何もかもが滑稽

何もかもが滑稽

映画、漫画、アニメなどが好きで、その事についての感想、思ったことなどを書いています。 それ以外の事も時々書きます。

ブログを書く理由

どうもきいつです


僕がブログを初めてから3年以上になりました

思ったより長く続いた
今や日常の習慣になってしまってます

ここまでブログを書き続けていろいろと思うこともあり
今回はそれについて書いていきます

 

そもそも、僕がブログを始めた理由は
普段思っていることを形にしたいな
と思ったから

例えば映画を観たときに
頭の中でいろいろと考えてはいるけど
それは断片的だったり
ふわっとした感想だったり
あまりまとまってはいません

それを文章として形にしようとすると
やはり、より深く物事について考えるので
自分の考えの整理にもなります

昔から映画をよく観ていましたが
ただ観ているだけではもったいないなと思い
ブログを始めました


あと、あわよくば広告収入も入るんじゃないか
と邪な気持ちもあったけど
現実はそんなに甘くなく
3年以上続けた今でも収入なんてほぼありません


お金は入ってこないけど
それに代わるモチベーションはあって

単純にブログを書くのが好きだし
文章を書くことで自分の気持ちや考えを表現することは
とても有意義なことだと思えます

むしろ、お金目的だけならここまで続いてなかったかも

広告収入を得るためにアクセス稼ぎをするノウハウも存在するけど
そのためにブログをやってしまうと
やっぱりしんどいだろうし
書きたくないことも書かなきゃならないし

たぶん楽しくないですよね

僕はとにかく自分の言いたいことを言いたくてブログをやってます
だから別に嫌われてもいい
アクセス数なんて必要ありません

でも、お金なんて入ってこなくても
それに代わるものは手に入れていると思います

それに、そんな自分勝手なブログでも
それを面白いと言ってくれる人が少数でもいるので
それはブログを続ける原動力になります

感謝しかないです

 

ブログを書いていると
自分が頭の中で考えている以上のものが出てきます

頭の中で考えているだけだと見えてこないものも多くあって
文章にすることで初めて
自分の本当の気持ちや物事の深い部分などに気付けたりします

好きだと思っていたものが嫌いだと気付いたり
つまらないものがとても興味深いものだと気付けたり
映画を観ただけでは発見できなかった面白さがあるんですよね

だから、めちゃくちゃつまらない映画を観たときでも
それについてボロクソに文句を言ってると
それはもはや楽しくて
総合すれば面白い映画体験になっている

例えつまらない映画を観たとしても
その2時間は無駄な時間にはならないんです

面白い映画を面白いと絶賛するのも楽しいですが
つまらない映画をボロクソにブッ叩くのかなり楽しい

 

それだけでなく
何を書けばいいのかわからない時も多く
それを無理やり絞り出すというのも自分にとってはとても重要

面白くもなくつまらなくもない映画の感想を書くのは
めちゃくちゃ面倒くさいんですけど
それを逃げずに無理やりやりきることで

新しい視点でものを見ることや
いろんな価値観から物事を考えることができ
自分の価値観をアップデートできたりします

感想難しいなってときほど
書いてみると自分に無かった考え方を発見できて
ちょっと自分が成長できるんですよね

それを積み重ねていくと
同じものでも違った見えかたがしてきます

これもブログを書く楽しさの1つです

 

それと、このブログがきっかけで仲良くなれた人なんかもいて
それもやってて良かったと思えるメリットです

僕は基本
ブログでは心を開いて本当の気持ちをストレートに出している

だから、僕のことを嫌いな人はめっちゃ嫌いだろうなと思います
ただ、逆にこれを受け入れてくれる人とはとても仲良くなれます

やはり、自分から心を開くというのは大事ですね

まあ、でも
どこかで僕のことを嫌いになってしまう可能性は否定できない…


そんな感じで
やってて楽しいことがとても多いので
ブログをやってきたことは全然無駄ではなかったなと思えます

 

しかし、最近になって
このままこれを続けることに意味はあるのかな?
という疑問が生まれてきました

無駄ではないし
これを続けてマイナスは無いと思うんです

でも、自分が本当にやりたいことはなんだろう?
と、考えると
今やってることは少しズレているような気がします

僕は自分を表現したくてブログを始めましたが
この手段は正解なのかな?

Twitterや他の人のブログなどを客観的に見ていると
僕と同じようなことをしてる人もたくさんいて
僕なんかよりも多くの人に影響を与え
たくさんフォローされたり反応を貰えたり
中にはそれでお金を稼ぎご飯を食べていけてる人だっている

じゃあ、自分の目指す場所はそこなのか
と、考えてみると
なんか、ちょっと違うんですよね…

僕はそこに全然憧れが無いと言うか
仮に自分のブログがバズって多くの人に影響を与える存在になれたとして
それに満足できるのかなと…

そういう想像をしても全然ワクワクしない自分がいます


いろんな作品に触れ
いろんな作品について考え
そんな作品の感想を書いていると
そこに芽生えてくるのは作品を生み出す人への憧れです

僕のやってることは所詮は消費する側の延長線上でしかない

確かに自分の好きな作品について語り嫌いな作品を貶し
そこで自分を表現できているのは間違いなく
そこに自分の個性もあると思う

じゃあもし映画、漫画、音楽、芸術などの作品が全て消えてしまったとして
自分に残るものはあるのか?
それが無くなってしまうと自分を表現する術も無くなる

そう思うと
自分には何も無いんですよね…


僕は与えられるだけでは満足できなくて
やはり、自分で何かを生み出したいという気持ちが強いです

ブログをやっていると
そんなことを忘れさせてくれて
簡易的に満足を得れてしまう一面もある
何かをやってる気持ちにはさせてくれるんですよ

でも、そこに甘んじてしまうと
この先にはなにもないのかなと…

ブログを書いている時間
映画を観ている時間
この時間は無駄ではないけど
この時間を別の方向にも使えるんじゃないかな
と、最近思うようになってきました

たくさん映画を観ることや
その感想で自分を表現することで
何者かになったような気持ちでいたけど
実はこんなこと誰でもできることで
それが自分の存在意義では無いんじゃないかな?


そう思うと
自分のやるべきことは別にあって
本当はそこに時間を費やすべきなのかもしれない

映画を観るにしてもブログを書くにしても
時間と労力がかかります
同じ時間と労力を費やすのなら
自分で何かを生み出すことへ使うべきなのではないか?


かと言って
やはりいろんな作品に触れることは大切で
それが自分の糧になっているのは間違いない

ブログを書いて思いを巡らすことも
自分にとってはとても重要です


でも、バランスは明らかに片寄っていて
これを機に正そうかと思います

少し映画を観る時間やブログを書く時間を減らし
自分に向き合ってみようと思います

時間は有限で
使い方は考えないといけないですよね

ブログを書くのは好きなので今後も続たいと思いますが
ちょっと頻度は減らしていきたいです

こんな文章、誰も読んでいないだろうし
読んでもらうようなものでもないですが…

なんか、よくわからない宣言みたいになってましたね

そんな感じで終わり