようもないと思う

生きていればネタバレなんて
どこでされるかわかりませんしね

SNSを辞めたとしても
ファミレスの横の席の人が話してる
可能性だってありますし


そもそも、ネタバレの境界線がわからない

僕的には
映画館で流れている予告映像もネタバレだと思う
映画.COMのあらすじですらネタバレ

ネタバレ無しレビューだって
僕からすればネタバレみたいなもの
細かい内容はわからずともなんとなく
どんな映画かはわかる

Wikipediaにいたっては
あらすじと言いつつ
たまに結末まで書いてしまってることがある始末


こんな情報過多な時代にネタバレを回避するなんて
不可能だと思いますよ


じゃあ、もう受け入れるしかないです
てか、ネタバレなんて気にし過ぎちゃダメです

それに世の中もそんな厳しくないから
本当に重要なところは
みんな黙っていてくれたりもするし

だからと言って
重要なネタバレを言ってしまった人を
攻めるのはやめてください


本当にネタバレが嫌なんだったら
自分が情報をシャットダウンする義務がある

バカみたいにTwitterを日々チェックして
そこでネタバレを見てしまったからって
そこに文句を言うのはお門違いですよ

人に文句を言う前にお前が努力しろ
って話です

自分はスマホいじるの我慢できないくせに
他人にネタバレ我慢しろ
って言うのはどう考えても自分勝手


でも、ネタバレしてしまう方も
もうちょっと気を使ってくれれば
平和にすむ話でもありますがね…


だから、この話は不毛だとも思う
議論する価値は無いかもしれませんね

 


ただ、これには解決策がありますよ

知らないものに触れればいいんです

たまたま立ち寄った本屋で
聞いたこともないタイトルの小説を買ってみるとか
映画館で全然知らない映画を観てみるとか

そんなにネタバレが嫌なら
それくらいのことをやってみればいい

自分の好きなものだけに触れるから
ネタバレを知ってしまうわけで
ノーマークのものなら
100%ネタバレは無いですよ


それにいろんな作品に触れれば世界も広がりますよ

マーベルヒーローの映画のネタバレに
カリカリしているよりも
いろんなジャンルの作品に触れて
世界を広げるほうがよっぽど楽しい人生です


みんなちょっと保険をかけすぎ

絶対に面白いものを見たいと思うから
結局、いろいろ調べてネタバレを踏んでしまう

だから、そこを思い切って
全く知らないものに挑戦してみればいい

そうすればあなたたちが求めている
予想外の展開や想像以上の結末に
出会えると思いますよ

まあ、失敗もありますけどね

メリット、デメリットはどんなことにも
ついて回りますからそこは仕方ないです

 


最後はちょっと強引な結論になりましたけど

僕が言いたいのは
ネタバレをそんなに気にし過ぎなくてもいいでしょ
ってことです

作品の面白さってそこだけじゃないし
ネタバレだけにこだわらず
いろんな視点で見ることも大事だと思う

まあ、みんなちょっとカリカリしすぎだから
もっと広い心を持ったらいいんじゃない?

 


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映画「怪怪怪怪物!」感想 意外な展開 意外な胸くそ悪さ そして、すごく考えさせられる

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どうもきいつです


台湾のホラー映画「怪怪怪怪物!」観ました

高校生4人と怪物の姉妹の戦いを描き
いじめ問題、スクールカーストなどの
社会問題も組み込んだホラー作品

監督は「あの頃、君を追いかけた」の
ギデンズ・コーが務めています

 

あらすじ
高校生のシューウェイは学校でいじめられていた
ある日、シューウェイは先生から
いじめっ子3人とともに奉仕活動を命じられ
独居老人の手伝いをすることになる
その夜に老人の家で2匹の怪物に遭遇した4人は
そのうちの1匹の捕獲に成功する

 

感想
思っていたのとは違う胸くそ悪さ
これはただのホラーではなく
いじめのメカニズムを形にしたような
とても興味深い作品でした
本当に怖いのは人間の心

 

台湾の映画は普段の全く観ないジャンル
たぶん初めて観たんじゃないかと思う
タイトルとパッケージに惹かれ
ネットで配信されている本作を観てみました

 

観る前はよくある普通のホラーだと
思っていたんですが
観てみると想像とは全然違っていた

もはやこれはホラーじゃないですね
いや、逆にホラーかも

とにかく予想外なストーリーでした


この作品は何も聞かずに観てほしい
というのはあります
そうすればより胸くそ悪いと思うし
この作品の本質も見えてくると思います


ここからは感想なので
多少細かいことも言っていきます


まず、ホラー映画的なものを題材に
いじめ問題に切り込む
という発想は斬新ですよね

しかも、そうすることで
いじめ問題の本質をしっかりと映し出している
人間の闇の部分が
くっきりと浮かび上がっています

いじめられる側の感情
いじめる側の人間の闇
なぜいじめが起きるのか
いじめが最終的に行き着く結末

フィクションを通して
いじめのメカニズムが描かれているんです

それを見せられることで
自分はどうするべきか
人間であるということはどういうことか
それを問われているような気持ちになります


これだけで
この映画がただのホラーではなく
社会派の映画だとわかると思います

 

具体的な話をしていくと

この物語は怪物の少女を捕獲し
その怪物にいじめっ子たちの
攻撃の目が向けられることで
いじめらていたシューウェイが
それから逃れられる

拷問のような仕打ちを受ける怪物の姿を見て
それに参加するシューウェイの
感情や心の葛藤を描くことで
いじめとは何なのか
というものが見えてきます

ここでのシーンは本当に胸くそ悪いです
マジでこのいじめっ子集団早く死なないかな
とか思いながら見てしまうと思う


イカれたサイコパスが人間を拷問しているより
高校生が遊び半分で怪物をいたぶっている姿の
ほうがよっぽど胸くそ悪いですよね

こちらのほうがより人間の本質を感じるし
誰しもが普遍的に持っているもののようにも
思えるんです

だから危うさがあって
現実にもこんなことは起こりえる

本作は意外と残酷でグロい描写は
隠されているんですが
いじめっ子たちの感情や行動が酷すぎて
見てられなくなってくる

アメリカンなスプラッターホラーなんかより
全然観てるのが辛くなってきますよ

 

で、重要なのは
この場で行われている残酷な行為ではなく
シューウェイの内面

これがいじめの闇の深さを表している

この物語で1番重要になってくるのは
シューウェイが迫られる究極の選択です

いじめから逃れるために人間を辞めるか
人間であるために自分が犠牲になるか

シューウェイはその選択を迫られる

それで追い込まれていき
だんだん心も壊れていくんです

でも、本当はこんな選択をする必要なんて
ないんですよね

このどちらを選んだとしても
どちらかが正解という訳でもなく
何かが変わるという訳でもない

そもそも、こんな選択は全く無意味なんですよ


しかし、人間追い込まれれば
選択の余地が無くなり
こんな不毛な状況に陥ってしまう

本作の場合は
いじめる側になるかいじめられる側になるか
の話ですけど
現実ではいじめられるか死ぬか
の選択になって
最終的に自殺してしまう人もいますよね

いじめだけでなく
仕事に関しても
仕事続けるか死ぬか
の選択に迫られてる人も多いです


何が言いたいのかというと

いじめってただのその時に
嫌な思いをして終わりではなく
1人の人間の精神がぶっ壊れてしまうぞ
って事なんですよ

そこから生まれる歪みは
結局、個人的な問題だけではおさまらず
最終的には破滅的な結末へ向かっていく


本作の場合も
シューウェイは最終的には
究極の選択のどちらも選ばない

その代わりにそれ以上の悲惨な結末へ
向かってしまいます

この場面に関しては
シューウェイがこの世界に一矢報いたようにも
見えてカタルシスを感じれるんですが

この終わりはあまりにも切なく残酷な
終わりかたのようにも思えます

このラストは
フィクションでありえない結末ではありますが
いじめから始まり行き着く終焉としては
リアルにも感じる

いじめの終わりってこんな破滅的で
悲惨な終わりかたになってしまうんだと
思うんですよね…

それくらい人間の心を歪めてしまうもの

 

そして、それ以外に
罪の重さについても考えさせられる

はたして人を殺すということが
人間にとって1番重い罪なのか?
と疑問を植え付けられた

一般的には殺人が1番やっちゃいけないことで
1番罪深い行動
ってことですけど

この作品を観て
人を殺すかどうかって
実はそんなに重要じゃなくて
その奥にあるものが重要なんじゃないか?
と思ったんですよ


例えば
戦争で兵士が命を取り合うのと
誘拐犯が無差別に子どもを殺すのとでは
明らかに違いがある
同じ人殺しでも全然意味合いが違ってくる

じゃあ、その違いってなんなのか
となると
この映画を観れば見えてくると思う

いじめっ子高校生集団と
人を殺しまくる怪物

この2つを見比べれば
どちらが罪深いかわかるはず

確かに人殺しはやっちゃいけないけど
何が罪かの話になると
人を殺すという行動より
何を思っての行動なのか
ってことのほうが大事だと思う

 

そして、高校生たちの悪意が
人間が本質的に持っている闇の部分でもあって
そこがとても怖かったりもします

この高校生たちはすごく無邪気なんですよね
子どもなんですよ

それ故に人間の根本にある
誰しもが持っている悪の部分が
より描き出されています

怪物だから何をやってもいい
って考え方がすごく怖い思想なんです
でも、みんなそれを持っている

これは人種差別にも繋がってくることですよね


本作では
この怪物たちが元は人間だとか
姉妹を思いやる感情があったりとか
そんな設定があってとても可哀想にも見えますが

そこはわかりやすくするための要素で
本質はそこじゃないと思う

これがもし感情を失ったゾンビだったとしても
高校生たちが行った行為ははたして許されるのか?
という部分が大事

そもそも、この邪悪さが人間の根本で
そこにどう向き合っていくか
それを考えなきゃいけない


人間の根本は悪だから、いじめは絶対に起きるし
消すことなんてできない

だからって仕方ないと言ってれば
本作のような最悪な結末を向かえてしまう

結局は
いじめを失くそうと
臭いものに蓋をして隠すんじゃなくて

いじめを生み出す人間の根本の悪と
どう向き合っていくか
どう対処していくか
ということが必要なんですよ

そこを考えなきゃいじめ問題の解決なんて
できるわけがない

世の中のいじめ議論の中心は
どういじめを失くすかとか
いじめの原因はなにか
ばかりに偏っていて
それは解決につながる議論じゃない

いじめを失くすことなんてできないし
原因なんて無い

じゃあ、どうするかと言うと
起きた時にどう対処するが大事

人間の本質は善じゃなくて悪
そこをもっと考えるべき

犯罪を失くせないから法律があるんだから
いじめも同じですよ
失くせないからその対処が必要だと思うんです


そんなことも
この映画から考えさせられました

 

この映画は一見ただのB級ホラーと思いきや
なかなか深い内容の作品だったと思います
人間の闇の部分に触れることができました

その上、エンターテイメントととしても
面白かったりもする

ホラーとして楽しめつつ
いじめなどの社会問題を考えさせられる
とても興味深い映画です

ホラーだからと敬遠せず
是非いろんな人に観てもらいたい

 


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映画「アナと雪の女王2」感想 ミュージカルシーンが全然気持ち良くない

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どうもきいつです

ディズニーのアニメ映画「アナと雪の女王2」観ました

世界中で大ヒットし
日本でも社会現象を巻き起こした
「アナと雪の女王」の続編
前作で絆を深めたエルサとアナに
新たな試練が立ちはだかり
姉エルサの雪と氷を操る魔法の力の
秘密に迫った物語が描かれます

監督は前作に引き続きクリス・バックと
ジェニファー・リーが務めています

 

あらすじ
凍てついたアレンデール王国救い
姉妹の絆を取り戻したエルサとアナは
幸せに暮らしていた
そんなある日、エルサは不思議な歌声を耳にする
その歌声に導かれるようにエルサとアナは
クリストフや雪だるまのオラフたちと旅に出る

 

感想
前作が好きな人ほどがっかりなんじゃない?
ストーリーは酷いしミュージカルは微妙
続編としても上手くない作り
こんな作品を作ってたらディズニーの
価値を下げることになるレベル

 

前作の「アナと雪の女王」には全然思い入れも無く
特に好きな作品ではないのですが
話題になってるしディズニー映画は好きなので
本作も観に行ってきました

この映画を観ていろいろ思うことがありますが
まず本作の良かったところから

映像が綺麗

終わり

 

ここからは文句しかない

僕はアナ雪には全然思い入れが無く
期待も別にしていなかったし
本作を楽しみにもしていなかった

だから、本作の出来が悪くても
別にショックではないです
そもそも、前作がそんなに好きではないので
感情としては無なわけです


逆にアナ雪大好き
ディズニー大好き
って人はこの映画をどう思っているのか?

ショックだと思うんですけど
こんな出来の作品を見せられて…

小さい子供なら楽しめるかもしれないですけど
天下のディズニーがこんな子供騙しな作品で
終わってしまっていいのか?

結局金儲けですか?


まあ、そんなことはどうでもいいですけど

 

この映画の何がダメだったのかと言うと
映像以外のほぼ全てだと思う


この映画で特に重要なミュージカルでさえ
全然良くなかった

なんか歌が流れ出しても
全然気持ち良くないんですよね
全く乗れないんですよ

前作の「レット・イット・ゴー」は
劇中でもすごく盛り上がりましたし

アナ雪に全くハマらなかった僕でさえ
アナ雪やこの曲のヒットには納得できた
劇中でのこのミュージカルシーンは
すごく良かったと思います

他の曲もとても良かったし
ディズニー映画としてもミュージカル映画としても
出来の良い作品でした


でも、本作はミュージカルに全く魅力が無いです

これは使われている楽曲が悪いというわけではない
ミュージカルとしての見せ方が悪すぎると思う
歌の入れ方がすごく下手ですよ

全部ただキャラに歌を歌わせているだけで
歌を入れるタイミングが悪いです
盛り上がる場面に盛り上がる歌を合わせてない

ストーリーと音楽が全然マッチしていないんですよね

CMや予告でよく流れている本作のメイン曲でもある
「イントゥ・ジ・アンノウン」も
実際に映画を観てみると全然盛り上がらないです

曲自体は耳に残るし悪くない
映像も美しく派手な演出もあっていい場面に
なってると思う

でも、ストーリー上で
この場面が全く盛り上がらない

物語の序盤でまだ何も始まっていない
キャラクターの心情も描かれていないような
すごく薄いタイミングで
この曲を消費してしまってるんです

どんなに名曲であっても
クオリティの高いミュージカルシーンであっても
こんなどうでもいいタイミングで
1番盛り上がるような曲を使ってしまうとは…

普通に映画を観ていて
ここでこの曲使うの!?
って結構驚いてしまった


他のミュージカルシーンも同じで
シーン単体で見れば良いんですが
映画全体で見るとすごくタイミングが悪い
ミュージカルシーンが邪魔に思ってしまうほど


個人的にはクリストフのプロポーズが
上手くいかなかったときの
クソダサいMV風のミュージカルシーンは
面白くて好きなんですけど

やっぱり、ストーリーの流れ的にすごく邪魔
あんなの無駄なシーンでしかないです


終盤のオラフが消えてしまってからの
アナの決意を歌ったシーンも
今からミュージカル始まるの? クソだるい…
って気持ちにしかならない


とにかく、ほぼ全てのミュージカルシーンが
ストーリー上すごく邪魔に思えてしまう

キャラが歌い出すたびに
うわっ…ミュージカル始まったよ…
って気持ちにさせられてしまうんですよね


普通ミュージカル映画って
ストーリーと音楽と映像の相乗効果で
単体のときよりも魅力的に見えるものなのに

本作の場合は
音楽、映像のクオリティの高さが
ストーリーとの噛み合いの悪さのせいで
単体のときより質が下がってると思います

 

で、この映画はミュージカルが悪いだけじゃない
そんな事よりもストーリーが悪すぎる

「アナと雪の女王」の続編だけど
その続編の意味をなしていない作品だと思う

前作で築き上げたストーリーを
全く意識していないかのような作品になっている


てか、そもそもこの映画
マジで意味がわかりません

結局この映画はなにを伝えたかったのか謎

登場人物たちが何をしたいのか不明
メッセージも伝わってこない
エルサの能力の根源もうやむや


この映画の感想で
大人向けな映画だったみたいな感想も見るけど
全然そうじゃないと思う

みんなこの映画を観て意味不明だった
意味がわからない=難しい映画
難しい映画ということは大人向け
みたいな感じなんだと思う

でも実際は
描き方が下手過ぎて何も伝わってこないだけの映画
なんですよ


この映画は支離滅裂です

いろんな要素やキャラクターそれぞれの問題
この世界での出来事
エルサの魔法の秘密など

いっぱい詰め込んでるけどもまとまっていない
その上、それらがさほど解決もしていない

最後まで観ても
結局なにが言いたかったの…?
って気持ちしか生まれない映画でした


細かく言えば

謎の声が聞こえてエルサがその声のもとへ
旅立とうとする行動原理が謎すぎ
何の理由も描かれません

エルサについて行くアナも
過剰に過保護で心配しているから
という理由だけが行動原理
なんか前作とキャラ変わってるし

クリストフのプロポーズの件も
ストーリーに全く関係ないし
その上、無駄にそれを引っ張る


王国と森の住人達の対立は
根本的に何も解決せず
なんとなく仲直りしているだけ

エルサたちが向かっていた最終目的地は
結局何だったのか
そもそも精霊って何なのか
精霊が何がしたかったのか最後まで謎

エルサが魔法を使える理由も
すごくふわっとして終わり
なぜ氷の能力なのかも不明
あんなに魔法の秘密をあおっていたくせに
これは無いと思う


物語の結末も酷い

2人が別々の道を選んで終わり
って感じですけど
唐突すぎない?
そこに至るまでの描写が全く無いし

それで何か解決したのかと言うと
何も解決していないと思うし

なぜそうならなければならないのか
そうすることでどう世界が変わるのか
そういうのが全く描かれていない

何の前触れもなく
急にこんな展開で幕を閉じてしまうんですよ

仲良し姉妹が国のために
離れ離れになっちゃいました
感動するでしょ?
ってことですか

なにも感動しないですけど


正直このラストにはポカーンとなった
マジで理解できない
ちょっと怖いですよね


仲良し姉妹が最後まで絶妙に
気持ちがずれたまま終わってしまっているのも
なんか気持ち悪さが残ります

お互い思い合っているようで
2人とも自分本位な行動しかとらず
最終的にそこに向き合って2人が成長する話かと
思いきや
そのへんは何も解決しないですから

良い話のようで全然良い話で終わってませんでした

 

こんな出来の映画を公開して
ディズニーの価値も下がってしまいますよ

まあ、ディズニーなら最高
ミュージカルなら最高
って層は世界中に一定数いるでしょうし
本作も大ヒットで金儲け大成功ですね

こんな映画が大ヒットしてるようじゃ
ますますディズニーが金儲けだけのクソ映画を
量産してしまうでしょうね

ディズニーファンはそれでいいんでしょうか?

 


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映画「仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー」感想 歪だけど感動できる ヒーローとは何か?を描いた作品

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どうもきいつです


特撮映画「仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー」観ました

仮面ライダーシリーズの作品がクロスオーバーする
仮面ライダー平成ジェネレーションズの第2弾
仮面ライダービルドと
その前作仮面ライダーエグゼイドを中心に
オーズ、フォーゼ、鎧武、ゴーストと
シリーズ6作品からライダーが集結します

6作品でそれぞれ主演を務めたキャストが
集結したことでも話題になった作品

 

あらすじ
スカイウォールという巨大な壁で
3つに分断された仮面ライダービルドの世界に
エグゼイドの敵バグスターが出現した
正体不明な敵の出現にビルドとこと桐生戦兎は
苦戦を強いられる
一方、エグゼイドの世界でも同様の現象が起こり
空からビルドの世界が地上へ迫ってきた

 

感想
過去作の主役が揃っただけでも感動
若干、歪ではあるけども
ストーリーも上手くまとめあげられている
そして
ヒーローとは何か?
仮面ライダーとは何か?
を突き詰めようとした内容に感動
過去作のファンへのサービスにも感動

 

この作品は仮面ライダー映画でも
かなり好きな作品
久しぶりに観てみました

個人的にはすごく好きな映画ですが
この映画は平成仮面ライダーに
思い入れがなければ大したことないかも
しれないですね

ただ、平成仮面ライダーが好きならば
かなりテンションの上がる映画には
なっています

 

まず、何がテンション上がるかと言うと
キャストですよね

仮面ライダーの冬映画と言えば
その時に放送中の仮面ライダーと
その前作の仮面ライダーが共闘する
というのがお約束のシリーズなんですが

本作の場合はビルドとエグゼイド以外にも
歴代の仮面ライダーが登場します

オーズ、フォーゼ、鎧武、ゴーストと
全部で6人の仮面ライダーが集結する

しかも、ただ仮面ライダーが集結する
というだけでなく
ちゃんと当時のキャストが出演しています

ゴーストはまだエグゼイドの前の作品なんで
そこまですごいって感じではないですが

今や売れっ子となったフォーゼの福士蒼汰が
出演しているというのは結構すごいと思う
売れても再び仮面ライダーに出てくれるのは
出演者の仮面ライダー愛も感じれて
微笑ましくもありますよね

福士蒼汰だけでなく
鎧武の佐野岳も出演していますし
オーズに至っては
オーズの渡部秀だけでなく
アンク役の三浦涼介まで出ている

この顔ぶれだけてテンション爆上がりなのは
間違いないです

 

そして、ストーリーなんですが
正直言ってちょっと歪ではあります
強引な感じもするんですが

かなり上手くまとめあげられていると思う

そもそも世界観の異なる6作品を
1つの世界にまとめること自体が
無理のある話で
でも、そこをそれなりに上手くまとめている

特にビルドの世界観は完全に独立している
日本が舞台ですけど架空の日本ですから

そんな特殊な設定もパラレルワールドとして
上手くストーリーに取り入れています

他の仮面ライダーの登場のしかたも
さほど矛盾を感じない出し方です

鎧武の出し方なんかはなかなか良かった
人間を超越した神的な存在だからこそ
ビルドの世界に現れることができる
というのはとても面白い

オーズ、フォーゼの世界観から
財団Xを絡めたりもしてましたし

ゴーストとエグゼイドのつながりも
あったりする

バラバラな世界観がいい感じに調和していて
意外と1つの世界として成立できていました

 

それだけでなく
ドラマの描きかたも悪くないです

今回の劇場版は
悪と戦う仮面ライダーという
王道のストーリーと平行して
仮面ライダーはなぜ戦うのか
ということも描かれている

大体いつもの仮面ライダー劇場版は
テレビ放送と同様で主人公の成長が描かれることが
多いですが
本作は主人公の成長は描かれず
ビルドのサブライダーである
仮面ライダークローズこと万丈龍我の
成長が描かれます

時系列で言うと
この万丈はまだ仮面ライダーになったばかり
なんですよ

仮面ライダーはなぜ戦うのか
という理由を探している状態

その万丈の目線で
歴代の仮面ライダーが戦う姿を見せることで
仮面ライダーが戦う理由を描いている


歴代の仮面ライダーが揃う作品で
このストーリーはすごく良かったと思うし
万丈のキャラクターもすごく生かせている


そして、その仮面ライダーが戦う理由
というのが原点回帰のようで
かなり熱いメッセージでした

とにかく仮面ライダーは誰かのために戦う
誰にも称賛されることがなくても
助ける理由がなくても
誰かを救うために戦う
それが仮面ライダー!!

これぞヒーロー!!
という熱いメッセージなんですよ

最近はいろんな形のヒーローが増えてきて
いろんな描きかたがされてますよね

少年漫画にしろ
アメコミ映画にしろ

暗い過去を背負っていたり
思い悩んでいたり
ダークヒーローなんかもいます

最近の仮面ライダーもそういうのが多い


でも、ここに来て
根本的なヒーロー象を見せてくれるのは
仮面ライダーらしくて
とても熱い思いになりました

僕の大好きな平成仮面ライダーの原点
クウガに通じるヒーローの姿を
感じることもできます

 

で、この映画はそれだけじゃない
アクションも面白いです

基本的になんか雑なアクションシーン
って感じはするんですが
なんかテンションが上がります

それぞれの仮面ライダーに見せ場が
あったりするし
CGなどもクオリティは高くないけど
頑張ってます

そしてなによりバイクアクション
これがすごくテンション上がります

なにやってるかわからんアクション
なんですけども
なんかカッコいい

無駄に走り回って
無駄に爆発しまくる
客観的に見たら
なにこれ?
の連続みたいなシーン

でも、めっちゃカッコいいんですよね

これも仮面ライダーらしくて
すごく好きです
ここも原点回帰って感じがします


他にも普通に考えたらおかしいけど
テンションの上がるシーンが多いです


オーズのエピソードなんて
明らかに唐突だし蛇足な気もするけど
泣きそうになる

オーズのエピソードだけ
なんかすごく力が入っていて
全体からすると浮いてしまってるけど
ファンからすればすごく嬉しいし
テンション上がるんです


クロスオーバーだからこその
キャラの絡みも面白いです
特に御成と黎斗神の絡みとか
最高だと思います

ここも無駄なシーンの気はするけど
すごく良いんですよ


とにかく、バランスはおかしいんですが
仮面ライダーのクロスオーバーとしては
絶妙に成立してしまってる
それが最高と思えてしまうんですよね

 

なんかいろいろ言いましたが
結局は仮面ライダー最高ってことです
子どもの頃に好きだったヒーローの姿を
見せてもらえて大満足

仮面ライダーに興味ない人が観れば
クソ映画かもしれないですが
仮面ライダーが好きなら最高の映画です

 


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映画「パプリカ」感想 夢の映像化が素晴らしい カオスなのにリアル

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どうもきいつです

アニメ映画「パプリカ」観ました

SF作家の筒井康隆の同名小説のアニメ化作品
夢に入り込み夢を犯すテロリストに
立ち向かうパプリカの活躍を描いた
2006年のSFファンタジー映画

監督は「千年女優」「東京ゴッドファーザーズ」
などの今敏です

 

あらすじ
千葉敦子は時田浩作の発明した
夢を共有する装置DCミニ使用するサイコセラピストで
夢の世界ではパプリカとして活動していた
ある日、DCミニが研究所から盗まれてしまい
DCミニを悪用して他人の夢に強制介入し
人々の精神が崩壊させられる事件が発生する
敦子たちは犯人の正体と目的を探るため動き出す

 

感想
夢の表現がすごい
夢を映像化するとこうなるだろうな
と思わされる
めちゃくちゃな世界なのにリアルに見える
アニメだからこそできる表現だと思いました
でも、ストーリーに関してはちょっと微妙に思う


この映画はすごく好きな作品なんですが
爆音映画祭という映画館の企画で
この「パプリカ」が上映される
ということだったので
観てきました

本作を映画館で観るのは初めてでしたし
爆音上映も初めてだったのでとても楽しみでした


この映画自体を観るのもかなり久しぶりだったので
あらためて観ることで新しく見えてきたことが
あったり
良いとこ悪いとこにも気づけた
そして、爆音上映の良さも知れました

 

まず、爆音上映の話をすると

通常の映画用の音響セッティングではなく
音楽ライブ用の音響セッティングをフルに使い
大音響で映画を観るというものです

全国各地の映画館で期間限定で
様々な映画が上映されています

僕は大阪のなんばパークスシネマで観てきました


爆音上映で観る前は
ただただデカい音で上映するだけなのかな?
とか思っていたんですが
実際に体験してみると
さすが音楽ライブ用の音響を使ってるだけはあり
ただデカいだけの音ではありませんでした

確かに音はすごくデカいんですが
うるさくないです

すごく体に響くような音でした
特に低い音はずしんと体に響く

そして、音が大きいので
逆に静寂が際立って静けさの見え方も
また違ってきます
音のメリハリがすごく効いていました

小さい音の聞こえ方もよりはっきり聞こえて
セリフの途中の息づかいなんかも聞こえてくる

ただデカい音を楽しむだけでなく
音をより繊細に聞くことができたと思います


爆音上映に相性が良いのは
ミュージカル映画などの
音楽に重きを置いている作品や
爆発シーンなどの派手な場面が多くて
音にメリハリがあるような作品が
合っているんじゃないでしょうか

実際に取り上げられている作品も
そんな映画が多いですしね

で、本作の場合は
平沢進の独特な音楽が世界観を
彩っている作品でもあるので
この上映方法は相性が良いほうだったと思います

 

そして、ここからは「パプリカ」の話

とにかくこの映画は映像が素晴らしいです

アニメのクオリティが高いのはもちろんですが
映像表現のセンスがすごい

夢を夢らしく表現するという
なかなか難しいことをやってのけている

こういう夢を取り扱った作品って
ただカオスでめちゃくちゃな世界の表現だったり
逆に現実の延長線上で夢と現実どちらかわからない
みたいな作品が多いと思いますが

この映画の場合は
そのどちらでもないし
そのどちらでもある

カオスだけどリアルな表現をしているんです

実際に夢って
明らかにおかしなことが起きていたり
支離滅裂な状況だったとしても
夢を見ている時はそれを現実だと思っているし
なにも疑問に思っていないじゃないですか

この映画はそれを表現できていると思います


本作でも夢の中は規則も全く無く
めちゃくちゃな世界観なんですけども
そのめちゃくちゃな世界をとてもリアルに
描いています

言ってしまえば
デッサンが完璧な抽象画
みたいなイメージ

矛盾しているし
自分でも何言ってるかわからないですけど
そういう事なんですよ


明らかにおかしい世界で意味不明なんですが
なんか説得力がある

なんでそんな事ができているのか考えてみると

人物、物の動きや空間の表現などが
理にかなっているからだと思う

この作品の表面的な部分は
すごくカオスでめちゃくちゃな表現が多いんですが
実は動きや空間表現は全然現実離れしていない

むしろ、めちゃくちゃ現実的に描かれています

根本的な部分が全く崩れることなく
現実的な表現を徹底しているから
表面の部分を崩したとしても
違和感なく納得できてしまうんだと思います


これは映像だけでなく
セリフの部分も同じで
島所長のカオスなセリフがとても有名ですけど
これもめちゃくちゃ言ってるようで
文法的にはちゃんとしてるんですよね

言葉をごちゃまぜにしてるだけじゃなく
一応規則にのっとってはいる
だから意味があるようにも聞こえるんです


この映画はカオスなだけに見えるけど
芯の部分は秩序に忠実に作られているんだと思う

それがあるから
まるで夢のような世界を表現できたんじゃないでしょうか

 

この映像表現や世界観を生み出せているだけで
素晴らしい作品ではあるんですが
映像と世界観に全振りの作品でもあると思うんです

正直言って
ストーリーはちょっと微妙…
中途半端だと思います

説明不足と言うか
投げっぱなしのことが多かったりする

敦子にとってパプリカの存在とは何なのか?
現実と夢の世界が交わったのはなぜ?など
疑問に残ってモヤモヤする

特に主人公であるはずの敦子の描写が薄すぎる

敦子の感情や成長みたいなのが
あまり伝わってこないし
敦子と時田の恋愛描写も唐突だと思う

パプリカも敦子にとってどういう存在だったのか
全く説明がありませんし

全体的に説明不足で
敦子に掴み所が全然無いんですよ
なので感情移入もいまいちできない


それと、サスペンス要素もメインの
作品ではありますが
そこもやっぱり弱いですよね

黒幕は誰なのかを追っていく話で
そこが原動力の物語です
でも、そこにあまり興味をそそられない
それになんとなく黒幕の正体も予想つきますしね

誰が犯人か興味を持てないから
真相への好奇心も無い上にスリルも感じれない

で、最終的にはなんかよくわからなかったりします
最後の展開も強引ですし敵の目的もなんか曖昧
この物語はなんだったんだ?
って感じです


結局、人物描写が雑なんだと思う
主人公に魅力を感じなければ
敵にも魅力を感じれない

だから、ドラマも生まれないし
ストーリーに面白みが無かったです

そこがもったいないですよね
せっかく素晴らしい映像表現なのに…

 

とは言え
ストーリーの弱さを補えるくらいの
素晴らしい映像だったのは間違いないです
それだけでこの作品を好きになれる

平沢進の音楽も素晴らしいですし
世界観が本当に魅力的

映像や雰囲気を楽しむという点では
最高の作品だったと思います

 


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