何もかもが滑稽

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映画、漫画、アニメなどが好きで、その事についての感想、思ったことなどを書いています。 それ以外の事も時々書きます。

映画「ソニック・ザ・ムービー ソニックvsナックルズ」感想 ソニックたちがかわいい

どうもきいつです


アクション映画「ソニック・ザ・ムービー ソニックvsナックルズ」観ました

セガの人気ゲーム「ソニック」シリーズをハリウッドで映画化した作品
「ソニック・ザ・ムービー」の続編です
今作では原作ゲームから人気キャラのナックルズやテイルズが登場
舞い戻ったドクター・ロボトニックと再び戦いが繰り広げられます

前作から引き続きジェフ・フォウラーが監督を務め
ソニックの声を演じるのはベン・シュワルツ
ドクター・ロボトニックを演じるのはジム・キャリーです

 

あらすじ
平和が戻ったグリーンヒルズで
ソニックはヒーローになるため勝手に街を守り続けていた
そんなある日、ドクター・ロボトニックが
危険な戦士ナックルズを引き連れ地球に舞い戻ってきた
ナックルズの攻撃に歯が立たず窮地に立たされるソニック
そこへテイルスが助けに現れるのだった


感想
前作と同じくソニックがかわいい
さらに、テイルスやナックルズもかわいい
登場人物が増えたにも関わらずそれぞれにスポットが当たり
その上、とっ散らからずにストーリーが上手くまとまっていました
意外と完成度が高いかも


前作が面白かったので
続編である本作も観てきました

ゲームはさほど詳しくありませんが
今回も楽しんで観ることができた

正直言うと、ちょっと舐めてたんですよね
どうせ続編だしつまらなくても仕方ないか…
くらいの気持ちでした

でも、意外とちゃんと面白かった
むしろ完成度が高いんじゃないでしょうか

ソニックらしさは保たれていて原作ゲームが好きな人は楽しめるだろうし
続編としても前作を踏まえた盛り上がりや面白さがしっかりとあるし
ストーリーのまとめ方もすごく上手いと思いましたし

このタイプの映画としては完成度が高い

キャラもので続編とか
ヤバい雰囲気がプンプンするけど
本作はそんなのを吹っ飛ばすような出来だったと思います

 

本作の魅力の1つは
やはりキャラクター

それぞれみんなが個性的に描かれていて魅力的

主人公のソニックはもちろんそうだし
エッグマンことドクター・ロボトニックも前作同様にブッ飛んでいて楽しい

前作から引き続き登場する人間たちも良い感じで脇を固めていました

そして、新キャラのナックルズとテイルスも個性が際立っていて存在感抜群
とても好きになれるキャラクターです


で、やっぱりかわいいんですよ

ソニックも前作からずっとかわいいんです
ヒーロー目指して行動するけど空回りしてたり
子供みたいに楽しそうに遊んでいたり
敵を倒すため健気に頑張っていたり

愛嬌があるし感情移入できるし
とても好きになれるキャラクター


ソニックだけでなく今回新たに登場する
ナックルズとテイルスもめっちゃかわいいです

それぞれ性格も個性も全く違うキャラだけど
かわいさは共通する

テイルスは真面目で気弱な性格
ナックルズは不器用でバカ
そんな2人も生き生きと動いていてコミカルな場面も多いです

ナックルズなんて敵として登場して
かなり暴力的で好戦的であるにも関わらず
バカで抜けてるところがあるので愛らしいキャラになってる

テイルスはモフモフナデナデしたい

ソニック、テイルス、ナックルズが3人揃うと化学反応でよりかわいい
なんか癒されますよね

最後の3人仲良くやってる場面とかかわいくて仕方がない
てか、なんか泣けてくる

あと、ペットのゴールデンレトリーバーもめっちゃかわいい
序盤しか登場しないけどマジかわいい
たまらん


ドクター・ロボトニックは言わずもがな
ジム・キャリー全開で最高でした

主人公を食うレベルの存在感です

ずっとふざけてるのにラスボスとしての存在感は揺るぎなく
小物には全く見えない
マジで世界を破壊してしまいそうなヤバさも感じます

ジム・キャリーだからこそ生まれた絶大な存在感なのかもしれませんね

 

ストーリーに関しては
全体的に上手くまとまっていてすっきり観れます

そもそも、とてもシンプルなストーリーで
マスターエメラルドを探す冒険とドクター・ロボトニックとの戦い
それだけのストーリーです

物語の中心になるのはソニックの成長で
これもまたシンプル

なので、大して考えることもなく
普通に観やすい映画かなと思う

そんな中で様々なキャラを活躍させてるわけですが
どのキャラもちゃんと軸に沿って活躍させられているので
無駄な動きが無かった印象です

いろんなキャラにスポットは当たるけど
変な方向には行っていない
あくまで中心のストーリーからは外れてないんですよ

だから、無駄に難解になったりはせず
軸のストーリーの邪魔はしていませんでした

若干、ギャグに行きすぎてる人たちもいたけど
許容の範囲内かな


それに、メインのキャラ
ソニックとテイルスとナックルズ
この3人のキャラクター性もあってジュブナイル的な物語にもなっていましたね
ここにグッときたり熱くさせられたり
感情を揺さぶられました

3人が反応しあってそれぞれ成長し最後には友情を築いていく
こういうの好きです

最終決戦で3人力を合わせるという展開も
ベタだけど熱い気持ちにさせられました


全体的に少年漫画っぽい内容で
ご都合主義なところも多少あるけど
テンポが良いしソニックもちゃんと成長してるし
そんなに引っ掛かりがなく最後まで観れました

てか、こんなシンプルな少年漫画みたいなストーリーは個人的にも好物ですし
普通に面白かったです

 

あとはアクションも良かったですね

ソニックらしいスピード感のある場面が多くて
アトラクションのような楽しさがある

雪山のスノボーシーンは派手だし臨場感があってワクワクだった

ナックルズとの戦いなど前作に無いようなバトルも追加されてましたし
最後まで飽きずに観れました

最後のソニックがスーパーサイヤ人みたいなのになるのも嫌いじゃないです

アクションに関しても完成度は高かったと思う

 

正直、子供向けで深い内容ではないけども
単純に楽しめるエンターテイメントとしてのクオリティは高かったです

夏休みに家族で観に行くファミリー映画としてはうってつけ
子供も大人も楽しめると思います

まだ続編もありそうな感じだけど
これなら続きを観たくなりますね

 


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