何もかもが滑稽

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映画、漫画、アニメなどが好きで、その事についての感想、思ったことなどを書いています。 それ以外の事も時々書きます。

映画「アトミック・ブロンド」感想 とにかくカッコいい スパイ映画としても見応えあり

どうもきいつです



スパイアクション映画「アトミック・ブロンド」
観ました
ずっと観たいと思っていた映画だったんですが、やっと観れました

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主人公はイギリス情報機関のスパイ、ローレン
何者かに奪われた最高機密クラスのリストを取り戻すために、ベルリンへ送り込まれた彼女
そして、そのリストを狙う各国のスパイ達
リストを巡って激しい争奪戦が始まる

 

大まかなストーリーはこんな感じです



ストーリだけ見たら、なんか単純でわかり易そうなアクション映画
頭からっぽで楽しめるんだろうな
最初は、そんな印象だったんですが…
映画を観進めて行くうちに

 

もう、何が何だか

 

訳がわからなくなってくる



全体的に登場人物同士の駆け引きが多く、誰が敵で味方か、どこまでが本音で嘘か
登場人物も誰が誰だかわからなくなってきて
こいつ誰だっけ? こんな奴いたっけ? もう名前がわからん!!  みたいな感じです
事前に登場人物の名前、顔、設定くらいは頭に入れて観たほうが良かったかも

 

時間も、現在と回想を行ったり来たりしますし、場面もいろんな場所に飛ぶし、余計に何がどうなってるかわからなくなってくる
常に頭フル回転で観てました
それでも追いつけない
まあ、僕が馬鹿なだけかもしれませんが…

 

でも、最終的にオチの部分では
ああ、そういう事だったんですね…
と、納得はできるようにはなってました



ただ、すごいややこしい内容ですけども、引き込まれる魅力の多い映画でもありました



まず、音楽が良かった
80年代の洋楽がたくさん使われているんですが、めっちゃカッコいいです
こういう映画、最近多いですよね 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」とか「ベイビードライバー」
僕はこの時代の音楽は世代じゃないんで、知ってる曲は本当に少ないんですが
それでも全然カッコいいと思えます
むしろ、過去の名曲を知るきっかけになるんで、こういう映画は好きです



それと、画面の色彩がすごいカッコいい
基本青っぽい画面なんですが、それがローレンの金髪というかほぼ白のような髪にすごく相性が良いです
部屋の中のシーンでは青のネオンが部屋を照らして、さらにそこに赤や緑の光が合わさって、本当に綺麗でカッコいいです
主演のシャーリーズ・セロンさんも綺麗な人なんで、めちゃくちゃ画になる



そして、1番インパクトがあったのはアクションシーンです
アクションシーンと言っても、敵をバンバン撃ち倒していくようなスタイリッシュなものではなくて
ガチなバトルと言うか
肉弾戦で自分もボロボロになりながら、ギリギリで敵を倒していくような泥臭いアクションシーンが多いです
なんといっても、長回しワンカットのシーンが圧巻でした
ここは、本当に痛々しいですし観ているこっちまでもがしんどくなってくるようなシーンですが
ただただ、カッコいい
何人もの男たちを斃して行くローレンの強さが伝わってきます



結果的に、物語の難解さを含め完全にこの映画の虜になっていました
1回観て理解できなくても、2回観ればわかってきます
そして、何回観てもこの映画はカッコいいです





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