何もかもが滑稽

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映画、漫画、アニメなどが好きで、その事についての感想、思ったことなどを書いています。 それ以外の事も時々書きます。

映画「マン・オブ・スティール」感想 面白くなくはないけど 暗すぎだし退屈

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どうもきいつです

ヒーロー映画「マン・オブ・スティール」観ました

誰もが知ってるであろうスーパーヒーロー
スーパーマンのリブート作品であり
DCEUシリーズの第1作目
これまで描かれてこなかった
スーパーマン誕生の物語を描いた
2013年の作品です

「ダーク・ナイト」などの
クリストファー・ノーランが製作を務め
「300<スリーハンドレッド>」などの
ザック・スナイダーが監督を務めます

 

あらすじ
滅びる寸前の惑星クリプトンから
生まれたばかりのクラークは
両親により宇宙船に乗せられ
地球へと送り出される
偶然発見されたクラークは
地球で大事に育てられた
そして、成長した彼は
クリプトン星の生き残りゾッド将軍と
対峙することになる

 

感想
アクションが派手で楽しめる
ストーリーもちょっと暗いけど
悪くはない
それなりに面白かったです
だけどやっぱり微妙かな
あと、さすがに街をぶっ壊し過ぎだと
思った

 

本作はテレビでやっていたのを
流し見程度でしか
観たことがなかったので
あらためてしっかり観てみました


本作はクリストファー・ノーラン製作
ということもあって
「ダーク・ナイト」のような
リアル路線で少し暗い物語になってます

ダーク・ナイトシリーズが当たった
ってのもあって
こういう路線になったんでしょうね


さらにこの映画は
DCのユニバース作品の第1作目でもあります

シリーズの1作目としては
良いスタートを切れたんじゃないかな
という印象でした

それなりに面白いです
スーパーマンがカッコよく見えますし
派手でインパクトもあった
ストーリーや世界観も良かったと思う


ただ、ちょっと退屈な映画でも
あったんですよね

なんか全編通してひたすら暗いし
物語に起伏が無く
ただ淡々と進んでいくだけ

 

ストーリーの内容なんかは
良いと思ったんですけどね

昔のスーパーマンは
めちゃくちゃ強いヒーローが
悪者をやっつける勧善懲悪
みたいな感じったと思うんですけど

本作はそんなスーパーマンを
今の時代に合わせた描き方をしていて

現実の世界にもしスーパーマンが
いたとしたら
という切り口で物語を描いています

だから、超人的な力を持ったクラークが
その力に苦悩し
その力をどう使うかという
スーパーマンの人間的な部分や
成長なんかを浮き彫りにした内容

そういうのは
面白いと思うし
個人的にも好きなんですけど


それにしてもやっぱり暗すぎる

最初から最後まで
超人的な力をいつ発揮すべきかとか
社会のなかでどうあるべきだとか
何のために戦うのかだとか
そんな悩みをひたすら見せ続けられます

なんかヒーロー映画として
スッキリと見れないんですよね

ヒーロー映画を観るなら
過程はどうであれ
最後には目の前にいる人を
ただ救いたいだけ
みたいな単純で衝動的な正義を
見せてもらいたかった

こういう感情こそが
ヒーローらしさでもあると思いますし


この映画はヒーローや超人を
難しく考え過ぎなんじゃないかな
なんてのも感じました

ヒーローであっても1人の人間なんだ
というのを描きたいのはわかるんですが
1週回ってなんか人間らしくないというか
人間ってもっと衝動的だったり
感覚的に動くもんだとも思いますよ

この映画のスーパーマンことクラークは
自分はどうあるべきか
みたいな事を理論的に
考え続けてるだけであまり行動も起こさず
空気を読み続けてる人間にしか見えない
なんか機械的なんですよね

敵と戦うのも
このままでは世界が危機みまわれる
という空気感があるから
ただ戦ってるように見えてしまう

世界を救いたいから戦ってる
って感じが伝わってこないです

 

退屈な原因は
それだけじゃないと思います

基本的に
ドラマの部分とアクションシーンが
別々になり過ぎてるんですよね

本格的な戦闘が始まるまでは
ほとんどがクラークの苦悩を描いた
暗いドラマが続きます
スーパーマンがヒーローになるまでの
過程の部分です

この部分がアクションシーンもほぼ無く
淡々とクラークの日常が描かれる

正直退屈なんです

確かにこの過程は必要だと思いますけど
さすがにメリハリがなさすぎです


そして、いざ戦闘が始まると
ただひたすら戦ってるシーンが
続くだけ

アクション自体は派手で
カッコいい場面もたくさんあって
はじめは興奮するんですが

同じような場面がずっと続くので
さすがに飽きてくる

こっちはこっちでメリハリが無いんですよね


ドラマとアクションを別物にするんじゃなく
もうちょっとそれらを織り交ぜて
バランスを取ってほしかったです

 

それと、スーパーマンが街をぶっ壊し過ぎ
というのがすごく引っかかる

これは今となっては続編の布石に
なってるのはわかるんですけど

そうだとしても描き方が悪い
と思います


戦いが始まるまでは
グジグジと悩んで力をどう使うだとか
言っていたやつが

戦いが始まるとブチ切れたように
街をぶっ壊しながら敵と戦うんですよ

単純にヤバい奴にしか見えない

ちょっと引きますよ
あれは…

せめて、どうしようもなく
被害を出してしまっているのを
感じれるような描写があれば
まだ納得できるんですけどね

 

とは言え
このやり過ぎで派手なアクションが
この映画の魅力でもあると思います

あそこまで派手にやられたら
テンション上がるし
すごい映像観てる
って気持ちにもなれます

だからこそもうちょっと
上手くバランスを取ってほしかったです

 

最後に

敵のゾッド将軍のドラマが
最も描かれていたのはどうかと思う

正直、スーパーマンより
彼の物語の方が濃かったです

スーパーマンのほうは
ただの不幸自慢にしか見えないのが
難点でしたね

 

全体的に言うと
そこまで悪くはないと思います
アクションもストーリー展開も
それなりのできで面白さはあります
ただバランスが悪いし
終始暗すぎです

DCEUの雲行きの悪さは
はじめからだったんだなと
あらためて思わされました

 


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