何もかもが滑稽

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映画、漫画、アニメなどが好きで、その事についての感想、思ったことなどを書いています。 それ以外の事も時々書きます。

映画「ワイルド・スピード ジェットブレイク」感想 派手なアクション それだけ

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どうもきいつです


アクション映画「ワイルド・スピード ジェットブレイク」観ました

大人気カーアクション映画
「ワイルド・スピード」シリーズの第9作目
主人公ドミニクの弟が現れ
ファミリーに新たな試練が訪れます

ジャスティン・リンが「ワイルド・スピード EURO MISSION」以来の監督に復帰
出演するのはヴィン・ディーゼルなどお馴染みの面々が集結しています

 

あらすじ
ドミニクはレティと息子のブライアンと共に平穏な日々を過ごしていた
そんな彼の前に弟のジェイコブが姿を現す
ジェイコブは恐ろしい計画を実行しようと暗躍していた
陰謀を阻止すべくドミニクはファミリーと一丸となり立ち向かう

 

感想
いつものごとく中身は大してない
やってることもさほど変わらない
ただ、派手なアクションシーンは映画館で観ると迫力満点で興奮します
車さえブッ壊してくれれば満足

 

ワイルド・スピードの最新作ということで
映画館まで観に行ってきました

でも、実は映画館でワイルド・スピードを観るのは初めて

そもそも、そんなに好きなシリーズではなかったりするし
いつもテレビ画面でしか観てなかった

でも、映画館のスクリーンで観れば迫力あるだろうな
とは思っていたので
今回は映画館のIMAXシアターで観てきました


実際に映画館で観て思ったのは
やっぱり巨大なスクリーンのほうが
この映画は映える

小さい画面で観るよりは
絶対にスクリーンの方が興奮しますね
映画館で観て損はなかったと思いました

自分がワイルド・スピードにあまりハマらなかったのも
テレビの小さい画面で観ていたから
ということがあるかもしれない

特に近年の作品は派手なアクション重視になってますしね

 

で、本作の内容の話ですが
やってることはいつもとほぼ変わらず

アクションをガンガンと見せて
ストーリーはほどよく薄い
ツッコミどころはそれなりににあるけど
力ずくでねじ伏せてる
みたいな

まあ、言ってしまえば
車をブッ壊してるだけのアホな映画なわけですよ

それがワイルド・スピードらしさでもあって
ある意味、安定している映画

 

ストーリーは本当に単純で
なんかすごい兵器の争奪戦がメイン
いつもとやってることは同じです

そこに人間関係のもつれがプラスされていて
これまたいつものごとくな内容

今回は唐突に現れたドミニクの弟のが揉め事の中心です
それを中心にファミリーの絆が描かれる

いつものやつです


ストーリーに関しては
大して面白味もなくマンネリだけど
そもそもこの映画はストーリーを見るものではないので
何の問題もありません

この映画はアクションを観る映画なので
ストーリーなんておまけ
そう考えれば
おまけのわりにはちゃんとしたストーリーだし
むしろ、完成度は高いんじゃないですかね


そして、本作はご都合主義やツッコミどころも多くて
もはや、文句を言うのも面倒くさいです


実はハンが生きてました
って展開なんて
どう考えても無理矢理すぎるし強引
理屈も後出しじゃんけんのご都合主義全開です

でも、それくらいでいいですよ
ワイルド・スピードに理屈なんて求めてないし
ハンが再登場してくれたのは嬉しいし


日本描写なんて酷いもので
アメリカ人はいまだに日本と中国の違いがわからんのか?
ってほど変な日本ですが
そんなツッコミどころは無視でいいです

そんな日本を味わってください
それがワイルド・スピードです


他にも強引などころは多くて
基本、無理矢理な映画なんですが
この強引さがもはや気持ちいいと言うか

このワイルド・スピードという作品の作風にマッチしてるのかなとさえ思います

 

そんな強引な映画であっても最後まで見せられてしまうのは

やっぱりアクションにテンションを上げられるから

大画面でド派手なアクションを見せられると
最後までスクリーンに釘付けになってしまいます
今回もとにかく派手なシーンが多くて楽しめた

車がブッ壊れて大爆発は当たり前
車のスピード感は存分に味わえる
肉弾戦、銃撃戦も盛りだくさんで
あり得ないアクションシーンもたくさんあります

冒頭のレースシーンは
ワイルド・スピードらしいスピード感を感じれる場面で
ここで心を掴まれます

その後の最初の戦いでのカーチェイスでは
無駄なほどの爆発を見せてくれて大満足

つり橋では車でスパイダーマンみたいなことをやっちゃいます


映画の始まりから最後まで
出し惜しみせずアクションを詰め込んでる
お腹一杯で吐きそうなほど

 

とは言え、このシリーズの人気の理由は
ただ派手なアクションをやってるだけではないってこと

毎回同じアクションを繰り返してるのではなく
新しい派手なことをやってやろうって気概が感じられます

例えば
前作では氷上でのカーアクションがあったり
その前では車でスカイダイビングやったり
毎回、手を変え品を変え
ド派手で変なことをやってのける

本作ではついに車で宇宙に行ってしまいます
あり得ないけど有無を言わさぬ勢いです

他にも
運転できないキャラに運転させて街を暴走させたりもするし
なんかよくわからん超磁力兵器で
街やら車やらをブッ壊したりもします

終盤のカーバトルは
もうワケわからんけどすごかったですよね


勢い任せのアクションではあるけど
いろいろと工夫を凝らしているのは間違いなくて
そこがやっぱりワイルド・スピードの面白さかな
とも思います

 

それとキャラクターもいつも魅力的で
ドミニクたちファミリーを見たくてこのシリーズを観てしまう

強引に復活したハンはやはり好きですし
今回が初登場のドミニクの弟ジェイコブも良かったです
前作からの悪役のシャーリーズ・セロンもすごく好き

本編終了後に出てきたジェイソン・ステイサムにはテンションを上げられました

味方も敵も好きなキャラクターが多くて
そんなキャラがいるからこそ楽しんで観ることができるんだと思う

そういやX3からの登場人物が出てきたけど
忘れてる人多そうですよね
てか、X3自体が存在感の薄い作品だし…

再登場したところでそんなにテンションが上がらないという

というわけで
X3は観てなくても全然大丈夫です

 


最初から最後まで
やりすぎであり得ないアクションの連続だし
バカみたいなストーリーで
ほぼギャグみたいな映画だけど
映画館のスクリーンで観るとやっぱり最高に楽しめました

大画面と大音量で観れば
テレビで観るより絶対に興奮する

いつも通りの金をかけたB級映画でした

 


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