何もかもが滑稽

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映画、漫画、アニメなどが好きで、その事についての感想、思ったことなどを書いています。 それ以外の事も時々書きます。

漫画「木根さんの1人でキネマ」感想 映画好きなら絶対笑える 超面白い

どうもきいつです




この漫画めっちゃおもしろいんですけど!!

 

ただそれを言いたかった

 

この漫画めっちゃおもしろいです
5巻一気読みしました
めっちゃ笑いましたよ


どんな漫画かと言うと

映画オタクのアラサー女の日常コメディー漫画です

1話ごとにテーマの映画があり
その映画を中心に起こる出来事を面白おかしく描いています

映画あるあるなんかもめちゃくちゃ出てきますし
映画好きなら共感できるシーンもたくさんある

でも映画が詳しくなくても全然面白いと思います

まず、取り上げられている映画が結構有名なのも多いので
観たことなくても、なんとなく知ってると思います
観たことない映画は観たくなります

そもそも、映画を巡って起こる出来事がメインの漫画なので
普通にコメディー漫画としても十分読めると思います

そして、この漫画はオタクならみんな共感できると思います



この作品の1番の魅力はなんといっても
主人公の木根さんです
キャラクターがものすごい濃い

普段仕事場では仕事のできるキャリアウーマンなんですが

プライベートでは引くぐらいの映画オタクなんです
映画の事になると狂気に満ちてます
とにかく超めんどくさい女ですね

映画の事になると論破せずにいられなくなるし
風邪で仕事を休む事になれば、ありったけのゾンビ映画を観ようとする
「バック・トゥー・ザ・フューチャー」を観ていなければめちゃくちゃ言われます

ホントにキツイ女です

でも、めっちゃ共感できるんですよね
すごい自分と重なる

むしろ、自分自身じゃないかとも思えてくる

ちょっと危機感を感じますよ



木根さんのキャラクターもすごく面白いんですが
木根さんを取り巻くキャラクターが良い味を出しています
周りのキャラクターのお陰で更に木根さんの面白さが際立ちます

特に木根さんの同居人の佐藤が素晴らしいですね
佐藤は、木根さんとは真逆で
映画はほぼ観ない、趣味も特にないような
いわゆる普通の女の人

木根さんと佐藤の漫才のようなやり取りがすごい笑えるんですよ
テンポも良いし
ダブルボケでありダブルツッコミでもあるんです
そして、この2人のやり取りがめっちゃ可愛い



この漫画は基本1話完結です
そして、その1話1話がすごくクオリティが高いと思います
起用転結が上手く出来ていて
オチもめちゃくちゃしっかりしてます

でも、全体的にも繋がりのある作りになっているので
以前の話で出てきた事が、後々フリになって効いてきたりするのも
すごい上手いと思います

単純にコメディー漫画として素晴らしい出来だと思います



映画が好きな人にはホントに読んでもらいたい漫画です
映画好きでなくても読んでもらいたいですね
絶対面白いですよ!!

まあ、読んでみるまではわからないですね
面白いかどうかは、人それぞれですから






木根さんの1人でキネマ 1 (ジェッツコミックス)