どうもきいつです
ホラー映画「映画 としまえん」観ました
東京都の老舗遊園地としまえんを舞台に
そこで囁かれる都市伝説の恐怖を描いた
2019年のホラー映画
としまえん全面協力のもと作られた作品です
としまえんに遊びに来た女子グループが恐怖に巻き込まれていきます
監督は「鉄道員(ぽっぽや)」などの助監督を務めてきた高橋浩
元NGT48の北原里英主演を務め
小島藤子、浅川梨奈、松田町るかなどの若手女優たちが共演しています
あらすじ
大学生の早希は高校時代から仲の良いメンバーで5人で
かつてよく遊びにいったとしまえんに遊びに訪れた
彼女たちはネットで噂になっている“としまえんの呪い”を軽いノリで試すと
その直後から恐ろしい現象に襲われ
次々と仲間たちが姿を消してしまい
早希はその呪いの真実を知ることとなる
感想
全然怖くない
怖がらす気はあるのか?と思ってしまうほど
全てがチープでもはやギャグ
女の子たちが可愛い
ただそれだけの映画
なんとなく目にとまって
なんとなく観てみただけの映画
特に期待もしていませんでした
あわよくば面白かったらな
くらいの期待は抱いていましたが
で、観てみると
想像通りと言うか…
まあ、なかなかあれな映画でしたね
出演している女優はこれから売っていこう
って感じの面子でフレッシュさがとてもある
そのわりに
映画の内容があまりにも酷い
こんな映画に出てしまうと
若手女優たちにも悪影響があるんじゃないか?
はっきり言って
この映画には良い所なんて全然ない
無理やり絞り出すとしたら
可愛い女の子たちを見れる
それだけです
ホラーなのに全然怖くないしスリルがないし
気持ち悪さもない
むしろ、酷くて笑える
何から言えばいいのか…
まず、一番の欠点は
怖い雰囲気が全く無いこと
緊張が張り詰める空気なんて全く無く
終始フワフワしている
そんな中でオバケやビックリ演出を見せられても
全然怖くありません
むしろ、そんな空気感なら冷静に見てしまうから
全てが滑稽に思えてしまいます
何故こんなにも緊張感がないのかを考えてみると
たぶんメリハリが無いからだと思う
全体的にダラダラと物語が進んでいくんですよ
物語の始まりから
明確な目的があるわけでもなくなんとなくストーリーが進んでいく
遊園地に行くのもただのノリ
呪いの噂を実行するのもただのノリ
友達を仲間はずれにしてたのもノリだし
呪いが始まってからは行き当たりばったりで
アホな行動しかしない
ラストのオチも勢いだけ
ストーリーが宙に浮いてる感じがする
一つくらいしっかりしたものがあれば
メリハリも生まれそうですけど
てか、この映画のストーリーって1時間以内で完成しそうですよね
それくらい中身のないストーリー
細かい話をしていくと
まず、登場人物に全く魅力がないです
特に主人公の早希とかマジで魅力がない
全てが空っぽ
どういう人物かも描かれないし
内面の描写もほとんどない
ただセリフを喋ってるだけの人です
他のキャラも同じ
みんな与えられたセリフを喋ってるだけのようにしか見えない
これは演技がどうとかの話以前に
そもそもストーリー自体に中身がないからだと思います
ただとしまえんを舞台にホラー映画をやりましょう
って企画だけで突っ走ってる映画
企画だけでそこから先は何も無いです
そんな映画だから
ストーリーの整合性もとても悪い
後に発覚する真実を考えたら
序盤の登場人物たちの言動は明らかに不自然です
としまえんの都市伝説を無理やりやらされ
行方不明になった由香の存在があるのに
由香の母親から貰ったとしまえんのチケットをきっかけに ノリノリでとしまえんに行くのはおかしいし
その場のノリで都市伝説を試すのなんて
明らかにおかしい
いくらクズ女の集まりだったとしても
こんなに楽しそうにとしまえんで遊べるはずがないでしょ
それだけでなく
としまえんの呪いと由香の呪いがごっちゃになっていて
なんか訳がわからん状態なんですよね
早希たちはとしまえんの呪いでひどい目に遭ってるのか
由香の呪いでひどい目に遭ってるのか
そこが意味不明なんです
そもそも、由香はとしまえんの呪いで行方不明になってるわけで
呪いの根本はとしまえんなわけです
でも、途中から全ての元凶が由香みたいになってきて
由香を怒らせたから呪われている感じなんですよね
で、結局はとしまえんの呪いは何かわからず
由香の話にすり変わってしまっている
これは本当に納得できない
あまりにもストーリー構成がテキトー過ぎる
その上、全体の流れとか設定はありがち過ぎて
全然面白くないし
都市伝説を試して呪われるとか
仲間はずれにしていた女子の恨みを買って呪われるとか
一人ずつ仲間が消えていくとか
女子グループの嫌な人間関係とか
今さら過ぎるテーマだし
それをホラーでやるのもよくありますしね
こんなの頭を使わなくても思い付く設定ですよ
そして、ホラー演出もかなり酷い
基本的にギャーギャー騒いでいるだけで
怖いものを見せることすらしなくて
登場人物たちが何に怖がってるのかわからなかったり
画面に怖いものが映っても
それがことごとくチープでギャグにしか見えない
由香のメイクとか酷すぎますよね
素人レベルのお化けメイクです
ハロウィンでメイクしてるバカな大学生レベル
よくこんなのでOK出ましたよね
こんなショボいオバケが何度も出てくるから
もう笑うしかないですよね
一番笑ったのは由香の両親の白骨ですよ
あれは無いわ…
監督はこれが怖いと思ったんですかね?
こんなのギャグでしかない
で、それ以外に恐怖演出があったのかというと
思い出せない
たぶんクソメイクの由香と白骨死体以外に
無かったんじゃない?
後は女子たちがギャーギャーわめいてるだけですよ
最初から最後までずっとつまらないです
あまりにもつまらないから
この女子グループめっちゃいい匂いするんだろうな
とか全然関係ない余計なこと考えてた
はじめに可愛い女の子が見れるのが唯一の長所
と言いましたけど
これも無理やり振り絞っただけで
実際は彼女たちの可愛さを全然引き出せてないです
基本的にみんなキャラが薄いから魅力がないし
彼女たちを可愛く撮ろうとする努力も感じれない
主演の北原里英も全然可愛くなかった
全然可愛く映ってない
ちょっとブスに見えたし
もともと彼女の顔は個人的に好きだけど
本作の場合は可愛く見えなかった
由香役の小宮有紗はめっちゃ可愛いけど
役に全然ハマってない
普通にケバいし髪染めてるし
仲間はずれにされる地味な女の子には全然見えない
気が弱そうにも見えないし
ただ顔が可愛いだけで魅力がない
そもそもキャスティングがミスってる
唯一、松田るかだけは可愛かったかもしれません
ビクビク怯えてる姿はとても可愛かったし
ビビりすぎてみんなの足を引っ張ってる感じも可愛い
LINEの着信にいちいちビクついてるのは最高でした
あと、お母さんに電話するところも可愛い
この映画の唯一の救いは松田るかでした
それ以外は全部クソ
本当に酷い映画でした
ホラーを舐めてんのか?
全てが最悪のレベルです
よくこんな映画を撮りましたね
松田るかの可愛さのプラス要素があっても
マイナスがでかすぎて救いようがない
これぞクソ映画