何もかもが滑稽

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映画、漫画、アニメなどが好きで、その事についての感想、思ったことなどを書いています。 それ以外の事も時々書きます。

映画「オーヴァーロード」感想 こんなに好きなものを詰め込まれたら そりゃ好きになる

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どうもきいつです


ホラーアクション映画「オーヴァーロード」観ました

「スター・ウォーズ」シリーズなど
数々の話題作を手がける
J・J・エイブラムスがプロデューサーを
務めたサバイバルアクション
第二次世界大戦を舞台に
米軍兵士と得体の知れない敵との
戦いを描いた作品

 

あらすじ
第二次世界大戦中の時代
アメリカ軍の落下傘部隊が
ナチス占領下のフランスへ送り込まれる
戦闘を生き延びた兵士たちは
ナチスの要塞と化した教会へ
たどり着くが
そこには得体の知れない敵が
待ち受けていた

 

感想
なんかわからんけど
すごい面白かった
そして、すごい変な映画でした
こういうのすごく好き

 

なんとなく気になって
観に行っただけの映画だったんですが
これが個人的には
とても好きなタイプの映画でした
あたりですよ

正直言って
万人受けはしなさそう

悪趣味な感じがあるし
グロい場面も多い
それにちょっとアホっぽい映画

でも、こんなのが好きなんですよね

僕が好きなものが
詰め込まれたような映画
勢いだけで魅せられました


この映画を簡単に説明すると
戦争映画だと思ったら
実はバイオハザードだった
みたいな映画

アイデアだけで言ったら
かなりB級臭が漂っています

てか、B級映画みたいなもんです
でも、全然B級に見えないくらい
ショボさは無かった
J・J・エイブラムスがプロデュース
してるだけあって
お金もかかってるはずです
なので映像のクオリティはA級なんですよ

 

序盤の部分は割と
がっつり戦争映画のように
進んでいき

途中から急にホラーっぽくなる
ゾンビ的な感じにもなってくる
すごくフィクション感が強くなるんです

とにかく1本の映画の中に
いろんな要素が詰め込まれてる

王道のストーリー、キャラクター
激しい戦争描写
ホラー、ゾンビ、グロ、暴力
派手なアクション
スーパーヒーロー要素

もうお腹いっぱいですよね


ただ、いろいろ詰め込んでるだけ
というわけでもなく
全編通して緊張感があって
最後まで引き込まれますし
それぞれのシーンも
インパクトがあって記憶に残ります


まず、冒頭の飛行機からのシーンで
一気に心を掴まれます
最初からとても派手で
手に汗握る戦争アクションが
繰り広げられます

観る前はB級映画なのかな
みたいな気持ちで観始めたので
映画が始まると
あれ?結構すごくない?
と、良い意味で裏切られた

銃撃戦なんかも
なかなか激しく迫力があり
見応えがあります


その後のホラー描写は
意外と怖かったり
ビックリさせられたりする

普通にビクビクしながら観てました
内容はいたってベタなんですけど
だからこそなのか
怖いのが来そうなのがわかって
逆に恐怖感を煽られました

ホラー的なビジュアルも
個人的にはかなり好き
実験場のなんか陰湿で不潔な感じとか
実験台にされた人間たちのフォルム
気持ち悪さや不快感が出ていて
とても良かったですね

人が袋の中に入れられ
吊るされていたり
首だけで生きてる女なんかは
なかなか印象に残りました

グロいシーンも頑張ってて
痛々しい場面は多いですし
血しぶきが飛び散ったり
グチャって感じのとこもありますし

そんなのが苦手な人は
無理だと思いますが

僕自身はこういうの大好きなんで
最高でしたね

 

終盤は
もうバイオハザードみたいな展開で
化学物質的なものを注射した
不死身人間との闘い

ここは戦闘シーンがぶっ飛んでて
ヒーローアクションみたいになってます
展開もアツいし
いままでホラーだったのが
ここにきてヒーロー映画みたいになる

ラストの脱出場面の
ワンカットシーンも
迫力があるしスリリングで
ハラハラさせられました

終盤の盛り上がりで
気持ちも上がりましたね


そして、それらの要素が
全然ショボくなく
しっかりと作り込まれていた
というのもとてもポイントが高い

映像のクオリティが高くて
臨場感が表現できてるし
とてもリアルに感じれました


全体的に大音量だったのも
印象的です

音が大きいので
銃撃戦は大迫力だし
ホラーシーンでも
音がデカいからすごく驚く

こういったとこでも楽しめましたね

 

ストーリーに関しては
かなりベタだと思います

ほとんど思ったように進んでいくし
ラストも大体どうなるかは
予想がつきます

これは以前観た
「ハンターキラー 潜航せよ」
と同じで
ちょうどいいベタさ

心地よく物語が進んでいく感じです


単純に
ナチスの研究施設を破壊する
ってだけの話ですし

登場人物のキャラも
とてもわかりやすい

やさしく正義感の強い主人公
無情だが合理的な上官
口が達者な奴、変わり者など
よくありそうなチームです


それぞれの登場人物の行動も
ベタだからこそ
ハラハラしたり、アツかったり
ホッとしたり

求めてるものを与えてくれます


いろんな要素を詰め込んでるだけに
このわかりやすいストーリーが
良いバランスにもなってますよね

 

いろんなものが詰め込まれ過ぎて
変な映画なんですけども
個人的には大好物ばかりの
欲張りセットでした

最高に好きな映画ですね
男子ならみんな好きじゃないですかね?

 


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