どうもきいつです
特撮映画「仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー」観ました
仮面ライダーシリーズの作品がクロスオーバーする
仮面ライダー平成ジェネレーションズの第2弾
仮面ライダービルドと
その前作仮面ライダーエグゼイドを中心に
オーズ、フォーゼ、鎧武、ゴーストと
シリーズ6作品からライダーが集結します
6作品でそれぞれ主演を務めたキャストが
集結したことでも話題になった作品
あらすじ
スカイウォールという巨大な壁で
3つに分断された仮面ライダービルドの世界に
エグゼイドの敵バグスターが出現した
正体不明な敵の出現にビルドとこと桐生戦兎は
苦戦を強いられる
一方、エグゼイドの世界でも同様の現象が起こり
空からビルドの世界が地上へ迫ってきた
感想
過去作の主役が揃っただけでも感動
若干、歪ではあるけども
ストーリーも上手くまとめあげられている
そして
ヒーローとは何か?
仮面ライダーとは何か?
を突き詰めようとした内容に感動
過去作のファンへのサービスにも感動
この作品は仮面ライダー映画でも
かなり好きな作品
久しぶりに観てみました
個人的にはすごく好きな映画ですが
この映画は平成仮面ライダーに
思い入れがなければ大したことないかも
しれないですね
ただ、平成仮面ライダーが好きならば
かなりテンションの上がる映画には
なっています
まず、何がテンション上がるかと言うと
キャストですよね
仮面ライダーの冬映画と言えば
その時に放送中の仮面ライダーと
その前作の仮面ライダーが共闘する
というのがお約束のシリーズなんですが
本作の場合はビルドとエグゼイド以外にも
歴代の仮面ライダーが登場します
オーズ、フォーゼ、鎧武、ゴーストと
全部で6人の仮面ライダーが集結する
しかも、ただ仮面ライダーが集結する
というだけでなく
ちゃんと当時のキャストが出演しています
ゴーストはまだエグゼイドの前の作品なんで
そこまですごいって感じではないですが
今や売れっ子となったフォーゼの福士蒼汰が
出演しているというのは結構すごいと思う
売れても再び仮面ライダーに出てくれるのは
出演者の仮面ライダー愛も感じれて
微笑ましくもありますよね
福士蒼汰だけでなく
鎧武の佐野岳も出演していますし
オーズに至っては
オーズの渡部秀だけでなく
アンク役の三浦涼介まで出ている
この顔ぶれだけてテンション爆上がりなのは
間違いないです
そして、ストーリーなんですが
正直言ってちょっと歪ではあります
強引な感じもするんですが
かなり上手くまとめあげられていると思う
そもそも世界観の異なる6作品を
1つの世界にまとめること自体が
無理のある話で
でも、そこをそれなりに上手くまとめている
特にビルドの世界観は完全に独立している
日本が舞台ですけど架空の日本ですから
そんな特殊な設定もパラレルワールドとして
上手くストーリーに取り入れています
他の仮面ライダーの登場のしかたも
さほど矛盾を感じない出し方です
鎧武の出し方なんかはなかなか良かった
人間を超越した神的な存在だからこそ
ビルドの世界に現れることができる
というのはとても面白い
オーズ、フォーゼの世界観から
財団Xを絡めたりもしてましたし
ゴーストとエグゼイドのつながりも
あったりする
バラバラな世界観がいい感じに調和していて
意外と1つの世界として成立できていました
それだけでなく
ドラマの描きかたも悪くないです
今回の劇場版は
悪と戦う仮面ライダーという
王道のストーリーと平行して
仮面ライダーはなぜ戦うのか
ということも描かれている
大体いつもの仮面ライダー劇場版は
テレビ放送と同様で主人公の成長が描かれることが
多いですが
本作は主人公の成長は描かれず
ビルドのサブライダーである
仮面ライダークローズこと万丈龍我の
成長が描かれます
時系列で言うと
この万丈はまだ仮面ライダーになったばかり
なんですよ
仮面ライダーはなぜ戦うのか
という理由を探している状態
その万丈の目線で
歴代の仮面ライダーが戦う姿を見せることで
仮面ライダーが戦う理由を描いている
歴代の仮面ライダーが揃う作品で
このストーリーはすごく良かったと思うし
万丈のキャラクターもすごく生かせている
そして、その仮面ライダーが戦う理由
というのが原点回帰のようで
かなり熱いメッセージでした
とにかく仮面ライダーは誰かのために戦う
誰にも称賛されることがなくても
助ける理由がなくても
誰かを救うために戦う
それが仮面ライダー!!
これぞヒーロー!!
という熱いメッセージなんですよ
最近はいろんな形のヒーローが増えてきて
いろんな描きかたがされてますよね
少年漫画にしろ
アメコミ映画にしろ
暗い過去を背負っていたり
思い悩んでいたり
ダークヒーローなんかもいます
最近の仮面ライダーもそういうのが多い
でも、ここに来て
根本的なヒーロー象を見せてくれるのは
仮面ライダーらしくて
とても熱い思いになりました
僕の大好きな平成仮面ライダーの原点
クウガに通じるヒーローの姿を
感じることもできます
で、この映画はそれだけじゃない
アクションも面白いです
基本的になんか雑なアクションシーン
って感じはするんですが
なんかテンションが上がります
それぞれの仮面ライダーに見せ場が
あったりするし
CGなどもクオリティは高くないけど
頑張ってます
そしてなによりバイクアクション
これがすごくテンション上がります
なにやってるかわからんアクション
なんですけども
なんかカッコいい
無駄に走り回って
無駄に爆発しまくる
客観的に見たら
なにこれ?
の連続みたいなシーン
でも、めっちゃカッコいいんですよね
これも仮面ライダーらしくて
すごく好きです
ここも原点回帰って感じがします
他にも普通に考えたらおかしいけど
テンションの上がるシーンが多いです
オーズのエピソードなんて
明らかに唐突だし蛇足な気もするけど
泣きそうになる
オーズのエピソードだけ
なんかすごく力が入っていて
全体からすると浮いてしまってるけど
ファンからすればすごく嬉しいし
テンション上がるんです
クロスオーバーだからこその
キャラの絡みも面白いです
特に御成と黎斗神の絡みとか
最高だと思います
ここも無駄なシーンの気はするけど
すごく良いんですよ
とにかく、バランスはおかしいんですが
仮面ライダーのクロスオーバーとしては
絶妙に成立してしまってる
それが最高と思えてしまうんですよね
なんかいろいろ言いましたが
結局は仮面ライダー最高ってことです
子どもの頃に好きだったヒーローの姿を
見せてもらえて大満足
仮面ライダーに興味ない人が観れば
クソ映画かもしれないですが
仮面ライダーが好きなら最高の映画です
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