どうもきいつです
映画「神さまの言うとおり」観ました
漫画が原作ですが、僕は未読です
この映画はいわゆるデスゲームものです
最近は、こういうデスゲームものって映画や漫画で多いですよね
====
ハッキリ言ってこの映画、ストーリーなんか無いようなもんです
でも、これは僕の持論ですが
デスゲームにストーリはいらない
ゲームの内容、生死を賭けた駆け引き
それが面白ければストーリーなんかどうでも良いんですよ
むしろ、どんなに素晴らしいストーリーがあったとしても
ゲーム部分が面白くなければ
満足できません
それで、この映画はと言うと…
ゲーム自体もゲームに挑む人間も単純すぎる
と言うか馬鹿っぽい
ゲームの目の付け所は良いと思うんです
だるまさんが転んだ
かごめかごめ
カンケリ
子供の頃の遊びをデスゲームに取り入れる
デスゲーム系は増えすぎてマンネリ気味ですが
こういう発想は新しいと思いました
ここまでは良いんですが
ゲームの内容がそのまま過ぎる
だるまさんが転んだは普通にだるまさんが転んだをやってるだけ
動いた人間が殺されるってのが追加されてるだけです
他のゲームもこんな感じで単純です
デスゲームって生きるか死ぬかのギリギリのところでの駆け引きが面白いと思うんですが
この映画そういうのが全然無いです
ゲームに参加させられてる人間も、ただ馬鹿みたいに騒いで死んでいくだけです
重要そうなキャラも結構死にますが
狙ってやってるんでしょうけど、最近は重要なキャラがすぐ死ぬ展開なんかも溢れてるんで、さほどインパクトもないです
参加者同士の駆け引きも全く無かった
裏切者もいないし、誰かを利用して出し抜くみたいな展開も無かったですね
1人ヤバい奴はいましたけど、そいつも真面目に従ってましたし
大どんでん返しも無いですしね
それに、勝ち方も馬鹿っぽいの多かったですね
勝ち方がなんか体育会系なんですよ
頭脳をあんまり使ってない
仲間の体を飛び台にして、とか何これって思いましたよ
そして、最後のアイスバー…
敵みたいな奴にアイスバーを貰うんですよ
みんなそれを食べるんです
強制されてもないのに
それで、はずれを引いた人は殺されるんです
で、本当に生き残れる人間は運も持っている
みたいな事を言われるんですが
そもそも
本当に生き残れる人間は、そんな得体の知れないものは食わねぇ
これは、デスゲームのふりをした、ただ人が死にまくるだけの映画でした
ヒロイン役の山崎紘菜ちゃんはすごい可愛かったです
神さまの言うとおり Blu-ray スペシャル・エディション