何もかもが滑稽

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映画、漫画、アニメなどが好きで、その事についての感想、思ったことなどを書いています。 それ以外の事も時々書きます。

映画「スカイライン -奪還-」感想 まさかの続編 まさかの展開 カオス

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どうもきいつです


SF映画「スカイライン -奪還-」観ました

地球外生命体により地球が侵略される3日間描いた
「スカイライン -征服-」の続編
前作で侵略されてしまった人類が
地球外生命体に戦いを挑む姿を描いた
2017年の作品

前作の監督だったストラウス兄弟は製作に周り
前作の脚本を手掛けたリアム・オドネルが監督を務めています

 

www.nanimokamogakokkei.com

 

あらすじ
突如現れた巨大宇宙船により
世界は混乱状態に陥りわずか3日で征服されてしまった
ロサンゼルス市警のマークも息子のトレントと一緒に宇宙船に吸い込まれてしまうが
エイリアンになっても人の心を残すジャレッドに
出会い宇宙船からの脱出を試みる
そこから、人類のエイリアンに対する反撃が始まる

 

感想
前作の見どころが無く退屈な作品に比べると
見どころ満載で楽しめる作品になっていました
先の展開はなかなか読めなくワクワクさせられた
その反面
あまりに大雑把で雑な映画でもある
カオスすぎる内容に笑える

 

前作はあまり面白くありませんでしたが
続編があるということで観てみました


前作のあの内容で続編が作られるのも
ちょっと驚きですけど
その上、7年ごしの続編

ものすごく大ヒットして評判が良かった映画が
7年ごしに続編が作られるのはわかるけど
前作があれですからね…

なぜ続編が作られたのか謎です

誰も続編なんて望んでないでしょ
たぶん

 

で、本作はどうだったのかと言うと
前作よりは面白く楽しめる内容でした

前作はスケールが小さくてCGの映像がすごいだけの
ショボい作品だったのに対し

今回はスケールが大きくなっているし
アクションも多い
場面もいろいろ移り変わって映像にも退屈しないし

エンターテイメントとして楽しめる要素が
たくさんあった作品だと思います

 

まず、前作は
エイリアンが地球を征服しようとやってくる話なのに
基本、1つのマンションだけで物語が進むし
登場人物の不毛な言い合いのシーンが多くて
なかなか退屈な映画だった

派手なアクションとかもありましたが
そんなに多くないし

登場人物が同じ場所からあまり動かないから
背景も変化しなくて飽きてくる

なんかスケールが小さくて気分が乗らなくて
楽しめなかったんですよね

 

しかし、続編の本作は
前作のような退屈さは無いです

前作はエイリアンが襲来するまでにも
無意味なシーンがダラダラと続きましたが
今回はそのへんもすごくテンポがいい
スタートダッシュが速いです

時系列的に言うと
前作と本作の時間はほぼ同じで
両方ともエイリアン襲来前から物語が始まる

でも、本作は前置きの部分なんてほぼ無く
早い段階でエイリアンが襲来してパニックに巻き込まれていきます

その時点で勢いがあって
前作よりも映画に引き込まれていきます


その後もダラダラと進むことはあまり無く
どんどんと次の展開へテンポ良く移り変わっていくから
最後まで飽きずに観れます


前作で繰り広げられたエイリアンに襲われ
街の中が大惨事になり逃げ惑う人々たち
というのも本作でも描かれていますけども

これもかなりテンポが速くて
物語の序盤で終わってしまいます
この部分はプロローグって感じです

前作とやってることはほぼ変わらないんですけど
スピード感があって楽しめる

と言うか、前作で1時間以上かけてやってたことは
20分、30分ほどでも十分描けるということでもある

それだけ前作は無駄が多かったってことですよね
普通にこのスピード感のほうが面白く観れるし

 

そして、今回はエイリアンに捕まってからが本番で
ここから物語も盛り上がってきます

宇宙船から脱出するという話の流れになり
ここではスリルのあるアクションや
意外なストーリ展開が繰り広げられたりと
前作には全く無かった面白さがあります

映像的にも背景がいろいろと移り変わるし
SFな造形が世界観を彩っていて面白く見れます


ただ本作は
宇宙船を脱出するだけでは終わらず
その後はエイリアンに反撃を始めるという
話へ移っていきます

ここからは何故かやたらとアクション重視に
シフトしていく
しかも肉弾戦

人間同士でもカンフーアクションみたいなのが始まるし
エイリアン相手でも肉弾戦で対抗したりする

ここに関しては
普通にアクションシーンがカッコいいし
なんか見入ってしまいます

人類が反撃を開始するというのも
熱い展開で盛り上がりますし


で、終盤になるとアメコミヒーローものみたいになっていく
今までは銃撃でもやっと戦えてたような
ロボット軍団になぜか肉弾戦で善戦してるという

数的にも圧倒的に不利なのに
コイツら普通の人間じゃないだろと思ってしまう

その上、最終的には人類を超越した少女が
地球を救う救世主になりました
みたいな

なにこれ

正直、めちゃくちゃです


でも、テンポがいいし
次々に物語が展開していくから飽きることは無い
部分的にも面白いところがたくさんあるし

楽しめるエンターテイメント映画ではありました

 

面白いっちゃ面白いんですけど
とは言え
強引過ぎるのは否めない

勢いで最後まで観させられますけども
よく考えれば
話があまりにぶっ飛び過ぎな上に
いろんな要素を詰め込みすぎてるから

結局コイツら何やってんだろ?
ってわけわからん状況になります

目的がわからないんですよ

生き延びたいのか
預かった子供を守りたいのか
エイリアンを倒したいのか

まあ、全部なんですけど…

いまいち主軸になるものが無いから
何を観てるかわからなくなります


特に宇宙船脱出してからは
唐突に強い人間が現れて人間同士の戦いが始まったり
遺跡の中に秘密基地があったり

完全に物語の方向性を見失ってますから

ここから別の映画が始まったみたいになってる

終盤になるまでストーリーがすごくフワフワしてしまってるんですよね


言ってしまえばストーリーが雑

とりあえず面白そうな要素をふんだんに詰め込めてみました
ってだけの映画だと思います

 

あと、前作でも思いましたが
本作も既視感がすごい

見たことあるようなもののオンパレード

いろんな面白要素を詰め込んだ内容ですが
ほとんどパクリみたいなものです

こういう作風が悪いとは全然思っていませんけど
さすがにちょっと新鮮味が無さすぎるかな…

パクリみたいなものを詰め込みつつも
1つでもなにかオリジナリティのあるものがあれば
全然違ったように思えます

本作は
設定にしろデザインにしろ物語の展開にしろ
どれもが観たことあるようなものばかりになっていました

そういった点では
知的さなんて全く無いすごくバカな映画
という風にも見えてしまいます

これは良くも悪くもですけどね

 

とにかく、前作に比べると全然面白く観れました
これだけ勢いがあれば
多少粗があっても最後まで楽しめる
いろんな意味でバカな映画であることは間違いないです
暇つぶしで観れば面白い映画だと思います

ちなみに、前作を観なくても
全然大丈夫な映画です

 


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