どうもきいつです
アクション映画「アドレナリン」観ました
体内のアドレナリンが減少すると死んでしまう殺し屋の奮闘を描いた
2006年のアクション映画
主人公が生き残るためにアドレナリンを出し続けロスの街を暴れまわります
監督を務めるのはマーク・ネヴェルダインとブライアン・テイラー
主演は「トランスポーター」シリーズなどのジェイソン・ステイサム
あらすじ
ある日、殺し屋のシェブは宿敵のリッキーに毒を盛られてしまう
毒によって死に瀕する状況に陥ったジェフは
アドレナリンを出し続けると毒の作用を遅らせることを知る
彼は復讐と恋人のイブを守るため
アドレナリンを出し続けリッキーを追うのだった
感想
中身からっぽ
ジェイソン・ステイサムが暴れてるだけの映画
そして、やってることはかなりアホ
アホ過ぎてとにかく笑えました
これはイカれた映画
ジェイソン・ステイサムを見たくなったので
本作を観てみました
初めて本作を観たんですが
なんじゃこれ
って印象の映画でしたね
想像以上にアホな映画でした
ジェイソン・ステイサムの映画って
硬派なアクションってイメージでしたが
本作はかなり変な映画
まあ、硬派と言えば硬派だけど
かなりギャグに特出した内容
そして、下品で低俗
いつものジェイソン・ステイサム映画とのギャップで
驚く反面、笑ってもしまう
とにかくブッ飛んだ内容に
個人的には満足でした
下ネタがめっちゃ多い低俗な映画なので
嫌いな人は嫌いでしょうね
ヒロインが普通におっぱい見せてたりもしますしね…
なら好きな人のほうが多いか
まあ、最低な映画なのは間違いないので
親と一緒には観れないし
子どもには絶対に見せたくない
まず、ギャグ強めのアクション映画ではあるものの
ジェイソン・ステイサム自体はいつもの変わらない雰囲気で
硬派なタフガイだし
めちゃくちゃ強いし
キャラ設定も殺し屋と
いつもとそんなに違わない
アホな映画のわりに
主人公のキャラクターは全然コミカルではありません
むしろ、すごく真面目に恋人を守るために戦っていたり
復讐に燃える非情さを見せたりもしてる
いつもどおりのジェイソン・ステイサムは
しっかりと見せてくれるんですよ
ある意味マンネリ
でも、それを期待していて
私たちの望むジェイソン・ステイサムです
ブレないジェイソン・ステイサムだからこそ
この映画のアホさがより際立つ
そんなギャップがあるから
ギャグの爆発力がアップしてるんですよね
で、やっぱり設定が面白い
アドレナリンを出し続けなければ死ぬ
という
なかなかイカれた発想です
主人公のシェブはアドレナリンを出すために
とにかく暴れまわる
これがジェイソン・ステイサムにはうってつけで
この設定があるから
ジェイソン・ステイサムにめちゃくちゃやらせれる
ジェイソン・ステイサムがずっと暴れまわっていれる
そんなジェイソン・ステイサムずっと見れるのでファンは大満足なわけですよ
それが笑いにも繋がっていて
こいつなにやってんだよ?
というところで笑えてくる
本来は硬派でタフガイな殺し屋の主人公だろうけど
この状況に陥ることで言動がバグってしまう
興奮するために車で暴走
ケツを見せながらダッシュ
人混みの街中で彼女とヤっちゃう
終盤はほぼラリってる
しょうもないことのオンパレードで
もう笑うしかないです
特に笑わされたのは彼女を隣に乗せてのカーチェイスですね
あんなカーチェイス初めて見た
あんな状況でアレをするのは
エロさをぶっ飛ばして爆笑
いや、もはやエロい
こんな映画、真面目に観てしまえば
クソみたいなのもなので
真面目に観ればこんな映画嫌いになって当然です
だから真面目に観ないのが正解
鼻くそをほじりながら観ましょう
そんな姿勢で観れば笑えてきます
この映画に高尚なものを求めれば損するのは明白なので
うんこを見る目で鑑賞しましょう
この映画はうんこです
うんこは面白いので
この映画も面白いというわけです
笑えてアホらしさがたまらん映画だけど
問題があるとすれば
ストーリーがいまいちなところですかね
すごくテンポが良くスピーディーな映画で
どんどんと物語が進んでいくんですが
そのわりにちょっと眠くなると言うか…
ギャグの積み重ねや
ハイになる演出とか
あと、独特な映像の演出などで
誤魔化されてはいるけど
ストーリーはあまり面白くないんですよね
特にひねったアイデアもなく
その上、山なし谷なしの平坦な物語で
盛り上がりもそんなになかったかな…
毒によって死に瀕しているとはいえ
それ以外の部分では窮地に陥ることもなく
全体的にスリルは薄かったです
アドレナリンが少なくなると苦しみ死にそうになる
だから何かしらの方法でアドレナリンを上昇させて生きながらえる
ってパターンの連続で
笑いとしては上手く機能してるけど
それによって物語が単調になってるのは否めない
早い段階で
毒で死にそうになることでのハラハラは無くなってしまいます
だからこそ
もう少しストーリー展開やギリギリのアクションなどで
スリルを生み出す方法は必要だったと思います
アクションに関しても
ちょっと主人公が強すぎた感じはしますもんね
強すぎるジェイソン・ステイサムはもちろん見たいけど
もっと追い込まれる姿は見たかった
敵が小物すぎたのももったいなかったですね
強敵とのバトルがあれば盛り上がったと思う
それに、いつものジェイソン・ステイサム映画のアクションに比べると
少しショボかったかも
もっと派手でカッコいいアクションを見せてほしかったです
本作のジェイソン・ステイサムは
ちょっと三枚目のキャラで格好悪い姿も多く見せます
ここは面白い部分でもありますが
いつものカッコいいジェイソン・ステイサムじゃなきゃダメ
って人からすれば不満かも
個人的にはこういう一面は面白いと思ったし
そのギャップには大いに笑わされました
ストーリーの中身はカラッポで本当に下らない映画
でも、この映画はうんこですから
中身カラッポは当たり前
うんこに高いレベルのものは求めていません
うんこだから最高に笑える映画