何もかもが滑稽

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映画、漫画、アニメなどが好きで、その事についての感想、思ったことなどを書いています。 それ以外の事も時々書きます。

映画「13日の金曜日」感想 第1作目って こんな映画だったんですね


どうもきいつです




1980年のホラー映画「13日の金曜日」観ました

 

人気のシリーズの第1作目です
13日の金曜日は10作くらいあるんですかね?
詳しくは知らないです
そんな人気シリーズの原点です

 


あらすじ
舞台はクリスタルレイクのキャンプ場
数人のキャンプ指導員候補生たちが
この場所を訪れる
しかし、この場所には
かつて怪事件を起こした犯人が潜んでおり
指導員候補生たちを次々に襲っていく



感想
かなり昔の映画ですが
普通に怖いし楽しめました
さすがスラッシャー映画の原点
と思える作品でした


僕はこの映画を初めて観ました

たぶん、シリーズの中のどれかは
昔に観たことあると思うんですが
それが、どの作品なのかもわからない

なので、13日の金曜日の知識を
あまり持っていない状態での鑑賞でした


僕の中では
13日の金曜日=ジェイソン
ってイメージです

というか、それが全てだと思っていました

バケモノのような殺人鬼が
めちゃくちゃに人を殺しまくる
そんな映画だと


でも、第1作目にはジェイソン出てこないんですね

まず、それに1番驚きました

ただ、僕が無知というだけなんですが


ホラーというより
サスペンススリラーよりの作品でした

そして、疑問が生まれます
何故、この作品の続編が
あんなことになってしまっているのか

まあ、どうでもいいことなんですけど



この映画、昔の映画なので
今となってはかなりベタな表現が多いです

てか、今の作品たちが
この映画の影響を受けてるものが
多いだけだと思いますが

それでも
全然、今観ても怖いと思えました

登場人物たちが気付かないうちに
徐々に1人づつ殺されていく表現も
ゾッとしますし

何処から現れるかわからない
殺人鬼の描き方も
とてもゾクゾクします

直接的な殺人描写は
意外と少なかったんですが
時折り見せられる
スプラッター表現はすごく痛そうで
精神的にもきますね


登場人物たちを次々に殺していくおばさんパメラ
彼女も怖い

息子の死をきっかけにおかしくなってしまった
という設定はリアルにも感じて
そんな人には何を言っても通じない
そんな雰囲気がとても気味が悪い



でも、やっぱり昔の映画だからなのか
ちょっと笑ってしまいそうになる部分もありました


特に、終盤の生き残りがアリス1人になったあたりから

矢で扉にはりつけにされてる死体とか
窓から投げ込まれる死体とか
ちょっとチープ過ぎるし
唐突でもあるので笑いそうになる


アリスとパメラの攻防戦も
客観的に観るとかなり滑稽ですよね

アリス強過ぎです

フライパンで応戦するのも面白いですし
最後の首を切り落とすシーンは
さすがに笑ってしまいます


こういうのも
この映画の良さだとは思いますが



全てが終わってからの
湖に引き込まれるシーンは
絶対ここで来るだろうな
ってのがわかるんですが
それでも驚いてしまいました

これ以外でも
ベタで絶対ここから出てくるだろうな
ってところでも驚かされるシーンは多々ありましたね
そして、わかってるのに全部に驚かされた

全体的にハラハラドキドキしながら観れました



昔の映画ですが
とても楽しみながら観れた作品でしたね

さすがと思わされました
ホラーの原点的な作品なだけはあります






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