何もかもが滑稽

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映画、漫画、アニメなどが好きで、その事についての感想、思ったことなどを書いています。 それ以外の事も時々書きます。

映画「呪われの橋」感想 シンプルだけどハイテンションなお化け屋敷映画で楽しい

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どうもきいつです


ホラー映画「呪われの橋」観ました

とある大学の心霊スポットを舞台に
肝試しを行う大学生たちを襲う恐怖を描いた
台湾のホラー映画
日本では2020年8月よりNetflixで配信されています

監督を務めるのはレスター・シーです

 

あらすじ
とある大学にある心霊スポット「女霊橋」
そこは、かつて恋人を待つ女学生が
湖に投身自殺を図ったいわくつきの場所だった
ある日、その大学に通う男女5人の学生たちが
遊び半分で「女霊橋」へ肝試しにやってきた
そして、彼らは想像もしない恐怖に見舞われていく

 

感想
よくあるようなシンプルなホラー映画だけど
テンポよく怖い展開が続くので最後まで楽しんで観れました
ありがちな恐怖演出でも畳み掛ければ怖さも増す
終盤のトリッキーな仕掛けもなかなか面白かったです

 

Netflixで配信が始まり
結構推されてるみたいだったので
なんか面白そうだし早速観てみました

以前に観た台湾映画の「怪怪怪怪物!」が面白かったので
同じ台湾映画の本作も面白いんじゃないかと期待していました

実際に観ると
ホラー映画としてなかなか楽しめる映画
最後までハラハラしながら観れました

全体的によくあるホラーって感じの映画ですが
そんな王道だからこそ楽しめるお化け屋敷のような面白さがあります

グロいシーンなんかはほぼ無いけど
ホラーが苦手な人ならかなり怖いかもしれない

 


ストーリーはシンプルで
肝試しに心霊スポットにやって来た若者たちが
次々に幽霊の餌食になっていくという内容

ただ、時系列がちょっと複雑で
女性記者が過去の事件を追っていく現代パートと
大学生が肝試しを行う過去パートが平行して描かれます
過去と現代を行ったり来たりする作風なので
ちょっとややこしくはあります
とは言え、見せ方はシンプルなので頭が混乱したりはしないと思う

それに、この時系列を利用した仕掛けが終盤に展開されていくんですが
そこはなかなか予想外で面白い展開でした

今まで違和感のあった部分が
終盤になると解消されていって気持ちがいいです

人数おかしくない?とか
登場人物の関係性がいまいちわかりづらいな
とか
気になる部分がいろいろあって引っ掛かるんですけど
そこには意味があったのかと納得させられます

ただ王道なホラーをやるだけではなくて
ちょっとした工夫もしっかりと凝らされていて
そこがこの映画の面白さだと思いました

 

そして、本作はホラー演出がちゃんと怖いです

驚かすようなびっくり演出もあるし
日本のホラーのような不穏な不気味さも感じれたりもします

オバケの風貌もかなり怖かったですしね
この見た目だけで夜にトイレに行けなくなるレベルですよ

序盤はあまり勢いもなく地味なシーンも多くて
スタートダッシュはちょっと遅いんですが
勢いがついてきてからは畳み掛けるように
恐怖の連続を見せられるのでとても楽しいです

恐怖を煽るのも上手くて
いつ来るの?いつ来るの?と気持ちを高めて
いいタイミングでドーンとすごいのが来たりするから
ゾクッとさせられるシーンが結構多かった

それにしっかりフェイントも掛けて
安心させてからビビらせてきたりもするので
なんか手のひらの上で転がされていたような気がする

若干ギャーギャー騒ぎすぎててうるささはあるものの
最後まで勢いよく進んでいくストーリーは
面白く観ることができました

 

ただ、もう少し説明してくれてもな
と思うところもあった

勢いで誤魔化してるけど
なんかよくわからんなってところは結構あります

特に最終的に取り憑かれてたことが発覚する女の子
この子がよくわからないんですよね

4年間歳をとってないみたいですけど
まずそこが何故かよくわからんし
霊の呪いみたいですけど何故そんな呪いをかけてるのかは謎

そこから4年間大学生をやってたのか?
という疑問もある
しかも、その間は普通に恋愛とかもしてたっぽいし
どこまで霊に操作されていたのかもいまいち不明

人物描写がちょっと薄すぎるのかなって感じはします


それと、橋の霊に関しても謎が多過ぎてモヤモヤする
もう少し何者かは知りたかったですよね

結局、噂の自殺した女性なのかどうかもわからず終いでしたし

この霊の目的もよくわかりませんでした
結局、こいつは何がしたいんだよって思ってしまう

序盤の大学生の楽しい日常とか
冒頭のシーンと同じシーンをまるまる2回やるとか
無駄に思うような場面も多少あったので
その部分で細かい部分を深掘りしてほしかったですね


あと、POV風の映像があまり生きてないようにも思いました

本作は登場人物が自ら撮影したスマホやカメラのPOV風の映像と
普通の映画のような映像をミックスしたような作風なんですけど
なんかすごく中途半端だなと思いました

物語の中でPOV風の映像に意味があるのならいいんですけど
あまり意味なんてなかったし
あのPOV風の映像が無駄に見づらくなってたりもしたので
必要あったのかなと感じた

逆に現代パートは全部POV映像でよかったと思うんですよね

現代パートの普通の映像のシーンなんですけど
カメラマンの顔を明らかに隠してるんです

ラストの伏線回収のために隠しているのはわかるけど
あそこまであからさまに隠していると
もはやネタバレみたいなもんですよ

それなら思いきって現代パートは全部POVのドキュメンタリーっぽくしたほうが
自然にカメラマンの顔は見えないので不自然さは消せたと思う

現代パートは過去パートに比べると動きもかなり少ないし
その方法がよかったんじゃないですかね

 

ちょっと文句も言いましたけど
基本的に楽しめるホラー映画でした

普通にそこそこ怖いシーンも多いし
ラストの展開は意外なので
ホラー好きな人でも最後まで楽しめると思います