何もかもが滑稽

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映画、漫画、アニメなどが好きで、その事についての感想、思ったことなどを書いています。 それ以外の事も時々書きます。

映画「ドラゴンボール超 ブロリー」感想 これぞドラゴンボールの集大成 素晴らしい作品

 

どうもきいつです




劇場版ドラゴンボール最新作「ドラゴンボール超 ブロリー」観てきました

 

シリーズの劇場版20作目となる作品で
テレビアニメ「ドラゴンボール超」の映画化作品です
原作者の鳥山明が脚本、キャラクターデザインを担当しています

 


あらすじ
力の大会が終わり
宇宙にはまだまだ見たことのない強者がいると知った悟空は
さらなる高みを目指し修行に明け暮れていた
そんなある日、悟空とベジータの前に
謎のサイヤ人ブロリーが現れる
そこから、3人のサイヤ人たちによる壮絶なバトルが始まる



感想
子供の頃からドラゴンボールが好きで良かった
この時代にドラゴンボールを
観ながら生きれて良かった
そして、この映画に出会えて良かった
ドラゴンボールありがとう
そんな作品でした


とにかく、素晴らしかった
名作です

ドラゴンボールのファンが見たいものを
全て見せてくれたんじゃないのか
と思えます

面白いとか
感動するとか
そんな次元を超えて

そこにあるのは感謝です


歴代のドラゴンボール映画の中でも
トップの作品だと思う



この作品のポイントは
やっぱりブロリーだと思います

このブロリー
1993年の劇場版「ドラゴンボールZ 燃えつきろ‼ 熱戦・烈戦・超激戦」に
登場した映画オリジナルキャラで
そこから人気に火が付き
未だに熱狂的に愛されるキャラになりました

そして、本作はそのブロリーをメインに描いた作品
でも、以前のブロリーとは別物で
全く新しいキャラとして描かれています


はっきり言って別人です
設定や性格
全てが新しく変更されています

それが、元のブロリーを好きな人にとっては
受け入れられないんじゃないのか
とも思えるんですけど

でも、そんな事は無いと思います
むしろ、今回のブロリーの方が絶対に魅力的です

正直、前のブロリーがそんなに魅力的な
キャラじゃないと思っていて

カッコいいビジュアルと
圧倒的な強さのインパクトに
惹かれるものがありますが

中身は結構カラッポだったりします
ただ暴れ回ってる人
バーサーカーです

なので、僕自身はブロリーが
特別好きなキャラでもでもなかったんです

でも、本作のブロリーは
ただの悪役ではなく
1人の人間として描かれている

そして、そのキャラクターが
ドラゴンボールという物語に
完全にハマっていると思う

この映画、タイトルの通り
ブロリーが主役と言ってもいいと思う

本作を観てブロリーが
めちゃくちゃ好きになりました


さらに、ブロリーとの戦闘にも注目で

最初はあまり強くないブロリーが
悟空やベジータと戦うことで
成長して強くなる
最終的には2人を超えるほどの強さになります

いつもなら、悟空が強敵に挑んで
強くなるんですが
今回は全く真逆です
これが、とても面白く感じました

客観的に悟空を見てるようで
不思議な感覚です

まるで、悟空が修行をつけて
ブロリーを成長させているような

なんか、ドラゴンボールらしくも思えます



ブロリーだけでなく
この映画はドラゴンボール的な魅力が
たくさん詰まっています


悟空とベジータが
フュージョンした姿ゴジータ
これも、ブロリーと同じで
過去の劇場版に登場したキャラ

ゴジータもかなりの人気キャラです

ゴジータとブロリーが戦う
それだけで、ファンならかなりテンション上がりますよ
スペシャル感がすごいんですよ
こんな戦いが見たかった


そして、1番の見どころ
バトルシーン
これがすごい

映画の半分はバトルシーンです

こんなの、普通はおかしいですよ
普通の映画やアニメなら
こんな事したら
作品が崩れてしまうと思う

でも、ドラゴンボールなら
それができるんですよね

だって、みんなそれが見たいから

ただ殴り合ってるだけの戦闘
別に駆け引きをするわけでもなく
ひたすら最強と最強の拳のぶつかり合い

めちゃくちゃハイになります


この映画、ストーリーもちゃんとあります
キャラクターに渦巻く
憎しみ、復讐心、欲望
そんなのも描かれています

でも、最終的にそんなのはどうでもよくて
とにかく、戦ってどっちが強いか決めよう
になるんです

それがドラゴンボール
それが見たいんです



本当にブレずに
ドラゴンボールらしい

初期のドラゴンボールのゆるい雰囲気を残しつつ
ドラゴンボールZの激しいバトルと爽快感
ドラゴンボール超で描かれた悟空の強さへの探求心
今までの劇場版ならではのスペシャル感

それが全て詰め込まれている
ドラゴンボールの集大成のような作品です


悟空という人間の哲学
ドラゴンボールという作品の哲学
それを、ストレートに心のど真ん中に
ぶつけられたような感覚です



そして、こういう作品でよく生まれる疑問
ドラゴンボールを知らなくても面白いのか?
楽しめるのか?


そんなの知らん

僕はドラゴンボールを知ってるから
知らない人の気持ちなんかわからない

観たければ観ればいいし
観たくなければ観なければいい

だだ、この映画が素晴らしい
という事は言い切れます



これぞドラゴンボール
とにかく、テンションは上がりっぱなし
最高の作品

日本に生まれて良かった
ドラゴンボールに出会えて良かった
ありがとうドラゴンボール!!





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映画ドラゴンボール超 ULTIMATE SOLDIERS THE MOVIE-Ⅰ ブロリー