何もかもが滑稽

何もかもが滑稽

映画、漫画、アニメなどが好きで、その事についての感想、思ったことなどを書いています。 それ以外の事も時々書きます。

人間ドラマ

映画「さよなら、僕のマンハッタン」感想 雰囲気で誤魔化されるけど あまりよくわからない映画

どうもきいつです 恋愛映画「さよなら、僕のマンハッタン」観ました サイモン&ガーファンクルの名曲「The Only Living Boy In New York」に乗せてつづるラブストーリーニューヨークを舞台に、ある青年が隣人との交流、恋愛、家族の問題を経て成長していく姿…

映画「さらば愛しきアウトロー」感想 紳士的だからって強盗は良くない

どうもきいつです 実話をもとに作られた映画「さらば愛しきアウトロー」観ました 人生で60回以上も強盗を行いそして、脱獄したのは18回にもおよぶ実在の人物をモデルに描いたクライムドラマ 主演は本作で俳優引退と公言している長年にわたり活躍してきた名優…

映画「新聞記者」感想 とても面白かった でも、この映画を全て鵜呑みにしていいのか?

どうもきいつです サスペンス映画「新聞記者」観ました 東京新聞記者の望月衣塑子の同名ベストセラーを原案に若き新聞記者とエリート官僚の対峙と葛藤を描いた社会派サスペンス 「オー!ファーザー」「デイアンドナイト」などの藤井道人が務めています あら…

映画「凪待ち」感想 絶望の中に希望を感じる 最後には優しい気持ちになれる映画

どうもきいつです ヒューマンドラマ映画「凪待ち」観ました 人生につまづき落ちぶれた男の喪失と再生を描いたヒューマンドラマ 主演は香取慎吾脚本を「クライマーズ・ハイ」などの加藤正人が務め監督は「孤狼の血」「凶悪」などの白石和彌が務めています あ…

映画「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」感想 感動と笑いが良いバランス

どうもきいつです 親子の絆を綴った映画「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」観ました 息子であることを隠し父親とオンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」をプレイする日々を綴りドラマや書籍にもなった人気ブログを映画化した作品 監…

映画「スリー・ビルボード」感想 これはサスペンス映画ではない

どうもきいつです 数々の賞を受賞した映画「スリー・ビルボード」観ました 架空の田舎町を舞台に娘を殺害された母親が警察を批判する看板を設置したことから巻き起こる事件を描いた2017年の作品です 監督は「セブン・サイコパス」などのマーティン・マクドナ…

映画「WE ARE LITTLE ZOMBIES」感想 全て斜に構えた超エモい映画 大嫌い

どうもきいつです 超エモい映画「WE ARE LITTLE ZOMBIES」観ました 感情を失くした子供たちが音楽を通して成長していく物語を独特の映像表現やセリフ回しで描いたジュブナイル映画 CMプランナーとしても活躍する長久充の長編映画の監督デビュー作 あらすじ火…

映画「ゲティ家の身代金」感想 ドケチな金持ちジジイにイライラする

どうもきいつです 実際の事件を基にしたサスペンス映画「ゲティ家の身代金」観ました 1973年に起こったアメリカの大富豪ジャン・ポール・ゲティの孫が誘拐された事件を映画化した2017年のサスペンス映画です 監督は「エイリアン」「ブレードランナー」などの…

映画「フェリシーと夢のトウシューズ」感想 夢さえ持っていれば全て上手くいくのか?

どうもきいつです アニメ映画「フェリシーと夢のトウシューズ」観ました バレリーナを夢見る少女がパリへ行き夢をかなえるために奮闘する姿を描いた2016年のフランス、カナダ合作のアニメーション映画 「カンフー・パンダ」などに携わったアニメーションディ…

映画「響-HIBIKI-」感想 これは平手友梨奈に惚れる

どうもきいつです 欅坂46の平手友梨奈主演映画「響-HIBIKI-」観ました マンガ大賞2017で大賞に輝いた柳本光晴による漫画作品「響~小説家になる方法~」を欅坂46の平手友梨奈を主演に実写映画化した2018年の作品 文芸の世界を舞台に15歳の天才女子高生小説家…

映画「トゥルーマン・ショー」感想 コメディーかと思ったらすごく怖い映画だった

どうもきいつです コメディー映画「トゥルーマン・ショー」観ました ある男の生涯がテレビ番組として放映されていたという物語その番組の主役であるトゥルーマンの姿を描いた1998年の作品監督はピーター・ウェアー主演はジム・キャリーです あらすじ典型的…

映画「勝手にふるえてろ」感想 痛々しい狂気の女に共感する

どうもきいつです 恋愛映画「勝手にふるえてろ」観ました 芥川賞作家の綿矢りさの恋愛小説を実写映画化した2017年の作品 突然告白してきた職場の同僚と 中学時代から片思いしていた同級生との 間で揺れ動く女性の恋の行く末を描いています 「放課後ロスト」…

映画「三尺魂」感想 発想が面白い そんなに悪くない良作

どうもきいつです SFドラマ映画「三尺魂」観ました 集団自殺を試みた訳ありの人たちが タイムリープに陥ってしまった姿を 描いた2018年のSFドラマです 監督は本作が長編第2作となる 加藤悦生です あらすじ ネット掲示板で知り合った4人の男女が 集団自殺を…

映画「愛がなんだ」感想 自分の痛いとこをチクチクつつかれる

どうもきいつです 恋愛映画「愛がなんだ」観ました 「八日目の蝉」「紙の月」などで知られる 直木賞作家、角田光代の恋愛小説を 映画化した作品 片思いの相手を 一途に追い続ける女性の姿を描いています 「パンとバスと2度目のハツコイ」などを 手掛けた今泉…

映画「モリのいる場所」感想 とても不思議な映画 熊谷守一に興味が湧く

どうもきいつです 実在の画家、熊谷守一の姿を描いた映画 「モリのいる場所」観ました 30年もの間ほとんど自宅から 出ることなく庭の生命を描き続け 97歳で亡くなるまで生涯現役だった画家 熊谷守一を主人公に描いた2018年の作品 晩年のとある1日を描いてい…

映画「セブンティーン・アゲイン」感想 自分の人生は誇るべきもの そう思わされる

どうもきいつです コメディ映画「セブンティーン・アゲイン」観ました 負け組の30代の男が17歳の頃の姿に 戻って人生をやり直そうと奮起する姿を 描いたコメディードラマ 「17歳の処方箋」などのバー・スティアーズが 監督を務める2009年の作品です あらすじ…

映画「聲の形」感想 コミュニケーションの大切さが ひしひしと伝わった

どうもきいつです アニメ映画「聲の形」観ました 週刊少年マガジンにて連載されていた 大今良時による同名漫画を 「けいおん!」などで知られる 京都アニメーションと山田尚子監督により 長編アニメ映画化された2016年の作品 主人公が転校生の少女とのある出…

映画「アイ・オリジンズ」感想 とても興味深い 科学と神秘の論争の先は

どうもきいつです SF映画「アイ・アイオリジンズ」観ました 「アナザープラネット」で注目を集めた マイク・ケイヒル監督による 2014年のSFラブストーリーです 最先端医療を研究する1人の青年が 瞳を手掛かりに運命の人との繋がりを 探す数奇な人生を描いた…

映画「運び屋」感想 ジジイの哀愁が心に刺さる

どうもきいつです 実話を基にした映画「運び屋」観ました 「グラン・トリノ」「ハドソン川の奇跡」などのクリント・イーストウッドが 監督、主演を務めた作品 イーストウッド自身の監督作では 10年ぶりの主演を務めます 87歳の老人が1人で大量のコカインを…

映画「プラダを着た悪魔」感想 いろいろ好きな要素が多かった てか全部好き

どうもきいつです コメディ映画「プラダを着た悪魔」観ました 働く女性を主役に描いた 2006年のコメディ作品です ローレン・ワイズバーガーの 同名小説の映画化で テレビシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ」などのデビット・フランケルが監督を務める …

映画「グリーンブック」感想 思った以上に笑えた 2人の友情にほっこりする

どうもきいつです コメディ映画「グリーンブック」観ました 第91回アカデミー作品賞を受賞した作品 黒人ピアニストと彼に雇われた 白人の運転手が 黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を 手に人種差別が残るアメリカ南部を巡る という実話を基にした物語です…

映画「blank 13」感想 初監督でこんなの作れるんですね

どうもきいつです 家族ドラマを描いた映画「blank 13」観ました 俳優、斎藤工の長編監督デビュー作 放送作家のはしもとこうじの 実話を基にした家族の物語を描いた 2018年の作品です あらすじ 13年前に借金を残し姿を消した父親が 余命3カ月という状態で 消…

映画「娼年」感想 SEXギャグコメディ映画だと思う たぶん

どうもきいつです 娼夫として生きる男を描いた映画「娼年」観ました 石田衣良の同名小説を 「愛の渦」「何者」などの三浦大輔が 映画化した2018年の作品 主演を松坂桃李が演じています 性的描写を全面的に押し出した R18指定の映画です あらすじ 大学生のリ…

映画「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」感想 このラストに答えを見出すのは難しすぎる

どうもきいつです 貧困層の人々を描いた映画「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」観ました 映画「タンジェリン」で高く評価された ショーン・ベイカー監督が フロリダの安モーテルを舞台に 貧困層の人々の日常を 6歳の少女の視点から描いた作品です キャ…

映画「ファースト・マン」感想 すごい映画だけど チャゼル監督の映画はハマらない

どうもきいつです 宇宙飛行士ニール・アームストロングの半生を描いた映画「ファースト・マン」観ました ジェームズ・R・ハンセンが記した アームストロングの伝記「ファーストマン」を 原作にした作品 監督は「セッション」「ラ・ラ・ランド」などの デイ…

映画「アマデウス」感想 天才と凡人 やっぱり天才になりたい でも絶対になれない

どうもきいつです 音楽家モーツァルトの生涯を描いた映画「アマデウス」 観ました ブロードウェイの舞台「アマデウス」を 映画化した1984年の作品です モーツァルトと同時代に活躍していた 音楽家アントニオ・サリエリの視点から 描かれた物語になっています…

映画「七つの会議」感想 顔面VS顔面 顔面オンパレード

どうもきいつです 社会派エンターテイメント映画「七つの会議」観てきました 池井戸潤の同名企業犯罪小説を ドラマ「半沢直樹」「下町ロケット」などを 手がけた福澤克雄の監督で映画化 俳優陣は野村萬斎、香川照之などの クセの強い大物俳優たちが顔をそろ…

映画「チワワちゃん」感想 インスタ映えの映像化 これがエモいってヤツっすか?

どうもきいつです 現代の若者を描いた青春映画「チワワちゃん」観てきました 岡崎京子作の短編漫画「チワワちゃん」の 実写化映画です SNSが普及した現代の東京を舞台に イマドキの若者たちの青春を描いた群像劇です あらすじ ある若者グループの中心的人物…

映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」感想 鬱映画だけどそれだけじゃない 人生の糧になる作品

どうもきいつです 映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」観ました 2000年に公開されたデンマークの映画 手持ち撮影主体のドキュメンタリーの ようなカメラワークと 主人公の妄想を表現した 色鮮やかなミュージカルシーンが 特徴的な作品 鬱な映画としてもとて…

映画「クリード 炎の宿敵」感想 マジで何回泣かすの? 前作以上に熱い作品

どうもきいつです クリードの2作目「クリード 炎の宿敵」観てきました ロッキーシリーズのスピンオフ作品 「クリード チャンプを継ぐ男」の続編 今回は「ロッキー4 炎の友情」で アドニスの父アポロを葬った イワン・ドラゴの息子ヴィクターが登場し アド…