何もかもが滑稽

何もかもが滑稽

映画、漫画、アニメなどが好きで、その事についての感想、思ったことなどを書いています。 それ以外の事も時々書きます。

Twitterは便利だけど自分を見失う

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どうもきいつです


Twitterってとても便利で
僕もついツイートしたり
他の人のツイートをいろいろ見てみたり
トレンドをチェックしてみたり

自分の生活の中に根付いている部分は大いにあります

とは言え
他の人に比べると僕なんて全然Twitterを使ってないほうだと思う
全く依存もしていないです

ガッツリとTwitterをやってる人に比べると
ツイートの数なんてめっちゃ少ないし
フォロワーやフォローの数も多くない

そんな僕ですら
Twitterに振り回されてるな…
自分を見失っているな…
と最近思うわけです

てか、そんなにハマってないからこそ
客観的に自分を見れてる部分もあるかもしれない

 

なぜそう思ったのか

それを1番感じたのが
興味ない映画を映画館で観ていたとき
なんですよ

面白そうとも思っていなく全く興味のない映画を映画館で観て
そしてやっぱり面白くなかったとき
この時間は何だったんだろうな…
とふと思う

じゃあ、なぜそんな映画観に行ったのかと言うと
Twitterでみんなが観ていて話題になっていたから
Twitter上のあの人も観に行っていて自分も観ようと思ったから

それだけの理由です

別にそんな理由で映画を観に行くのは悪くないとも思います
自分が興味のないものに触れてそこから新しい世界が広がる可能性もある

いろんな人の声を聞けるという
Twitterの大きなメリットでもあると思います


ただ、それに囚われてしまっている自分もいたりする

そもそも、なぜ映画館に映画を観に行くのかを考えると
面白い映画を映画館で観たいからです

でも、そこを忘れて

みんな観てるから
あの人も観てるから
を理由に観に行ってしまうと

本来の目的を完全に見失ってる
本末転倒なんですよね

偶然、面白い映画に当たることもあるだろうけど
そこには主体性がなくて
自分で選んだとは言えない

今まで自分が磨いてきた感性を無視して
結局つまらない映画を観てしまった日には
ただ時間とお金を無駄に浪費してるだけなんですよね…

つまらない映画を観てしまうにしても
自分で選んで観るのと
Twitterに流されて観るのとでは
やっぱり全然意味が違ってくると思うんですよ


そして、それは自分だけでなく他人を見ていてもすごく感じる

最近では「鬼滅の刃」が大ヒットしていて
だからこそ流れに呑まれてる人が見受けられる

別にこれをきっかけにこの漫画やアニメにハマるのは全然いいんです

でも、普段はアニメに興味のない映画好きの人たちが
急に流行ってるからとこの映画を観に行って
批判したり絶賛したり評論っぽいことをやってるのを見てしまうと
この人たち何やってんだろ…
と思ってしまう

この人たちはすごく偉そうに批評してたりするけど
主体性がないからすごく薄っぺらく感じるんですよ

これはファンじゃないなら観るなって言ってるわけではなく
これは本当に自分で選んで観てるのか?
ということが言いたいんです

まあ、本人は流されていることには気付いてないとは思うんですけどね


そんな事を偉そうに言っている僕も
流されて観てしまっていることが多々ある

客観的に自分を見ると
やっぱり自分を見失ってしまっているな
と感じさせられることもあります


で、何が言いたいのかというと
Twitterって世の中の流れが直接見えるので
自分もそれについていかなくちゃとか
置いていかれてはいけないとか
そっちをつい考えてしまうんです

Twitterっていろんな人がたくさんいて

週3回映画館に行ってます
邦画は全部チェックしてます
DVD、Blu-rayをめっちゃ集めてます
みたいな人がすごく目に留まる

そんな人を見てしまうと
映画好きとして自分もそうでなければならないのか?
と謎の強迫観念にかられたりする

そうなると自分を完全に見失って
主体性がなくなって流されてしまうんだろうなと思うんです

そんな時こそ
自分が本当は何をしたいのか
と自分と向き合って考えなければならないのかもしれません

 

それ以外にヤバいと思うのは
承認欲求と自己顕示欲ですね

これはTwitterと切っても切り離せないことだと思います

この2つに呑まれてる人は完全に自分を見失っていますよね


僕はこれ自体は別にそこまで悪いことだとは思っていなくて
承認欲求や自己顕示欲があるから
人間は向上心を持てるわけで
これ自体は人間の原動力でもあると思うんですよ

ただ、TwitterなどのSNSでは
これをお手軽に手に入れることができるのが問題だと思う

てか、手に入れることができる
と言うより
手に入れた気になれると言うほうが正しいかも


ただ、これって僕からすれば他人事で
他人が自慢してようが
見栄を張ってデカいこと言ってようが
どうでもいいっちゃどうでもいい

別に迷惑をかけられてるわけでもないし


でも、自分に置き換えて見てみると
自分も気をつけなければと思わされたりもします

僕にだって
承認欲求や自己顕示欲はあるし
今はそれを押さえられているだけかもしれない

Twitterをやっていると
ついその気持ちが生まれることもあります


でも、承認欲求や自己顕示欲を満たしても
得することなんてあまり無いなと思う
その気持ちがあるから歯止めがかかる

結局これも金と時間の無駄なんですよ

例えば
自分はこんなにもコレクション集めてるぞ
と言いたいがためにお金を使ってる人は絶対にいると思います

自分を見失って
本当は必要のないものを買ってたりする

誰かに見せるためだけにお金を使うのは
なんかもったいないなと思ってしまう

お金や時間を持て余している人なら
いくらでも無駄遣いすればいいと思うけど

僕の場合はお金も時間も限られている
だから、そんなしょうもないことで消費するより
本当に自分にとって必要なものに消費しなければと思うわけです

 

あと、自分が1番気を付けなければと思うのは
余計なことを言ってしまうというところ

Twitterってなんでも思ったことをツイートしてしまいがちなんですよね

これってほとんどみんなやっちゃってるんじゃないでしょうか

いろんなツイート見てると
炎上してるツイートは大体言わんでもいい事を言ってる人が多い

全てではないですけど
別に有名人でもない人が炎上してるとそのパターンが多い

たとえそれが正論であろうがなかろうが
言う必要ないことを言って
その発言に面倒くさい輩が食いついてくるんですよ


理不尽な文句を言ってくる輩もどうかと思うけど
そもそも、余計なことを言わなければ
そんな輩はあまり寄ってこないと思うし

それに、炎上してる人って
自分に全く非が無いと思ってる人も多くて
それが余計に癇に障ったりするのかも

客観的に見ると
正直、どちらも大差ない

僕の考えは
誰かの癇に障ることの境界線なんて曖昧で
発言するなら
ひとまず考えるのがいいのかなと思う

とは言え
自分もつい思ったことを反射的に言ってしまう節があるし
そこには注意しなきゃと思います

軽い気持ちで放った言葉が
誰かを傷つけてしまうことだってるでしょうし

発言は自由だからと言って
なんでもかんでも口に出すのは違うんじゃないですかね

結局、それは自分にも返ってくる
発言の是非はどうであれ
炎上するのは自業自得な部分もあると思います

これも、自分を見失わないようにする
というところに繋がってくる


結論は
Twitterはとても便利なぶん
人を惑わす道具でもある
簡単に自分という人間を表現できてしまうから
ちょっと自分を見失って暴走気味になってしまいます

でも、僕はTwitterでいろんな人に知り合えたし
同じ趣味や価値観を共有できる人にも出会えました
普通に生活してるだけじゃ出会えない人に出会えたりするんです

自分にとってすごく糧になってる部分も大いにあって
Twitterをやってて良かったとも思ってます

これはTwitterがどうこうではなく
使う人間の意識が大事なのかな…

最近、僕は少し自分を見失っていたので
戒めとしてこれを書きました